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dw9000キックペダルについ... 投稿者:FUNAMI - 2008/12/07(Sun) 17:55:21 No.572    引用する 

先日DW9000のツインペダルを購入しました.

今までは,DW5000,パールなどのシングルをスプリングをゆるくして使ってました.

DW9000がものすごく使いやすいという噂を良く聞くのと,ツインペダルに移行したかったので,DW9000のツインを購入しました.

ですが,DW9000でスプリングをゆるくして叩いても全然うまく叩けません.
急にグルーブが出なくなり非常に悩んでます・・・

以前からキックのスプリングは,緩めるべきなのか,きつくするべきなのか,また緩めるならどの程度まで緩めれば良いのかよく悩んでいました.

DW9000の場合,どう使うのが好ましいのでしょうか?


Re: dw9000キックペダルに... 投稿者: - 2008/12/14(Sun) 02:16:15 No.573   <Home>  引用する 

FUNAMIさん、はじめまして。
ご質問をありがとうございます。

また
回答が遅くなりましたこと、
大変申し訳ありませんでした。

それではまず
DRUM FORUMスタッフの市川光一より
DW9000に対してのレポートをご覧下さい。

その後、
下記の回答をご覧頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。



” DW9000”

今、確かに一番人気の有るペダルです。

重厚な作りに似つかわしくない軽いアクションであり、
そして
従来の一般的なペダルと一体何が違うのか?

それはペダル自体の基本的な構造に有ります。


一般的なペダルでは...

外側の支柱2本の間を六角形のシャフトがつなぎ、
そのシャフトには
ビーターを固定するビーターホルダー
チェーン(もしくはベルト)の乗るカムが取り付けられています。

フットボードを動かすと
チェーンがカムを引っ張り
六角形のシャフトを回し
シャフトに取りついているビーターホルダーを回して
ビーターが打面に当たる仕組みになっています。

そしてスプリングは六角シャフトの動きに連動し、
フットボードの位置を常に同じ位置に支持する働きを担っています。



ではDW9000をよく見てみてください。

フットボードを動かして、
チェーンがカムを引っ張るところまでは同じです。

しかし、カムと連動して動くはずの六角シャフトが有りません。

あくまで両側の支柱から伸びるシャフトはカムを固定するだけの役割で、
連結もボールベアリングを用いることにより、
カムの動作は独立しています。

そしてカムとビーターホルダーを一体成型にすることによって、
フットボードの動きを直接的にビーターに伝える構造になっています。

シャフトが回らないので、
スプリングは支柱の内側にセットされ、カムに直接取りついています。
結果、ペダルのフレーム全体にかかるねじれを克服しています。



長々と書いてきましたが要するに、

” DW9000”は
従来、ペダルの動作にかかる様々な
「力のストレス」「摩擦」「抵抗」
を極力排除、軽減し
非常に軽くスムーズな踏み込みを実現したペダルである、
ということです。

Re: dw9000キックペダルに... 投稿者: - 2008/12/14(Sun) 02:20:25 No.574   <Home>  引用する 

FUNAMI さん。はじめまして。
DRUM FORUMの菊嶋"KIKU"亮一です。

ご質問ありがとうございます。

早速ですが回答に移らせていただきます。


まず始めに触れておきたいのですが、
キックペダルはメーカーにより、
使用感はかなり変わります。
異なる要因として、
・ペダルボードの重さ
・スプリング本来の強さ、
・稼動部カムの形状
など、挙げていけばキリが無いほど様々なものがあります。

同じようにドラマーによって
叩きやすい好みのセッティングも多種多様です。

セッティングに関しては、
明確な回答を差し上げることが出来ません。



そこで
FUNAMIさんに考えていただきたいことは、
DW9000=「今回のペダル」は
どの様にすれば
「自分にとって」踏みやすいセッティングになるか、ということです。

前のペダルが踏み易かったのであれば
その踏み心地に近づけるにはどうすればよいのか、
を探すようにセッティングを見つけ出してください。

ペダルが違えば
セッティングの方法や仕組みも変わります。

前のペダルのセッティングの理屈を一切忘れ
踏み心地だけを意識しセッティングして下さい。


今のペダルの踏み心地は
前のペダルに比べて
どの様に踏みづらいのか

スプリングがキツい?緩い?
ビーターの角度が狭い?広い?
同じ様にフットボードの角度は?
ビーターの種類による踏み心地の違いはある?
(前のペダルについていたビーターをつけてみるのも良い手段です)
ビーターの長さは長い?短い?

