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無題 投稿者: - 2009/01/17(Sat) 00:04:51 No.613    引用する 

応答ありがとうございました!感謝しています!

それでまたまた質問ですが、ライドシンバルがない場合は、やはりクラッシュを低くして、それなりの方法でつかんでしょうか?
また、チューニング方法がどこのサイトを見ても、まったく方法が理解することが出来ません。
もし言葉で説明できるならば、ご指導、応答よろしくお願いします

Re: 無題 投稿者: - 2009/01/24(Sat) 17:08:24 No.621   <Home>  引用する 

再びの質問をありがとうございます!

そして、、、
再びで大変申し訳ありませんが、
もう少しだけお時間を下さい。

必ず回答致します。
お待ち下さい。

Re: 無題 投稿者: - 2009/01/28(Wed) 01:42:49 No.624   <Home>  引用する 

kzさん、
あらためまして
再度のご質問をありがとうございます。

また
大変回答が遅くなりましたこと、
深くお詫び致します。
申し訳ありませんでした。


では早速回答へ。。。

ライドシンバルが無い場合、
クラッシュシンバルでも代用は可能です。

その場合、
出来るだけ大きなものを選ぶと
ビートを刻むために必要な音量を稼ぐことが出来やすくなります。

さらに
クラッシュシンバルでは叩いた音が長く響いてしまい
ビートを刻む音がぼやけてしまう場合がありますので
その場合は
表裏どちらでも構いませんので
ガムテープなどを張って響く音の長さを調節してみて下さい。
その場合、
音量も小さくなってしまいますので
音楽に合わせ調整して下さい。

またクラッシュシンバルの場合、
前回書きましたカップの音は
カップ自体も、その音も、
本来のライドシンバルより小さくなります。
ご注意ください。




それではもう一つ。。。



チューニングは
音を、
音楽を作るための作業行程の一つです。

そして
だからこそ
確実な答えがあるものではありません。

ですから
チューニング方法も
「これ!」といった確定したものが無いため
方法論もたくさんあり、
また
音に関わることなので
人、耳、物の個体差により
相当な違いがあります。

ですから
たとえ図解があったとしても
文字で伝えることが非常に困難なため
なかなか調べても見つけることが出来難いのだと思います。

一部のドラムの教則本などに
図解入りで載っているものもありますので
楽器店などで探してみることをお勧め致します。



では
具体的な方法を一つ、
紹介致します。

スネア、タム、バスドラム、、、
ドラムは基本的にはどれも同じ構造をしています。
ですから
どれも基本的には同じ方法でチューニングをします。

以下はタムとして説明致します。

1:
まず平らな台の上で
柔らかい布(タオルなど)の上にタムを置きます。
これは
チューニングをしているときに
裏(反対側)のヘッドが響いてしまわないためです。

布がヘッドが触れるようにしておいて下さい。

2:
チューニングをする側のヘッド(以下:表のヘッド)の真ん中に
指を置きます。
このとき決して押さないように注意して下さい。
押してしまうとそれだけでチューニングが変わってしまいます。

3:
チューニングボルト(ヘッドを支えるボルト)から
内側3〜5cmの所のヘッドを
真ん中を押さえながら軽く叩きます。
(タムの場合、4〜8カ所です。)

