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無題 投稿者:しゅうへい - 2008/12/26(Fri) 21:58:11 No.582    引用する 

こんにちは、半年前から大学でドラムを始めました。
大学では、経験者の人も多く早く追いつこうと頑張って練習してきました。
始めたての頃から叩くときに力が入りすぎていると言われていながらも、楽しかったので、気にせず同じように叩き続けていました。
しかし、最近になり、連打やタム移動のときに手首の内側がビリッと痛むような感じになり、腱鞘炎になりつつあるようです。
練習の成果も出始め、楽しくなってきていただけに、本当ョックでした。
手首など、体に負担をかけない奏法はどんなものがありますか?
また叩き方を直せば痛みがなくなる可能性はありますか?
本当にドラムが好きでこれからも続けていきたいのでよろしくお願いします。

Re: 無題 投稿者: - 2008/12/27(Sat) 04:52:40 No.584   <Home>  引用する 

しゅうへいさん、はじめまして。
ご質問ありがとうございます。

取り急ぎお伝え致します。

演奏中など、
痛みがある場合は必ず休憩し、
その部位を安静にして動かさないようにしてください。

曲げ伸ばしや回転をさせて無理にほぐすようなことは
確実に避けてください。

また
医師の診断を仰ぐことを強くお勧め致します。

痛みをこらえたまま続けることは
確実に故障を早めることとなります。

くれぐれもご注意ください。



回答はあらためて必ず致します。

しばらくお時間を下さいますよう、
よろしくお願い致します。

Re: 無題 投稿者:しゅうへい - 2008/12/27(Sat) 11:29:25 No.585    引用する 

ありがとうございます
まず病院に行ってみたいと思います

Re: 無題 投稿者: - 2009/01/04(Sun) 14:36:57 No.587   <Home>  引用する 

しゅうへいさん、
あらためましてこんにちは。

ご質問ありがとうございます。
また、回答が遅れましたこと、
申し訳ありませんでした。

それでは早速。。。

病院に行かれる、とのことでしたが、
痛みを止めることに関しましては
診断の結果の医師の診断をあおいで下さい。


ここでは
他の側面からのアドバイスを。

まず、しゅうへいさんにしていただきたいことは、
「ドラムセットのセッティング」のチェックです。

ドラムセットは
他の楽器と違い、
自分の身体にフィットするように
かなり大きな調整が出来る楽器の一つです。

ギターやピアノなどは
音の出る場所を動かすことは出来ませんが、
ドラムは可能です。

自分の身体にあった場所に
楽器を移動して下さい。


移動の目安はシンプルです。

「叩きやすい位置」

これだけです。

その位置は
人によって大きく変わります。


身長、体重、腕や足の長さ、
身体の各部位のバランス、
筋肉や骨格。

また
演奏し続けることで出来上がる筋肉。
技術、知識、思考。

それにより
全て変わって来ます。



叩き始めて半年のしゅうへいさんにとっての
「理想通り」のセッティングは
今すぐ見つかることはあり得ません。

それは
ドラマーとしての成長とともに
変化し、進化するものです。


ですから
毎日、毎回、
叩くときには必ず
セッティングを気をつけ、調整をして下さい。

未熟な時期であれば
変化は大きく、
また、それによる成長も大きく感じることが出来ます。

そして、それを繰り返すことで
じゅうへいさんの成長にフィットしたセッティングが
必ず生まれて来ます。


手首をひねらない、
足首を固めない、
腰が痛くない、
首が痛くない、、、

演奏中にちょっとでも気になったり、
痛みが出たら、
休憩のつもりで
「セッティング」をチェックして下さい。


このコーナーでも
なんどかお伝えしていることでもありますが、
上手く行かないテクニックがあれば
まずセッティングを疑って下さい。

劇的な変化は決して少なくはありません。

「上手く行かないのは自分のせいではなく楽器のせい」

これは決して責任転嫁ではなく
「きちんと環境を整える」ということになります。

練習と併せてセッティングにも気を配って下さい。



現代のドラムの音に対しての中心は
バスドラムです。

椅子の高さ、
バスドラムとの距離、
バスドラムへの足の方向。

ここからチェックしてみることをお勧めします。


それを中心として、
他の部位のセッティングを調整してみて下さい。





もうひとつ、
「力を入れない」ということに対してのアドバイスを。

単純に
「力を入れない」と考えるのではなく
「無駄な力を入れない」と考えて下さい。

ドラムを叩くことは必ず力を使います。

「力を入れない」とだけ考えると
必要な力や緊張までも抜いてしまい、
ともすれば
「府抜けた」演奏となってしまいかねません。

叩いている最中に
無駄に力を使っているかも?
と気がついたところからで構いません。

少しずつ進化をさせて下さい。


それに対してのヒント、ですが、
手、足、ともに
「指先」がこわばるほどに固まらないように
気をつけて下さい。

手足の末端の部位が固まると
手足全体、または全身がこわばってしまいます。

まず
「指先」の力具合に注意を向けて下さい。




練習は
興味のあるものから、
やりたいことから、
出来ることから、
好きなことから、
始めて下さい。

順番はありません。

「基礎練習」と呼ばれているものは
演奏し続けていれば
必ず向かい合うことになります。

そこからじゃなければ、ということは
決してありません。


練習を積み重ねて下さい。
上手くなるのはこれだけです。

身体だけではなく
頭も練習を積み重ねて下さい。

考えて下さい。
知って下さい。

身体が痛むときは
曲を聴いて下さい。

それもとても大切な練習です。

練習を積み重ね、
カッコいいドラマーに、ミュージシャンになって下さい。



また一人
若いドラマーが増えたことを
とてもとても嬉しく思っています。

応援します。


この先
細かいところでの疑問が増えてくることと思います。
その時は
いつでもこちらにいらして下さい。

また
直接のレッスンであれば
より詳細なアドバイスを伝えることが出来ます。
是非ご一考ください。


次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。

Re: 無題 投稿者:しゅうへい - 2009/01/06(Tue) 22:33:54 No.589    引用する 

丁寧なご指導ありがとうございました
痛めたときはどうなるのかと不安でしたが、自分の演奏を見直す良い機会だったと思います。
痛みもひいてきたので、無駄な力を使わないように少しずつ取り組んでいます。
本当にありがとうございました。

Re: 無題 投稿者: - 2009/01/07(Wed) 06:22:02 No.590   <Home>  引用する 

ご丁寧なお返事をどうもありがとうございます。

これから
何度でも見直す機会が訪れます。

何度でも見直し、
何度でも尋ねて下さい。

次の質問を楽しみにしてます!!

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