など、
チェックポイントは様々あります。


例として...
ビーターをセットする長さを変えると、
踏み心地はかなり変わります。
短くすればコントロールしやすく、
長くすればパワーが出やすくなります。

長さを変えた場合、
ビーターの振り幅が変わります。
振り幅が変わると、フットボードの踏み込み幅も
比例して変わります。
それに伴いビーターの角度も
好みに合わせて調整してください。

DW9000の場合、
フローティングスプリングアッセンブリー部の
カムとの接点でビーターの角度が調節できるでしょう。



上記の通り、
新しいペダルに多く触れ、
「自分にとって」のベストセッティングを
探し出してください。




ペダル側のセッティングはもちろんですが、
演奏者側の調整でも解決法が見つかるかもしれません。

フットボードの奥(ヘッド側)を踏むか手前(自分側)を踏むかによって
アクションは大きく変わります。

奥側を踏む程、
ビーターを動かす為の踏み込み幅が広い為、
ニュアンス等、細かいコントロールが容易になります。

逆に手前側を踏むと
踏み込み幅が少しで済む為
コントロールは難しくなりますが、
早いアクションがし易くなったり、
ビーターを早く動作するので、
大きな音量が出しやすくなります。

是非試してみてください。



ペダルは、ほんの少しのセッティングで
踏み心地が変化するものです。
時には大胆に変えてみるのも良いかもしれません。

また
自分のテクニックの向上や肉体の成長ととともに
セッティングも変化させる必要が出て来ます。

常に
「自分にとって」のベストセッティングであるかどうかを
注意し続けて演奏に向かってください。


また以前の質問の中に、
ペダルのセッティングに関するものがありましたので
記事 No.328 にも是非一度目を通してみてください。


今後も、疑問質問がありましたら、
是非書き込みにいらしてください。

またのコミュニケーションお待ちしております。

Re: dw9000キックペダルに... 投稿者:FUNAMI - 2008/12/16(Tue) 18:09:05 No.576    引用する 

市川光一様

ご返信ありがとうございます.
DW9000のペダルの仕組みが理解できました.

僕は今までのペダルのシャフト部分の回転でかかる負荷を含め,遠心力と跳ね返りを使って叩いてました.

そのせいでおそらくDW9000の負荷が軽減されているのに身体が慣れていないのだと思います.

と,いうことがわかりました!

もうしばらく9000で叩いてみます★

ありがとうございました♪
またお願いします!!



Re: dw9000キックペダルに... 投稿者:FUNAMI - 2008/12/16(Tue) 18:30:49 No.577    引用する 

菊嶋"KIKU"亮一様

沢山のアドバイスをありがとうございます.

DW9000が自分にあっていないとか考える前に,いろいろ試して見ます.
実際にこの9000で上手に叩いている人もいますし,今僕に合わなくても実際には自分にも合っている可能性もまだまだありますし.

ほんとにいろいろやってみます.
ありがとうございました★

叩き方の工夫はしばらくしてから取り掛かってみます.
とりあえず今は,今までグルーブを出せてた自分を信じたいので.

またお願いします!!


Re: dw9000キックペダルに... 投稿者:DRUM FORUM 市川光一 - 2008/12/17(Wed) 00:09:50 No.578    引用する 

FUNAMIさん、
丁寧なお返事ありがとうございます。

DW9000は軽さと安定感を両立した素晴らしいペダルです。

また迷うことがあれば、いつでもこちらにいらしてください。
お待ちしています。

Re: dw9000キックペダルに... 投稿者: - 2008/12/17(Wed) 01:23:08 No.579    引用する 

FUNAMIさん。
お返事ありがとうございます。

セッティングにも奏法も、明確な正解はありません。

自分なりにドラムを演奏し、研究し、
ドラムという楽器をより好きになって下さい。
「好奇心を持って楽しむこと」は上達への近道です。


> 今僕に合わなくても実際には自分にも合っている
可能性もまだまだありますし.

私もその通りだと思います。
時間をかけて向き合って可能性を広げて下さい。


> とりあえず今は,今までグルーブを出せてた自分を信じたいので.