4:
それぞれのボルトの近くを順番に叩き
その音の音程差を聴き取ります。

5:
「この音に合わせよう。」という基準の音を一つ
その中から決めて下さい。
どれでも構いません。

6:
その基準の音に全てのボルトの近くの音が
同じ、または似るように
ボルトを締めたり緩めたりして調整して下さい。

※たくさんの音が同時に聴こえて来ますが
一番分かりやすく聴こえるものを一つ選んで下さい。

7:
はじめは大きく、
音が近づいて来たら小さく徐々に回して整えて下さい。

8:
整ったらその音を覚えておいて下さい。
そしてタムの上下を逆にしてください。

9:
その覚えた音と同じ/似ている音になるように
反対側のヘッドを同じ手順で整えます。

10:
上下のヘッドの音が整ったところで
下ごしらえ終了です。




この上下/表裏のヘッドの音が共鳴し
胴体に響くことでドラムは鳴ります。

上下のヘッドの音程差/張り具合を調整することで
様々な音を出すことが出来ます。


以下は一般的な音の作り方の例です。

a:表ヘッドが裏ヘッドより音程が高い場合は
音が裏に抜ける、ロックに合うような音になります。

b:裏ヘッドが表ヘッドより高い場合は
音が表に抜け、アタック音のはっきりした抜けのいい音になします。

c:裏ヘッドと表ヘッドが同じ高さの場合は
音が真中から横に抜け、広がりのある音になります。



ここで整えた音は上下が同じ音になっているはずです。

そして
12:
好みの音、好きな音になるように
上下の音程差、張り具合を調整していきます。


はじめのうちは
「どうしたらよいか...」とか
「いまどうなってるの?」とかになりがちです。

その場合は
上下を同じにする、というところに戻って下さい。

そこをリセットポイントとして
もう一度挑んで下さい。


13:
一つのタムで好きな音が出来たら
次のタム/ドラムの音を同じ手順で作って下さい。



少し省略することになりますが、、、

14:
それぞれのドラムが整ったら
ドラムセットとして叩き
「仲間はずれ」の音が無いかどうかをチェックします。

ドラムセットはセットで一つの楽器です。
全体のバランスを整えることが大事です。

15:
シンバルまで含め
全体のバランスが整ったところで
「チューニング」の第一段階が完成です。


このあと
演奏する音楽にフィットする音がどうかを
チェックし、
整うまで同じ作業を繰り返します。



これは一例です。
この他にも様々な方法があります。
是非参考にして試してみて下さい。



このように
一言でチューニング、といっても
とても複雑な行程が含まれます。

しかし
この行程の全てを経なければならない、
というわけではありません。

自分の好きな音、
音楽に合った音、音楽にとって良い音が出ているのであれば
途中だろうと構いません。


先ほども書きましたが、
最初のうちはどうしたらよいか分からなくなります。

その場合参考になるのが
CDなど、好きな曲や好きなドラムの音です。
コピー曲ならばその曲に似せる、という手もあります。

まずその音を見つけ、
それに近づくように作ることをお勧め致します。


作業を繰り返し、
いろんな音を知り、
いろんな音を作り、
さらにいろんな音を知り、、、

そして
自分の好きな音、
音楽にとっての良い音を理解することとなります。



はじめのうちは
「なんとなく...」で構いません。

「さっきよりは?」とか
「このまえよりは?」とかで問題ありません。

いろんな音を作り、知り、
自分の思う通りの音にたどり着くように
音を出し続け、作り出していって下さい。


時間はかかります。
でも
必ず見つかります。

まずは
始めてみて下さい。
試してみて下さい。

応援しています。


またなにか疑問質問がありましたら
いつでもいらして下さい。

次のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。

無題 投稿者:kz - 2009/01/08(Thu) 01:21:09 No.593    引用する 

はじめまして、ドラム暦半年の中学生の素人です。
僕は、3月中旬に卒業式終わりの謝恩会で皆の前で演奏することになってしまいました。
しかし、楽譜内に表示してあるカウベルがなくて、どうにも演奏できませんし、買うお金も用意できません。
どうしたらよいでしょうか?
あと、質問が色々とあるので、回答してくれたらありがたいです。

Re: 無題 投稿者: - 2009/01/15(Thu) 05:06:57 No.608   <Home>  引用する 

kzさん、はじめまして。

ご質問をありがとうございます。

回答が遅れておりますこと、
大変申し訳ありません。


もう少しだけお時間をいただきたく思います。
よろしくお願い致します。

必ず回答致します。
お待ちください。

Re: 無題 投稿者: - 2009/01/16(Fri) 03:35:32 No.610   <Home>  引用する 

kzさん、
あらためましてこんにちは。

ご質問をありがとうございます。
また
回答が大変遅れましたこと、
本当に申し訳ありませんでした。


それでは早速。。。

楽譜内に表示してあるカウベルがない、
とのことですが、
よく代用品として演奏されるのが
ライドシンバル(トップシンバル)の
カップ部分(真ん中の膨らんでいる部分)です。

