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無題
投稿者:
kz
- 2009/01/17(Sat) 00:04:51
No.613
引用する
応答ありがとうございました!感謝しています!
それでまたまた質問ですが、ライドシンバルがない場合は、やはりクラッシュを低くして、それなりの方法でつかんでしょうか?
また、チューニング方法がどこのサイトを見ても、まったく方法が理解することが出来ません。
もし言葉で説明できるならば、ご指導、応答よろしくお願いします
Re: 無題
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2009/01/24(Sat) 17:08:24
No.621
<
Home
>
引用する
再びの質問をありがとうございます!
そして、、、
再びで大変申し訳ありませんが、
もう少しだけお時間を下さい。
必ず回答致します。
お待ち下さい。
Re: 無題
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2009/01/28(Wed) 01:42:49
No.624
<
Home
>
引用する
kzさん、
あらためまして
再度のご質問をありがとうございます。
また
大変回答が遅くなりましたこと、
深くお詫び致します。
申し訳ありませんでした。
では早速回答へ。。。
ライドシンバルが無い場合、
クラッシュシンバルでも代用は可能です。
その場合、
出来るだけ大きなものを選ぶと
ビートを刻むために必要な音量を稼ぐことが出来やすくなります。
さらに
クラッシュシンバルでは叩いた音が長く響いてしまい
ビートを刻む音がぼやけてしまう場合がありますので
その場合は
表裏どちらでも構いませんので
ガムテープなどを張って響く音の長さを調節してみて下さい。
その場合、
音量も小さくなってしまいますので
音楽に合わせ調整して下さい。
またクラッシュシンバルの場合、
前回書きましたカップの音は
カップ自体も、その音も、
本来のライドシンバルより小さくなります。
ご注意ください。
それではもう一つ。。。
チューニングは
音を、
音楽を作るための作業行程の一つです。
そして
だからこそ
確実な答えがあるものではありません。
ですから
チューニング方法も
「これ!」といった確定したものが無いため
方法論もたくさんあり、
また
音に関わることなので
人、耳、物の個体差により
相当な違いがあります。
ですから
たとえ図解があったとしても
文字で伝えることが非常に困難なため
なかなか調べても見つけることが出来難いのだと思います。
一部のドラムの教則本などに
図解入りで載っているものもありますので
楽器店などで探してみることをお勧め致します。
では
具体的な方法を一つ、
紹介致します。
スネア、タム、バスドラム、、、
ドラムは基本的にはどれも同じ構造をしています。
ですから
どれも基本的には同じ方法でチューニングをします。
以下はタムとして説明致します。
1:
まず平らな台の上で
柔らかい布(タオルなど)の上にタムを置きます。
これは
チューニングをしているときに
裏(反対側)のヘッドが響いてしまわないためです。
布がヘッドが触れるようにしておいて下さい。
2:
チューニングをする側のヘッド(以下:表のヘッド)の真ん中に
指を置きます。
このとき決して押さないように注意して下さい。
押してしまうとそれだけでチューニングが変わってしまいます。
3:
チューニングボルト(ヘッドを支えるボルト)から
内側3〜5cmの所のヘッドを
真ん中を押さえながら軽く叩きます。
(タムの場合、4〜8カ所です。)
4:
それぞれのボルトの近くを順番に叩き
その音の音程差を聴き取ります。
5:
「この音に合わせよう。」という基準の音を一つ
その中から決めて下さい。
どれでも構いません。
6:
その基準の音に全てのボルトの近くの音が
同じ、または似るように
ボルトを締めたり緩めたりして調整して下さい。
※たくさんの音が同時に聴こえて来ますが
一番分かりやすく聴こえるものを一つ選んで下さい。
7:
はじめは大きく、
音が近づいて来たら小さく徐々に回して整えて下さい。
8:
整ったらその音を覚えておいて下さい。
そしてタムの上下を逆にしてください。
9:
その覚えた音と同じ/似ている音になるように
反対側のヘッドを同じ手順で整えます。
10:
上下のヘッドの音が整ったところで
下ごしらえ終了です。
この上下/表裏のヘッドの音が共鳴し
胴体に響くことでドラムは鳴ります。
上下のヘッドの音程差/張り具合を調整することで
様々な音を出すことが出来ます。
以下は一般的な音の作り方の例です。
a:表ヘッドが裏ヘッドより音程が高い場合は
音が裏に抜ける、ロックに合うような音になります。
b:裏ヘッドが表ヘッドより高い場合は
音が表に抜け、アタック音のはっきりした抜けのいい音になします。
c:裏ヘッドと表ヘッドが同じ高さの場合は
音が真中から横に抜け、広がりのある音になります。
ここで整えた音は上下が同じ音になっているはずです。
そして
12:
好みの音、好きな音になるように
上下の音程差、張り具合を調整していきます。
はじめのうちは
「どうしたらよいか...」とか
「いまどうなってるの?」とかになりがちです。
その場合は
上下を同じにする、というところに戻って下さい。
そこをリセットポイントとして
もう一度挑んで下さい。
13:
一つのタムで好きな音が出来たら
次のタム/ドラムの音を同じ手順で作って下さい。
少し省略することになりますが、、、
14:
それぞれのドラムが整ったら
ドラムセットとして叩き
「仲間はずれ」の音が無いかどうかをチェックします。
ドラムセットはセットで一つの楽器です。
全体のバランスを整えることが大事です。
15:
シンバルまで含め
全体のバランスが整ったところで
「チューニング」の第一段階が完成です。
このあと
演奏する音楽にフィットする音がどうかを
チェックし、
整うまで同じ作業を繰り返します。
これは一例です。
この他にも様々な方法があります。
是非参考にして試してみて下さい。
このように
一言でチューニング、といっても
とても複雑な行程が含まれます。
しかし
この行程の全てを経なければならない、
というわけではありません。
自分の好きな音、
音楽に合った音、音楽にとって良い音が出ているのであれば
途中だろうと構いません。
先ほども書きましたが、
最初のうちはどうしたらよいか分からなくなります。
その場合参考になるのが
CDなど、好きな曲や好きなドラムの音です。
コピー曲ならばその曲に似せる、という手もあります。
まずその音を見つけ、
それに近づくように作ることをお勧め致します。
作業を繰り返し、
いろんな音を知り、
いろんな音を作り、
さらにいろんな音を知り、、、
そして
自分の好きな音、
音楽にとっての良い音を理解することとなります。
はじめのうちは
「なんとなく...」で構いません。
「さっきよりは?」とか
「このまえよりは?」とかで問題ありません。
いろんな音を作り、知り、
自分の思う通りの音にたどり着くように
音を出し続け、作り出していって下さい。
時間はかかります。
でも
必ず見つかります。
まずは
始めてみて下さい。
試してみて下さい。
応援しています。
またなにか疑問質問がありましたら
いつでもいらして下さい。
次のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。
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