いままで出来たことは必ず出来ます。
自分に自信を持って、ドラムを叩いて下さい。

これからもDRUM FORUMを是非ご利用下さい。
応援しています。

ドラムソロについて 投稿者:cherry - 2008/11/15(Sat) 18:53:40 No.565    引用する 

初めまして。いつも参考にさせてもらっています。
初めて質問をさせていただきます。

私は今まで、基礎練習や曲のコピー、直接スコアを見たりして練習をやってきました。しかし、今度私に任された譜面に「solo」と記入されており、しかもしばらく一人でやり続けなければいけないほど長いソロで、どのようにソロを加えていけばいいか悩んでいます。よろしければ何かアドバイスなど貰えないでしょうか。ちなみに曲のジャンルはジャズ系です。よろしくお願いします。

Re: ドラムソロについて 投稿者: - 2008/11/23(Sun) 04:23:51 No.566   <Home>  引用する 

cherryさん、初めまして。

ご質問を頂き、
また
いつもご参考にして下さっているとのこと、
とても嬉しく思います。
ありがとうございます。

そのご期待に添えず
回答が遅れておりますこと、
大変申し訳ありません。

もう少しだけお待ちください。
必ず回答いたします。

よろしくお願いいたします。

Re: ドラムソロについて 投稿者: - 2008/11/24(Mon) 03:47:44 No.567   <Home>  引用する 

cherryさん、
あらためましてこんにちは。

今回のご質問、
そしていつもご活用くださっているとのこと
とてもとても嬉しく思います。
ありがとうございます。

また
回答が大変遅れましたこと、
本当に申し訳ありませんでした。

お詫びいたします。



では早速回答へ。。。


まずこのコーナーの記事No.361を
是非ご覧下さい。

ここにあるソロに対しての回答が
cherryさんへの回答にもなっていることを
ご確認いただければ、と思います。


重複するようですが、
ソロは練習しなければ決して出来上がりません。

繰り返し繰り返し
自分が納得するまで練習を積み重ねてください。





では
cherryさんへの具体策を。。。


その曲で任されているソロパートは
何小節分あるでしょうか?

それをまず数えてください。

そしてそれを
いくつかに分割して練習をしてください。


例えば32小節のソロであれば
「四分割=8+8+8+8」
に分け、
その8小節ずつをそれぞれ独立させて完成させるように
練習をしてください。

8小節が長ければ
八分割の4小節ずつでも問題はありません。


その分割して短くなった小節間を
「ちょっと長めのフィルイン」という感覚で
まとめてみてください。

そして
一つ一つのまとまり、固まりを
覚えるくらいに完成させてください。




次に
これらをつなぎ合わせる練習に移ります。

最初は一つ目と二つ目、三つ目と四つ目をつなげて、、、
のように二つの固まりをつなげるように練習し完成させます。

次に四つずつ、
次は、、、と増やしていきます。



結果的に
長い間のフレーズや内容を覚えることになります。

慣れないうちは譜面にしたり、
自分だけが分かるようなメモにして書いておくのも良い方法です。




全てがつないで練習が出来ていくうちに
全体像が見えてくることと思います。

そのとき
その固まりの順番を考え直してみることを
お勧めいたします。

曲の内容やドラムソロの盛り上がり方などに対して、

流れをくずしていないか?
きちんと盛り上がるか?

そしてなにより

格好良いか?

を「聴いている人の立場」で見直してみてください。

このとき
役に立つのが練習の録音です。
自分の練習の音を是非録音して
それを確認をしながら練習を繰り返してください。

また
一緒に演奏している人の意見も
大きな参考になります。

いろいろな意見を訊ね、
組み立てに役立ててください。




初めて、や
苦手、怖い、、、などを感じるようであるならば
必ず「準備」を怠らないようにしてください。

今回の場合、
譜面、メモ、録音、確認、繰り返し、、、
などがそれにあたります。






どんな楽器や歌でも
「インプロヴィゼーション=即興演奏」が
ソロの醍醐味、
のように語られることが多くありますが、
声や文字で発する言葉と同様で
自分がよく知っているものや使い慣れたものでない限り
人に伝えること、
そして伝わることがとても困難になってしまいます。


そのためにも
ソロを練習し、
ソロを聴き、
ソロを知ってください。

言葉と同様に
「ボキャブラリー」を増やすことで
表現したいことや伝えたいことが
思い通りになり、より容易になっていきます。



今回のソロのテーマ、
というものを決めてみることを
アイデアとしてお渡しいたします。

「・・・っぽく」
「カッコ良く」
「間違えない!」
「テンポキーブ」
「自己満足!!」
など。。。

なんでも
どんなことでも構いません。

ひとつでもふたつでも
混ぜても構いません。

何か目標となるポイントを見つけて
臨んでください。

そして
それを達成させてください。




素敵なステージになることを
祈っています。




また何か疑問質問があれば
いつでもこちらにいらしてください。

また
直接のレッスンも是非ともご一考ください。


次回のコミュニケーションを
楽しみにお待ちしています。

Re: ドラムソロについて 投稿者:cherry - 2008/11/25(Tue) 13:10:17 No.568    引用する 

ご丁寧に指導していただき、誠にありがとうございます。ソロのテーマを決め、フレーズを区切って確実に練習すれば、確かに納得のいくソロができるでしょう。アドバイスを感謝します。とにかく頑張ってみます。
ちなみにソロはテンポ200の8小節分で、曲名は「聖者の行進」という有名なジャズ曲です。

Re: ドラムソロについて 投稿者: - 2008/11/26(Wed) 03:41:14 No.569   <Home>  引用する 

ご丁寧なお返事をどうもありがとうございます。

8小節間なら2小節ずつに区切ると
分かりやすくなりそうですね。

その曲は私も何度も演奏したことがあります。
思いっきりドラムを目立たせるように
是非「挑んで」ください!!