カウベルの音は
伸びが無く、
他の音と混ざり難い
印象的な強い音です。

それに比較的、ですが近いのが
カップ部を叩いた時の
伸びが少なく、高く抜け出るような
強い音です。

是非一度
試してみることをお勧め致します。

そして
他のクラッシュシンバルなどのカップ部も
試してみて下さい。

音が伸びてしまうのが気になるようでしたら、
シンバルに少しガムテープなどを張り
音の伸びの具合を調節してみて下さい。




その他にあげるとしたら。。。

ウッドブロック、
クラベス、
クローズドリムショット、
(スティックをスネアの上に置きリムを叩く奏法)
小さいタムのチューニングを高くして叩く、、、

などが考えられやすいものです。

また
少し面白い方法として
目立つ音の空き缶や木の箱などを叩く、、、なども
楽しいかもしれません。



現代の音楽の中で使用されている打楽器=パーカッション類は
日常生活の中にあるものが進化して出来たものがほとんどです。

それがさらに進化したのが
ドラムセットです。

譜面に書いてある楽器の指定は
「絶対」ではなく「一例」です。
分かりやすくするため、であり
スムースにことを運ぶため、です。

音楽の中にすんなり混ざるようであれば
どんな楽器を使っても問題はありません。

是非いろんなところを叩いて
楽しい「代用品」を見つけ出して下さい。



ドラムを始めて半年、ということですが、
これからもっともっと
たくさんの音に出会うことと思います。

たくさんの音を知って下さい。
そして
たくさんの好きな音を見つけて下さい。

それこそが
「音楽」のスタートです。


また一人
若いドラマーが増えたこと、
とてもとても嬉しく思っています。

応援しています。


疑問質問があれば
またいつでもこちらにいらして下さい。

直接のメールはもちろん、
直接のレッスンなども是非ご一考ください。

次回のコミュニケーションを楽しみに楽しみに待っています。

無題 投稿者:しゅうへい - 2008/12/26(Fri) 21:58:11 No.582    引用する 

こんにちは、半年前から大学でドラムを始めました。
大学では、経験者の人も多く早く追いつこうと頑張って練習してきました。
始めたての頃から叩くときに力が入りすぎていると言われていながらも、楽しかったので、気にせず同じように叩き続けていました。
しかし、最近になり、連打やタム移動のときに手首の内側がビリッと痛むような感じになり、腱鞘炎になりつつあるようです。
練習の成果も出始め、楽しくなってきていただけに、本当ョックでした。
手首など、体に負担をかけない奏法はどんなものがありますか?
また叩き方を直せば痛みがなくなる可能性はありますか?
本当にドラムが好きでこれからも続けていきたいのでよろしくお願いします。

