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ダブルキックと半オープン 投稿者:たいやき - 2008/09/05(Fri) 20:56:02 No.547    引用する 

こんにちは、また質問させていただきます。
今回は二つあります。


今、アジアンカンフージェネレーションのフラッシュバックという曲をやってるんですが、BPMが速くてついていけません。

特にバスドラが出来ません。
BPMがなんなのかはよくわかりませんが、180〜200辺りではないかと思います。
そこで、ダブルキック?というやつを使いたいと思ってるんですが、ダブルキックがどんなものなのかわかんないというのと、ダブルキックの練習法がわからないので、ぜひ教えて下さい。




あと、今まではドラム初心者ということで、半オープン?というやつをやらなくてもいいよ、と言われてましたが、バンドメンバーにそろそろ使えと言われたので、練習したいと思ってます。

半オープンとは何センチぐらい開けているのかや、半オープンの練習方法などを教えて下さい。



初心者の質問ですみませんが、教えて下さい。
お願いします。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/09/12(Fri) 02:12:29 No.550   <Home>  引用する 

たいやきさん、こんにちは。

再度のご質問、
ありがとうございます。
とてもうれしく思います。

前回に続き、
大変申し訳ありませんが、
もう少しだけお時間を下さい。

必ず回答致します。
ご容赦下さい。

よろしくお願い致します。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/09/14(Sun) 18:09:53 No.551   <Home>  引用する 

たいやきさん、こんにちは。
DRUMFORUM実石昌也です。
再びのご質問ありがとうございます。


誰でも最初は初心者です。
分からないことはどんどん訊いて下さい。
この質問箱はそのために有るのです。
お気になさらなくて大丈夫です。


では
早速回答に移らせて頂きます。


まずは「ダブルキック」についてです。
「ダブルアクション」という言い方をするときもあります。

「ダブルキック」とは
分かりやすく言いますと
「足での二連打」のことです。

この奏法は、バスドラを鳴らす時に
「ドン」と一発ではなく、
「ドド」と二発鳴らす奏法です。

奏法としては
大きく分けて
「スライド奏法」と「アップダウン奏法」というものがあります。

「スライド奏法」は
ペダルの上で足(靴)を滑らせながらの奏法、
「アップダウン奏法」は
足首の動きを使い、つま先とかかとをシーソーのように動かす奏法です。


ダブルキックの練習方法についてですが、
質問No.518の「高速ダブルキックについて」の記事に詳しく載っています。

是非ご参考下さい。




続いて
半オープンについてです。

半オープン=ハーフオープンという言い方が一般的です。
以下はそれに従って説明させていただきます。

ハーフオープンは、
ハイハットを使っての奏法ですが、
その名の通り、
ハイハットを完全に閉じたり
完全に開けて叩くのではなく、
少しだけ開けて
上下のハイハットが少し擦り合わさる状態で叩きます。


音を文字で表しますと、
完全に閉じてしまう「チッ」という音に対して、
ハーフオープンは「ツィー」とか「シャー」「ジャー」という様に、
伸びた音になります。


やり方についてですが、
そんなに難しく考える必要はありません。

また、特に開き具合の間隔に決まりはありません。

練習というよりも
調整、という感覚で臨んでみてください。

まずはクローズ音が得られるように
ハイハットのペダルの上に足を乗せ
好みのハーフオープンの音が得られるように
つま先を上げていくようにして
開き具合を調整してください。


また、スティックの当てる場所や角度などによっても音が変わります。

そのため
今までにはないような
手や足首の繊細な動きや感覚が必要となってくる場合があります。


コピーする曲の音源を参考に
ハイハットの音色をよく聴いて試行錯誤してみて下さい。



あらためまして
大変申し訳ありませんが、
今回のご質問は
どちらも言葉のみでの説明はとても困難で伝え難いものでもあります。

幸いなことにここ最近では特に、教則やライヴのDVD、
インターネット上での動画サイトなどで
気軽にドラマーの姿や奏法などを
目と耳の両方で詳しくチェックすることが出来るようになってきました。

特にインターネット上では無料で閲覧可能なところも多いので
是非探してみてください。

好きなドラマー、バンド、
興味がある、名前を聞いたことがある、、、
そんなところからチェックをしてみてください。


DRUM FORUMオススメサイトを紹介します。
http://www.drummerworld.com/

世界中のあらゆるドラマーの音と映像がチェックできます。
是非ご覧になってみてください。




前回に続き、今回頂いた文面からも
たいやきさんのやる気がすごく伝わってきます。

練習は必ず結果が出ます。
その勢いでどんどん練習を積み重ねて下さい。


何か不明な点や、その他の質問等ございましたら、
いつでも書き込みにいらして下さい。

また
直接のレッスンも是非ご一考ください。

次回のコミュニケーションを
楽しみにお待ちしております。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者:たいやき - 2008/10/15(Wed) 23:59:50 No.558    引用する 

返事が大変遅くなってすみません。
前回に続き丁寧な回答ありがとうございます。
これからも練習を頑張りたいと思います。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/10/16(Thu) 01:30:29 No.559   <Home>  引用する 

たいやきさん、
丁寧な御礼の書き込みを頂きまして
ありがとうございます。

その後、曲の練習の成果はいかがですか?

また何かあれば是非ご質問を!


お待ちしています!!