次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしています!

ダブルキックと半オープン 投稿者:たいやき - 2008/09/05(Fri) 20:56:02 No.547    引用する 

こんにちは、また質問させていただきます。
今回は二つあります。


今、アジアンカンフージェネレーションのフラッシュバックという曲をやってるんですが、BPMが速くてついていけません。

特にバスドラが出来ません。
BPMがなんなのかはよくわかりませんが、180〜200辺りではないかと思います。
そこで、ダブルキック?というやつを使いたいと思ってるんですが、ダブルキックがどんなものなのかわかんないというのと、ダブルキックの練習法がわからないので、ぜひ教えて下さい。




あと、今まではドラム初心者ということで、半オープン?というやつをやらなくてもいいよ、と言われてましたが、バンドメンバーにそろそろ使えと言われたので、練習したいと思ってます。

半オープンとは何センチぐらい開けているのかや、半オープンの練習方法などを教えて下さい。



初心者の質問ですみませんが、教えて下さい。
お願いします。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/09/12(Fri) 02:12:29 No.550   <Home>  引用する 

たいやきさん、こんにちは。

再度のご質問、
ありがとうございます。
とてもうれしく思います。

前回に続き、
大変申し訳ありませんが、
もう少しだけお時間を下さい。

必ず回答致します。
ご容赦下さい。

よろしくお願い致します。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/09/14(Sun) 18:09:53 No.551   <Home>  引用する 

たいやきさん、こんにちは。
DRUMFORUM実石昌也です。
再びのご質問ありがとうございます。


誰でも最初は初心者です。
分からないことはどんどん訊いて下さい。
この質問箱はそのために有るのです。
お気になさらなくて大丈夫です。


では
早速回答に移らせて頂きます。


まずは「ダブルキック」についてです。
「ダブルアクション」という言い方をするときもあります。

「ダブルキック」とは
分かりやすく言いますと
「足での二連打」のことです。

この奏法は、バスドラを鳴らす時に
「ドン」と一発ではなく、
「ドド」と二発鳴らす奏法です。

奏法としては
大きく分けて
「スライド奏法」と「アップダウン奏法」というものがあります。

「スライド奏法」は
ペダルの上で足(靴)を滑らせながらの奏法、
「アップダウン奏法」は
足首の動きを使い、つま先とかかとをシーソーのように動かす奏法です。


ダブルキックの練習方法についてですが、
質問No.518の「高速ダブルキックについて」の記事に詳しく載っています。

是非ご参考下さい。




続いて
半オープンについてです。

半オープン=ハーフオープンという言い方が一般的です。
以下はそれに従って説明させていただきます。

ハーフオープンは、
ハイハットを使っての奏法ですが、
その名の通り、
ハイハットを完全に閉じたり
完全に開けて叩くのではなく、
少しだけ開けて
上下のハイハットが少し擦り合わさる状態で叩きます。


音を文字で表しますと、
完全に閉じてしまう「チッ」という音に対して、
ハーフオープンは「ツィー」とか「シャー」「ジャー」という様に、
伸びた音になります。


やり方についてですが、
そんなに難しく考える必要はありません。

また、特に開き具合の間隔に決まりはありません。

練習というよりも
調整、という感覚で臨んでみてください。

まずはクローズ音が得られるように
ハイハットのペダルの上に足を乗せ
好みのハーフオープンの音が得られるように
つま先を上げていくようにして
開き具合を調整してください。


また、スティックの当てる場所や角度などによっても音が変わります。

そのため
今までにはないような
手や足首の繊細な動きや感覚が必要となってくる場合があります。


コピーする曲の音源を参考に
ハイハットの音色をよく聴いて試行錯誤してみて下さい。



あらためまして
大変申し訳ありませんが、
今回のご質問は
どちらも言葉のみでの説明はとても困難で伝え難いものでもあります。

幸いなことにここ最近では特に、教則やライヴのDVD、
インターネット上での動画サイトなどで
気軽にドラマーの姿や奏法などを
目と耳の両方で詳しくチェックすることが出来るようになってきました。