Re: 無題 投稿者: - 2008/12/27(Sat) 04:52:40 No.584   <Home>  引用する 

しゅうへいさん、はじめまして。
ご質問ありがとうございます。

取り急ぎお伝え致します。

演奏中など、
痛みがある場合は必ず休憩し、
その部位を安静にして動かさないようにしてください。

曲げ伸ばしや回転をさせて無理にほぐすようなことは
確実に避けてください。

また
医師の診断を仰ぐことを強くお勧め致します。

痛みをこらえたまま続けることは
確実に故障を早めることとなります。

くれぐれもご注意ください。



回答はあらためて必ず致します。

しばらくお時間を下さいますよう、
よろしくお願い致します。

Re: 無題 投稿者:しゅうへい - 2008/12/27(Sat) 11:29:25 No.585    引用する 

ありがとうございます
まず病院に行ってみたいと思います

Re: 無題 投稿者: - 2009/01/04(Sun) 14:36:57 No.587   <Home>  引用する 

しゅうへいさん、
あらためましてこんにちは。

ご質問ありがとうございます。
また、回答が遅れましたこと、
申し訳ありませんでした。

それでは早速。。。

病院に行かれる、とのことでしたが、
痛みを止めることに関しましては
診断の結果の医師の診断をあおいで下さい。


ここでは
他の側面からのアドバイスを。

まず、しゅうへいさんにしていただきたいことは、
「ドラムセットのセッティング」のチェックです。

ドラムセットは
他の楽器と違い、
自分の身体にフィットするように
かなり大きな調整が出来る楽器の一つです。

ギターやピアノなどは
音の出る場所を動かすことは出来ませんが、
ドラムは可能です。

自分の身体にあった場所に
楽器を移動して下さい。


移動の目安はシンプルです。

「叩きやすい位置」

これだけです。

その位置は
人によって大きく変わります。


身長、体重、腕や足の長さ、
身体の各部位のバランス、
筋肉や骨格。

また
演奏し続けることで出来上がる筋肉。
技術、知識、思考。

それにより
全て変わって来ます。



叩き始めて半年のしゅうへいさんにとっての
「理想通り」のセッティングは
今すぐ見つかることはあり得ません。

それは
ドラマーとしての成長とともに
変化し、進化するものです。


ですから
毎日、毎回、
叩くときには必ず
セッティングを気をつけ、調整をして下さい。

未熟な時期であれば
変化は大きく、
また、それによる成長も大きく感じることが出来ます。

そして、それを繰り返すことで
じゅうへいさんの成長にフィットしたセッティングが
必ず生まれて来ます。


手首をひねらない、
足首を固めない、
腰が痛くない、
首が痛くない、、、

演奏中にちょっとでも気になったり、
痛みが出たら、
休憩のつもりで
「セッティング」をチェックして下さい。


このコーナーでも
なんどかお伝えしていることでもありますが、
上手く行かないテクニックがあれば
まずセッティングを疑って下さい。

劇的な変化は決して少なくはありません。

「上手く行かないのは自分のせいではなく楽器のせい」

これは決して責任転嫁ではなく
「きちんと環境を整える」ということになります。

練習と併せてセッティングにも気を配って下さい。



現代のドラムの音に対しての中心は
バスドラムです。

椅子の高さ、
バスドラムとの距離、
バスドラムへの足の方向。

ここからチェックしてみることをお勧めします。


それを中心として、
他の部位のセッティングを調整してみて下さい。





もうひとつ、
「力を入れない」ということに対してのアドバイスを。

単純に
「力を入れない」と考えるのではなく
「無駄な力を入れない」と考えて下さい。

ドラムを叩くことは必ず力を使います。

「力を入れない」とだけ考えると
必要な力や緊張までも抜いてしまい、
ともすれば
「府抜けた」演奏となってしまいかねません。

叩いている最中に
無駄に力を使っているかも?
と気がついたところからで構いません。

少しずつ進化をさせて下さい。


それに対してのヒント、ですが、
手、足、ともに
「指先」がこわばるほどに固まらないように
気をつけて下さい。

手足の末端の部位が固まると
手足全体、または全身がこわばってしまいます。

まず
「指先」の力具合に注意を向けて下さい。




練習は
興味のあるものから、
やりたいことから、
出来ることから、
好きなことから、
始めて下さい。

順番はありません。

「基礎練習」と呼ばれているものは
演奏し続けていれば
必ず向かい合うことになります。

そこからじゃなければ、ということは
決してありません。


練習を積み重ねて下さい。
上手くなるのはこれだけです。

身体だけではなく
頭も練習を積み重ねて下さい。

考えて下さい。
知って下さい。

身体が痛むときは
曲を聴いて下さい。

それもとても大切な練習です。