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者:たいやき - 2008/10/19(Sun) 12:04:43 No.560    引用する 

成果の方はですね、まだ下手なりに少しずつ出来るようになりました。
ありがとうございます。
これからも練習していきます。



それから、また質問になってしまうんですが、バンドでBPM170〜200ぐらいの曲を3曲やることになりました。それで、普通にハイハットを8分で刻むのもBPMが速くてうまくいきません。すぐに腕が疲れてきてしまいます。
筋肉がないからなんでしょうか、それとも叩き方が下手なんでしょうか。

それにタム回しなんかをする時は16分とか入ってきて腕が回りません。


そこで、速い曲でも、「リズムキープ」することと、「8分や16分でうまく叩く」にはどうしたらいいでしょうか。
教えて下さい。
お願いします。


Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/10/23(Thu) 23:15:42 No.561   <Home>  引用する 

たいやきさん、こんにちは。

再度のご質問をありがとうございます!!

そして...
こちらも再度申し訳ありませんが、
もう少しだけお時間をいただきたく思います。

必ず回答いたします。
お待ちください。
よろしくお願いいたします。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/10/29(Wed) 00:47:27 No.562   <Home>  引用する 

たいやきさん、こんにちは。

回答が大変遅れましたこと、
あらためまして大変申し訳ありませんでした。



それでは早速。。。


「スピードアップ」は
ドラマーにとって
いつの時代も常に大きな「壁」の一つです。

理想通りのプレイを手に入れるには
必ず時間がかかります。

そして
この「壁」は
その中でも絶対的に時間を必要とすることである
ということをまず始めに理解しておいてください。

この練習さえすれば
今すぐに、、、
明日から、、、
というものは一つもありません。




スピードアップのために必要なポイントは
三つあります。

・肉体
そのテンポでのプレイに反応できる
瞬発力、持久力を蓄えた肉体が必要です。

ドラマーが使う肉体は
非日常的なものがとても多く、筋トレなどで鍛え上げることが困難な状態です。
練習を積み重ねることで手に入れることが一番の早道です。

一つの練習に対して
3〜5分間を持続して練習を積み重ねることを意識してください。

※3〜5分間=一般的な一曲分の長さ。

シングルストロークやフットワーク、
パターンの練習も全て同様にこの時間の持続を意識してください。



・技術、知識
手のスピードアップであれば
スティックコントロール、フィンガーコントロール、リストコントロール、
リバウンド、、、など、
様々なテクニックを利用することとなります。

それらを理解し、会得し、どのように使うか、を
プレイの内容によって使い分ける必要があります。


・耳
プレイの内容が
自分の理想通りに本当に出来ているかどうか、
叩くべきことがどんな音になっているか。
そして
今、現実の自分のプレイがどうなっているか、
どう修正すれば良いか。

これらを叩きながら、または録音した物を聴いて
確認出来ることが必要です。




特に
この三つ目の「耳」=聴き取る
ということは
未熟なときであればあるほどとても困難であり、
頭の中でつい「出来たつもり」のまま
身体だけを鍛え上げる、という練習をする人が多く見受けられます。

理想=原曲など

現実=今の自分のプレイ

を常に比べながら
練習を積み重ねることを決して忘れないでください。



次に
現実的な問題として
「今すぐに」演奏する必要がある、
というときのための対処方法を。。。


速くて叩き切れないものなどは
ハイハットの8分音符を4分音符に変えたり
16分のフィルを自分の叩きやすいフレーズに変えるなどして
曲のテンポや長さを歪めること無く、
且つ、自分が今出来る最良の演奏を心がけることが大事です。

例えば、
「タカタカ」というフィルインを
「タンタカ」という様にして、、、など、
自分が今すぐ演奏できる範囲で工夫をし、
格好良く納得がいくフィルインを試行錯誤してみて下さい。


しかし、
それをすることによってバンドメンバーに
「もっと原曲っぽく演奏して欲しい」と言われるかもしれません。

ここで考えて欲しいことは
「ドラム」を上手くプレイすること、ではなく
「曲」を格好良く出来上がらせること、です。



バンドの中で
ドラムが歪むと全体が歪んだように聴こえてしまいがちです。

バンドの中のドラムの役割でとても重要なことは
「安定」すること
そして
「止まらない」ことです。


自分のドラムのプレイのみに注目をし、
テンポやフレーズが歪んでも自分の中ではOK、もしくは気がつかない、
という状態では
ドラマーの役割はほとんど果たすことは出来ません。


練習を録音し、
ドラムだけではなく曲の出来上がりを聴き取り、
どこがどう歪んでいるか?
そのためにどうしたらよいか?
を自分で、そしてメンバーと一緒に考えてください。



ちなみに
テンポの問題はドラムだけに話が偏りがちですが、
テンポキープはパンドメンバー全員それぞれ一人一人がすべきことです。

録音したお互いの演奏を聴き比べ
確認してみることを大きくお勧めいたします。





最後に。。。

ご質問の意図とは
少し変わっているように感じるかと思います。

はじめにも書きましたが、
スピードアップに対して
即効性のある練習は一つもありません。

上記のことを集中して行うことで
出来る限りの早道になる、ということをご理解ください。



個人差、肉体差はあります。

ですから
よりベストな練習プランを提供できることとなる、
直接のレッスンがなにより望ましいことは事実です。

是非ともご一考いただければ、と思います。



練習を積み重ねる中で
更に細かい疑問点、質問点などがありましたら、
いつでもお気軽にお問い合わせください。

こちらでも直接でも構いません。




バンドメンバーの皆さんと一緒の
素敵なステージ、盛り上がったステージが出来上がることを祈っています!!

次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしています。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者:たいやき - 2008/11/02(Sun) 09:02:44 No.563    引用する 

丁寧な回答ありがとうございます。
練習の積み重ねが大事なのでたくさん練習します。
また質問するかもしれませんが、その時はまたお願いします。
ありがとうございました。

Re: ダブルキックと半オー... 投稿者: - 2008/11/02(Sun) 12:08:49 No.564   <Home>  引用する 

お返事、ありがとうございます。

いつでも
なんどでも
質問してください。

待っています。

若いドラマー、応援し続けます!!

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