特にインターネット上では無料で閲覧可能なところも多いので
是非探してみてください。

好きなドラマー、バンド、
興味がある、名前を聞いたことがある、、、
そんなところからチェックをしてみてください。


DRUM FORUMオススメサイトを紹介します。
http://www.drummerworld.com/

世界中のあらゆるドラマーの音と映像がチェックできます。
是非ご覧になってみてください。




前回に続き、今回頂いた文面からも
たいやきさんのやる気がすごく伝わってきます。

練習は必ず結果が出ます。
その勢いでどんどん練習を積み重ねて下さい。


何か不明な点や、その他の質問等ございましたら、
いつでも書き込みにいらして下さい。

また
直接のレッスンも是非ご一考ください。

次回のコミュニケーションを
楽しみにお待ちしております。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者:たいやき - 2008/10/15(Wed) 23:59:50 No.558    引用する 

返事が大変遅くなってすみません。
前回に続き丁寧な回答ありがとうございます。
これからも練習を頑張りたいと思います。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/10/16(Thu) 01:30:29 No.559   <Home>  引用する 

たいやきさん、
丁寧な御礼の書き込みを頂きまして
ありがとうございます。

その後、曲の練習の成果はいかがですか?

また何かあれば是非ご質問を!


お待ちしています!!

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者:たいやき - 2008/10/19(Sun) 12:04:43 No.560    引用する 

成果の方はですね、まだ下手なりに少しずつ出来るようになりました。
ありがとうございます。
これからも練習していきます。



それから、また質問になってしまうんですが、バンドでBPM170〜200ぐらいの曲を3曲やることになりました。それで、普通にハイハットを8分で刻むのもBPMが速くてうまくいきません。すぐに腕が疲れてきてしまいます。
筋肉がないからなんでしょうか、それとも叩き方が下手なんでしょうか。

それにタム回しなんかをする時は16分とか入ってきて腕が回りません。


そこで、速い曲でも、「リズムキープ」することと、「8分や16分でうまく叩く」にはどうしたらいいでしょうか。
教えて下さい。
お願いします。


Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/10/23(Thu) 23:15:42 No.561   <Home>  引用する 

たいやきさん、こんにちは。

再度のご質問をありがとうございます!!

そして...
こちらも再度申し訳ありませんが、
もう少しだけお時間をいただきたく思います。

必ず回答いたします。
お待ちください。
よろしくお願いいたします。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/10/29(Wed) 00:47:27 No.562   <Home>  引用する 

たいやきさん、こんにちは。

回答が大変遅れましたこと、
あらためまして大変申し訳ありませんでした。



それでは早速。。。


「スピードアップ」は
ドラマーにとって
いつの時代も常に大きな「壁」の一つです。

理想通りのプレイを手に入れるには
必ず時間がかかります。

そして
この「壁」は
その中でも絶対的に時間を必要とすることである
ということをまず始めに理解しておいてください。

この練習さえすれば
今すぐに、、、
明日から、、、
というものは一つもありません。




スピードアップのために必要なポイントは
三つあります。

・肉体
そのテンポでのプレイに反応できる
瞬発力、持久力を蓄えた肉体が必要です。

ドラマーが使う肉体は
非日常的なものがとても多く、筋トレなどで鍛え上げることが困難な状態です。
練習を積み重ねることで手に入れることが一番の早道です。

一つの練習に対して
3〜5分間を持続して練習を積み重ねることを意識してください。

※3〜5分間=一般的な一曲分の長さ。

シングルストロークやフットワーク、
パターンの練習も全て同様にこの時間の持続を意識してください。



・技術、知識
手のスピードアップであれば
スティックコントロール、フィンガーコントロール、リストコントロール、
リバウンド、、、など、
様々なテクニックを利用することとなります。

それらを理解し、会得し、どのように使うか、を
プレイの内容によって使い分ける必要があります。


・耳
プレイの内容が
自分の理想通りに本当に出来ているかどうか、
叩くべきことがどんな音になっているか。
そして
今、現実の自分のプレイがどうなっているか、
どう修正すれば良いか。

これらを叩きながら、または録音した物を聴いて
確認出来ることが必要です。




特に
この三つ目の「耳」=聴き取る
ということは
未熟なときであればあるほどとても困難であり、
頭の中でつい「出来たつもり」のまま
身体だけを鍛え上げる、という練習をする人が多く見受けられます。