練習を積み重ね、
カッコいいドラマーに、ミュージシャンになって下さい。



また一人
若いドラマーが増えたことを
とてもとても嬉しく思っています。

応援します。


この先
細かいところでの疑問が増えてくることと思います。
その時は
いつでもこちらにいらして下さい。

また
直接のレッスンであれば
より詳細なアドバイスを伝えることが出来ます。
是非ご一考ください。


次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。

Re: 無題 投稿者:しゅうへい - 2009/01/06(Tue) 22:33:54 No.589    引用する 

丁寧なご指導ありがとうございました
痛めたときはどうなるのかと不安でしたが、自分の演奏を見直す良い機会だったと思います。
痛みもひいてきたので、無駄な力を使わないように少しずつ取り組んでいます。
本当にありがとうございました。

Re: 無題 投稿者: - 2009/01/07(Wed) 06:22:02 No.590   <Home>  引用する 

ご丁寧なお返事をどうもありがとうございます。

これから
何度でも見直す機会が訪れます。

何度でも見直し、
何度でも尋ねて下さい。

次の質問を楽しみにしてます!!

ライブ 投稿者:たいやき - 2008/11/30(Sun) 12:14:00 No.570    引用する 

こんにちは
また質問することになってしまいました。

今度僕たちのバンドが来月ライブにでることに決まったんですけど、まだまだ個人、全体としても聴かせるほどうまいとは到底思えません。(個人的に思ってるだけですが)

学生なんでスタジオなんかもお金の面でたまにしか行けずバンドとして音がまとまってない感じがします。学校で練習出来ればいいんですが、学校側から大きな音を出すと苦情(近隣の住民から)が出るので練習するなと言われてます。

つまりバンドの練習する場所がないんです。
どうすればいいでしょうか?


更に僕自身の問題で、個人練習ではウォークマンに合わせながらならリズム通り出来るんですが、バンドとして演奏すると、速すぎなどと言われます。
どのような練習をすればいいでしょうか?

そんな状態でライブをやることになり、うまく演奏出来るか最近とても不安です。


何か解決案などがあったら教えて下さい。

お願いします。


Re: ライブ 投稿者: - 2008/12/06(Sat) 22:16:05 No.571   <Home>  引用する 

たいやきさん、
質問をありがとうございます。

このコーナーを繰り返しご利用いただいていることを
とても嬉しく思います。

ありがとうございます。



さて早速。。。


学生時代のバンドでの活動において
お金についての問題が
とても大きな問題となるのは昔も今も変わりません。

それでも
いろいろな方法や工夫を凝らし
リハーサルを進めて
いま、たいやきさんやバンドメンバーが
憧れたり目指したりしている形になっているのが事実です。

ですから
必ずなにかしらやり方があるはずです。

今、たいやきさんの周りの環境を
もっとよく見て探してください。


「年寄りの説教」として
一つ言わせていただきますと、
「お金の無いところに工夫とアイデアが生まれる。」

この思考は
音楽のアイデアを生み出すのと
全く同じことになります。



貸しスタジオはNG。。。
学校もNG。。。

では他に何か無いか?

いままでにも
考えているはずです。

でも
あえて言わせていただきます。


もっともっと
頭をひねって考えてください。

独りで考えてください。
二人で考えてください。
みんなで考えてください。
いつも考えてください。
繰り返し考えてください。

そして
諦めないでください。



お金の使い道を工夫する、、、
安いスタジオを探す、、、
先生に何度も拝み倒してみる、、、
条件を提示してみる、、、

など
いろいろとあるかと思います。

貸しスタジオも
安い時間帯やパック料金を設定しているところもあります。


考えてください。
諦めないでください。




具体的に
お金のかからない
バンド練習をここで一つだけ紹介します。

ギターやベースの音が小さく出せる場所で
歌は生声、
ドラムは机や雑誌を叩き、床を踏み鳴らしたり、
練習台を使います。

全員の音が
完全ではなくともきちんと聴こえる状態にしてください。
そして
そこで聴こえる音を使って練習をします。

練習内容が絞られます。


・構成の間違いを無くし、「なんとなく」で覚えていないかどうか確認する。
・テンポやリズム、キメを確認し、合わせる。
・ステージでの見栄え(パフォーマンスなど)をメンバー内で確認する。
・個人的なテクニックを間違えないように気をつけ、
 メンバーが間違えたときに引きずられないように
 一曲を通せるようにする。
・MCも含めてステージ一回分を休みなしで通して練習し、
 体力や間が持つかを確認する。