理想=原曲など

現実=今の自分のプレイ

を常に比べながら
練習を積み重ねることを決して忘れないでください。



次に
現実的な問題として
「今すぐに」演奏する必要がある、
というときのための対処方法を。。。


速くて叩き切れないものなどは
ハイハットの8分音符を4分音符に変えたり
16分のフィルを自分の叩きやすいフレーズに変えるなどして
曲のテンポや長さを歪めること無く、
且つ、自分が今出来る最良の演奏を心がけることが大事です。

例えば、
「タカタカ」というフィルインを
「タンタカ」という様にして、、、など、
自分が今すぐ演奏できる範囲で工夫をし、
格好良く納得がいくフィルインを試行錯誤してみて下さい。


しかし、
それをすることによってバンドメンバーに
「もっと原曲っぽく演奏して欲しい」と言われるかもしれません。

ここで考えて欲しいことは
「ドラム」を上手くプレイすること、ではなく
「曲」を格好良く出来上がらせること、です。



バンドの中で
ドラムが歪むと全体が歪んだように聴こえてしまいがちです。

バンドの中のドラムの役割でとても重要なことは
「安定」すること
そして
「止まらない」ことです。


自分のドラムのプレイのみに注目をし、
テンポやフレーズが歪んでも自分の中ではOK、もしくは気がつかない、
という状態では
ドラマーの役割はほとんど果たすことは出来ません。


練習を録音し、
ドラムだけではなく曲の出来上がりを聴き取り、
どこがどう歪んでいるか?
そのためにどうしたらよいか?
を自分で、そしてメンバーと一緒に考えてください。



ちなみに
テンポの問題はドラムだけに話が偏りがちですが、
テンポキープはパンドメンバー全員それぞれ一人一人がすべきことです。

録音したお互いの演奏を聴き比べ
確認してみることを大きくお勧めいたします。





最後に。。。

ご質問の意図とは
少し変わっているように感じるかと思います。

はじめにも書きましたが、
スピードアップに対して
即効性のある練習は一つもありません。

上記のことを集中して行うことで
出来る限りの早道になる、ということをご理解ください。



個人差、肉体差はあります。

ですから
よりベストな練習プランを提供できることとなる、
直接のレッスンがなにより望ましいことは事実です。

是非ともご一考いただければ、と思います。



練習を積み重ねる中で
更に細かい疑問点、質問点などがありましたら、
いつでもお気軽にお問い合わせください。

こちらでも直接でも構いません。




バンドメンバーの皆さんと一緒の
素敵なステージ、盛り上がったステージが出来上がることを祈っています!!

次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしています。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者:たいやき - 2008/11/02(Sun) 09:02:44 No.563    引用する 

丁寧な回答ありがとうございます。
練習の積み重ねが大事なのでたくさん練習します。
また質問するかもしれませんが、その時はまたお願いします。
ありがとうございました。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/11/02(Sun) 12:08:49 No.564   <Home>  引用する 

お返事、ありがとうございます。

いつでも
なんどでも
質問してください。

待っています。

若いドラマー、応援し続けます!!

演奏中のグリップ 投稿者:クロ - 2008/09/01(Mon) 14:38:09 No.543    引用する 

こんにちは、そして初めまして。
ちょくちょくここの記事を参考にさせていただいているのですが、練習していて気になることがあったので質問させていただきます。
僕はマッチドグリップで練習をしているのですが、フィルインなどでシングルストロークのタム回しなどを叩いていると、スティックの軌道の軸がぶれてスティックコントロールが難しくなってしまいます。
スティックを握りなおせば元に戻るのですが、演奏中にそんなことをする余裕もありません…。
何か解決法はないでしょうか??
軸をしっかりさせる練習法等でもいいのでぜひご教授ください。よろしくお願いします。

Re: 演奏中のグリップ 投稿者: - 2008/09/05(Fri) 09:23:58 No.546   <Home>  引用する 

クロさん、はじめまして。

ご質問、ご利用をありがとうございます。
とてもうれしく思います。

大変申し訳ありませんが、
もう少しだけお時間を頂きたいと思っております。

必ず回答させて頂きます。
お待ち下さい。

よろしくお願い致します。

Re: 演奏中のグリップ 投稿者: - 2008/09/08(Mon) 02:39:42 No.548   <Home>  引用する 

はじめまして、クロさん。
ご質問をありがとうございます。

DRUM FORUMスタッフ藤野隼司です。



それでは早速回答致します。


タム回しの際にスティックの軸がぶれるとのことですが
これはタムのヘッドに対し
スティックを斜めにストロークしてしまっている可能性があります。

タム回し等の際に
ヘッドに対してどのような角度で
ストロークをしているのか確認して下さい。

ドラムを叩く時、
基本的にはヘッドやスティックによる跳ね返りがあり、
それを利用し叩くことが多くあります。

タム回しなども
それを利用することが大事なポイントの一つでもあります。

そしてその跳ね返りは
↓(下)に対しては↑(上)に跳ね返り
\(斜め)に対しては/(逆側の斜め)に跳ね返ります。

斜めにストロークした場合は
上記の通り
跳ね返った後のスティックの位置が叩き出しと逆側に行ってしまいます。
それを無理矢理にでも
次に叩くタムの方向に持って行かなければならない、ということがおき、
結果、スティックの軌道が安定しにくくなってしまい
無理な力がスティックや手にかかり
スティックが手の中で落ち着きにくくなってしまいます。

また逆の発想で、
斜めの角度に叩き込むことで
移動先の方向にスティックを跳ね返らせる、という奏法もあります。

この場合
スティックの軌道を理解した上で
体を動かす必要があります。




それらを踏まえた上で
タム回しの時の
軌道のぶれから来るスティックの不安定解消のために
どうすれば良いか、、、、


それはタムのセッティングを見直すことです。

普段リズムを刻んでいる時はぶれず
タム回し等でのフィルイン時に軌道がぶれてしまうことから
基本ストロークが悪いのではなく
タムの位置、角度及びタムへの移動によるものだと考えられます。


セッティングは体の動きに大きな影響を与えるもので
少し角度を変えたり位置を変えるだけで
今まで叩けなかったものが自然に叩けたり
叩けたものが叩けなくなったりします。


セッティングの基本は体に無理を与えないことです。

体に無理を与えず
ヘッドに垂直にヒットする角度、位置、
もしくは
次のタムへの移動をしやすくするためのヘッドの角度、位置を探して下さい。


セッティングに体の動きを合わせるのではなく
体の動きに合うセッティングをするということを考え
セッティングを見直して下さい。

それをすることで
スティックの軌道のぶれは、かなり改善されます。




もう一点、大事なポイントを、、、

グリップです。

グリップは
人の数だけある、といっても過言ではありません。

細かいポイントは直接見てみないと分からないことばかりですので
ここでは一つのチェックを。

「握りやすいか、振りやすいか、叩きやすいか」
です。

単純なようですが、あらためて考えてみると
失礼ながら意外と「適当」だったりすることも少なくありません。

是非詳しくチェックしてみることをお勧め致します。


また、質問No.531も是非参考になさって下さい。



詳細なチェックのためにも
是非直接のレッスンもご一考下さい。


また今後もなにか疑問や質問等あれば、
いつでもいらしてください。
次のコミュニケーション、お待ちしております。

Re: 演奏中のグリップ 投稿者:クロ - 2008/09/17(Wed) 13:01:57 No.552    引用する 

丁寧な説明ありがとうございます。
すごく分かりやすくて助かりました!!
言われた通りにセッティングやグリップについて改めて考えてみたいと思います。
ではまた疑問が出ましたら、質問させていただきたいと思います。ありがとうございました!!

Re: 演奏中のグリップ 投稿者: - 2008/09/18(Thu) 00:52:42 No.553   <Home>  引用する 

クロさん、ご丁寧なお返事をありがとうございます。

まず書いてある通り、
そしてその後には
クロさん独自に思いつくことがきっと出てくるはずです。

改良、進化、そして進歩を目指して
練習を積み重ねてください。

いつでも気軽にお越し下さい。
そして
是非とも直接のレッスンもご一考ください。

次回を楽しみにお待ちしております。

ゴーストモーション 投稿者: - 2008/08/22(Fri) 20:59:53 No.538    引用する 

はじめまして。
私は、一年ほど前からドラムのレッスンに通い始めたのですが、ゴーストモーションというものが一向に出来ません。友達などに相談すると、別に出来なくても問題は無いと言われたのですが、私が習っている先生は左足を動かすことは、一番大事で抽象的だけどドラムに芯を通すため・・・と言われました。
でも、左足に意識を持っていくと今まで出来たことも出来なくなってしまいました。
それでも、出来なくてはいけないのでしょうか?