など、、、

実際に楽器の本来の音が出ていなくても
確認、というレベルまでは練習を行うことが出来ます。

また
そんなことをしていたんだ、、、
そういう風にやっていたんだ、、、
など
新たな発見があるはずです。


そして
最終確認のつもりで貸しスタジオに入れば、
かなり効率の良い練習が行えるはずです。

ぜひ
試してみてください。


注意点として
個人練習をきちんと行っていることが前提になります。
みんなが集まったところで
その場で個人練習にならないように気をつけてください。





そして
もう一つの質問ですが、、、

曲を聴きながら合わせて、の練習は
他の音がきちんと間違えずに鳴っているため
自分が少し間違えたりずれたりしても
なかなか気づくことは出来ません。

さらに
その聴いている曲の中では
ドラムの音もしっかり出ているはずです。

自分が出来ていなくても
正解が聴こえてくるので
頭の中で勝手に修正してしまいます。

悪い言い方をすれば
「出来たつもり」になってしまう、ということです。



さて具体的な練習方法ですが、、、

曲を聴きながら叩いて、
その音を録音してみてください。

その録音した音が
いつも聴いている曲と同じように、
または自分の思っている通りに出来ているか、を確認してください。


そして
聴きながら、ではなく
頭の中で曲を流しながら独りで叩いて
練習している音を録音してください。

それを
コピー元の曲と比べてください。

思いもしなかった
想像と違う部分が見えてくるはずです。



この練習方法は
バーチャルですが、
「自分の演奏を他人に聴いてもらいながら」
という練習と同じ効果があります。

「客観性をもった練習」
ということになります。

自分の演奏を冷静に判断し、
本当にそれでカッコいいか?
と問いかけながらチェックをしてください。


自分だけ、ではなく
他人からもカッコいい、といわれる演奏のためには
絶対に必要なことです。

ぜひ
これらの方法で練習を積み重ねてください。




この
「録音をする」=「客観性を持つ」
という方法は
上記にある
小さい音でのバンド練習や
スタジオなどでのバンド練習のときにも大きく役立ちます。

ビデオカメラを回すのも
良い方法の一つです。



良いステージ、
気持ちのいいステージ、
カッコいいステージ、

そして
またやりたくなるステージのために
たくさん考え、
工夫やアイデアを凝らし、
練習を積み重ね、
メンバー全員と
そしてお客さんが満足のいくステージを完成させてください。




不安は
練習を積み重ねることでしか解消は出来ません。




たいやきさん、
そして、バンドメンバーの皆さんを応援しています。

ステージの成功を祈っています!!



これからもいつでも
このコーナーを利用してください。

次のコミュニケーションを楽しみにしています。

Re: ライブ 投稿者:たいやき - 2009/01/03(Sat) 10:01:33 No.586    引用する 

返事大変遅くなってすみません。
ライブは無事終わりました。
所々ミスはしましたが、お客さんによかったと誉められました。
これもこのサイト、えのもとさんたちのおかげです。
ありがとうございます。

練習場所に関しては、あるお茶工場の使われていない倉庫を無償で貸してもらえました。


本当にありがとうございました。

Re: ライブ 投稿者: - 2009/01/06(Tue) 15:42:49 No.588   <Home>  引用する 

たいやきさん、こんにちは。
ご報告をありがとうございます。

結果が出せたこと、
また
それを自身で認識出来たことを
私もとても嬉しく思います。

この結果の出し方を繰り返し、
また、進化させて
積み重ねて行って
さらに素敵な「結果」を出してください!

練習場所も素晴らしいところが見つかりましたね!!
結果を出すための環境も整って来ています。

ますますこれからの自分、そしてバンドを
自身で楽しみにして下さい。

次回のコミュニケーションを楽しみにしております。

曲中のテンポ 投稿者:うるおい - 2008/12/18(Thu) 05:22:20 No.580    引用する 

初めまして、よろしくお願いします

早速ですが曲に入る時カウントと曲のテンポが違うとバンドメンバーよく言われます

他の曲だとハシリ、モタリがあると言われます


どういった練習をすれば改善出来るのでしょうか?
アドバイスのほうよろしくお願いします

Re: 曲中のテンポ 投稿者: - 2008/12/25(Thu) 23:33:15 No.581   <Home>  引用する 

うるおいさん、はじめまして。

ご質問をありがとうございます。


大変申し訳ありませんが、
もう少しだけお待ちください。

必ず回答致します。
よろしくお願い致します。

Re: 曲中のテンポ 投稿者: - 2008/12/27(Sat) 04:43:56 No.583   <Home>  引用する 

うるおいさん、はじめまして。

あらためまして
ご質問をありがとうございます。

また
回答が大変遅れましたこと、
申し訳ありませんでした。




それでは早速回答へ。。。

記事No.302、
そして
No.385の質問とその回答をご覧下さい。

今回のうるおいさんのご質問への回答と
大きく重なるところがあります。
是非ともご覧頂きたく思います。

具体的な練習方法も載せてありますので
参考にしていただけますと嬉しく思います。





頭の中でイメージしたものを
技術をもって楽器に伝え、
音を出し表現する...

これが
演奏する、ということです。


それを
思っている通り、
理想通り、イメージ通り、にするためには

確実に楽器に伝えられているか?
そして表現出来ているか?

を確認することが大事です。


そしてそれは
表現を伝える相手
=お客さん
に届く音が思っている通りになっているか?
を確認する、ということになります。



少々複雑な物言いをしましたが、、、
思い通りの演奏というものになっているか?
を確認し、確実なものとするために
自分の演奏を録音する、
ということがとても重要となります。

演奏している最中の自分の耳は
現実に出ている音と
頭の中だけにあるイメージや理想とが
重なったり混ざったりし、
また
技術が伴わないテクニックを使う場合など、
身体を動かすことで
頭の中が精一杯となってしまいがちです。

つまり
少々乱暴な言い方になりますが、
現実の音は
「やっているつもり」「出来ているつもり」となってしまいがちです。


現実の音を思い通りにするためには
自分の演奏、または練習の音を録音し、
「他人の耳の感覚」
=他人に聴こえている音に限りなく近いものを聴き取り、
確認することが大事になります。


一人での音、
そして
バンドでの音。

それらを録音し、
一人で確認、
また
バンドメンバーと一緒に確認をし、
意見交換をしてください。


一人だから気がつく、
自分では気がつかない、、、

そんなポイントがたくさん見つかるはずです。


強く強くお勧め致します。



また
「リズム」という話になると
必ずと言ってよいほど
ドラムに対しての問題点を指摘されることが多々あります。

「リズム」は
歌も含め、
演奏している人の全てに関わる問題です。

バンドメンバー全ての人が
ドラムだけではなく自分自身や他のメンバーのリズムに対して
耳を傾けることが大事です。

メンバーで一緒に聴くときなどに
このポイントも話し合ってみることを
大きくお勧め致します。



気持ちのよい、
カッコいい演奏となるために
一人で、バンドで、
練習を積み重ね、
思い通りの音を伝えてください。



何かご不明な点や、その他のご質問等ありましたら、
いつでも書き込みにいらして下さい。

また
直接のレッスンも是非ともご一考ください。

次回のコミュニケーション、
楽しみにお待ちしております。

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