Re: ゴーストモーション 投稿者: - 2008/08/30(Sat) 02:49:32 No.542   <Home>  引用する 

あもさん、はじめまして。
ご質問ありがとうございます。

また回答が遅くなりましたこと、
大変申し訳ありませんでした。



では早速回答へ。。。

※前提として
一般的な右利きでのセッティング
(右足=バスドラム、左足=ハイハット)
として話を進めさせて頂きます。


まず始めに。。。

お友達がおっしゃっているように
ゴーストモーションは
ドラムを演奏するにあたって必ずしも必要な行為とは限りません。

あもさんの先生がおっしゃる「ドラムに芯を通す」という意味は、
ビートの軸/中心になる音符
(4分音符、8分音符、16分音符など)
をしっかり意識することになる、ということです。


一般的なポップスやロックにおいての8ビートや16ビートでは
左足=ハイハットは
ペダルを使って音を出すことが
バスドラムと比べ比較的少なくなります。

つまり
「空いている」「動かす必要がない」部位でありやすい、ということです。

そのため
その他の手足で行う複雑な動きを整理するために、
そのビートの中心となる音符を
「空いている」左足で刻んでやることで「芯」を通すように感じやすくなり、
まず自分自身が分かりやすい、
という理由から
左足のゴーストモーションを取り入れたドラマーが多い、
ということになります。

また
左足を動かす理由として
右足ばかりに意識や力を入れると身体のバランスが悪い、という点から
動かす人も多くいます。



ただし、
これはあくまで「感じる」だけであり
左足を動かせばOK、ということには決してなりません。

あくまで目安であり補助的な役割です。

少々意地悪な言い方をしてしまいますが、
左足は「メトロノームが仕込んである機械」ではありません。

その他の手足と同様、
練習を積み重ねないと正確なリズムをとることは
決して出来ません。


ビートやフィルインを叩く上で、
本来出すべき位置に音を持って行きやすいようにするため
その「目安」を使って「補助」して
出ている音を整えやすくする、ということになります。

最終的には
出ている音の判断=聴こえる音=耳での判断となり
身体が動いているからOK、とは決してなりません。


つまり
頭の中でその「芯」をしっかり意識し、
出ている音を整えることが出来るのであれば
左足は動かさなくても全く問題はありません。

問題は
「出ている音=聴こえる音」、
そしてその「ビート」「ドラムプレイ」がカッコいいかどうか、です。

ゴーストモーションに気をとられ、
ビートや演奏が不安定になるようでしたら、
ゴーストモーションをしないことも選択の一つです。


ちなみに、、、
ゴーストモーションを腰や肩、首の動きでとる人もいます。
左足が「絶対」では無いことを理解して下さい。




さて...
上記の通り、
ゴーストモーションは出来なくても全く問題ありません、と
説明を致しましたが、
あもさんが今後プレイしていく中で、
左足のコントロールが出来ることは損はない、と言うより、
日常生活の中でも意識の低い左足を
思い通りに「動かせるようになる」ということは
これからのドラムプレイにとても有効であることは確かです。

今までの説明と反するように感じるかもしれませんが、
「動いていないのはもったいない!」
という気持ちで
動かせるように練習を積み重ねることをお勧め致します。


では
左足をコントロールするための一歩目として、
シングルストロークやチェンジアップ、チェンジダウンなど
練習パッドなどでのストローク練習をする際などに、
左足を4分音符や8分音符で刻んでみて下さい。

そのときの注意点は
手の動きや音符に惑わされずに
左足をしっかりと4分、または8分音符をキープすることです。

メトロノームなどを使い、
手だけでなく左足もそのクリック音にきちんと合っていることを
気をつけながら音を出して下さい。

全てを気をつけることが出来るテンポからスタートすることが
とても重要です。
何となく合っている、では意味の薄い練習となってしまいます。

これらを積み重ねた上で
ドラムセットでのビートの中でも積極的に取り入れてみて下さい。



左足を動かしても動かさなくても関係ない、
それだけでなく
左足で出す音を効果的に使うプレイが出来るドラマー。

手足、楽器を思い通りにコントロール出来ることを目指して下さい。
応援しています。


練習していく中、
今レッスンを受けている中で
解決できない疑問があれば、
いつでもこちら、もしくは直接のメールにてご連絡下さい。

また
DRUMFORUMのレッスンでは
レッスン生一人一人に合った練習方法をきちんと話し合いながら
一緒に考えベストなもの選んでいきます。

直接見せて頂くことで
あもさんへの、より的確なアドバイスが出来ることも多いかと思います。

是非直接のレッスンもご一考下さい。


次回のコミュニケーション
楽しみにお待ちしております。

Re: ゴーストモーション 投稿者: - 2008/09/02(Tue) 01:19:34 No.544    引用する 

とても丁寧に回答していただいて、ありがとうございます。凄くわかりやすいと思いました。
これからも頑張ります。

Re: ゴーストモーション 投稿者: - 2008/09/03(Wed) 01:46:43 No.545   <Home>  引用する 

ご丁寧なお返事をありがとうございます。

練習は積み重ねることで
必ず結果がでます。

応援しています。
いつでもご連絡下さい。

待っています!!

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