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手首 投稿者:ホルダー - 2009/09/12(Sat) 15:39:33 No.728    引用する 

はじめまして。
こんにちは。

ドラムを叩いているとほんの一瞬ですが手首が痛くなることが稀にあります。

これは腱鞘炎なんでしょうか?

回答よろしくお願いします。

Re: 手首 投稿者: - 2009/09/12(Sat) 16:35:35 No.729   <Home>  引用する 

ホルダーさん、はじめまして。
ご質問をありがとうございます。


早速回答に移らせて頂きます。


今回のホルダーさんの痛みが
腱鞘炎なのかどうかは
我々は医師ではないので分かりかねます。

個人の身体的な差によるものか、
練習、演奏によるものか、
日常生活内によるものか、、、

これらも判断がつかないため
こちらでは「腱鞘炎である」と断言をする事は
避けさせて頂きます。

大変申し訳ありません。


痛みが続くようであれば
出来るだけ早く医師の診断を仰ぐ事を
大きくお勧め致します。


また
痛みがある場合、
それを耐えて練習を続けてしまうと
故障が慢性化し、
非常に治りにくいものになってしまう可能性が高くなります。

痛みがあれば
必ず休憩を取りながら練習を続けて下さい。



こちらのweb DRUM FORUMの記事の中に
いくつか手首の痛みについての記述があります。

No.582質問及び回答
No.697質問及び回答

是非一度
こちらをご覧頂けますと幸いです。




痛みも含め、
「今までと何かが違う」=「違和感」というものは
変化や進化、上達のタイミングであり、
チャンスでもあります。

上記記事内にもありますが、
グリップやセッティングなど
チェックポイントをいくつか設けて
確認してみる事をお勧め致します。


その上で、
練習方法など新たな疑問質問がありましたら
いつでもこちらにいらして下さい。

次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。

Re: 手首 投稿者:ホルダー - 2009/09/13(Sun) 09:38:35 No.731    引用する 

回答ありがとうございました。
他の記事も参考にさせていただきます。
またよろしくお願いします。

Re: 手首 投稿者: - 2009/09/13(Sun) 17:54:56 No.732   <Home>  引用する 

ホルダーさん、
ご丁寧なお返事をどうもありがとうございます。

痛みは決しておろそかにしないように気をつけて下さい。

手首の事だけでなく、
是非その他の多くの記事にも目を通してみて下さい。

それらがホルダーさんのお役に立てるようであれば
幸いと思っております。

またいつでもいらして下さい!
楽しみにお待ちしております。

スティックのチップについ... 投稿者:はにー - 2009/09/04(Fri) 01:14:52 No.725    引用する 



先日はスピードキングの質問に答えて頂きありがとうございました。おかげさまで調子は良好です。

今回はスティックのチップの大きさ(ヘッドとの接地面積の違い)による音色.鳴り方の変化についてお聞きしたいと思います。

また、スティックの材質の違い(スペックは同じとします)による音への影響もお聞きしたいです。

Re: スティックのチップに... 投稿者: - 2009/09/10(Thu) 04:50:43 No.726   <Home>  引用する 

はにーさん、こんにちは。

再度のご質問、ありがとうございます。
とても嬉しく思います。

また、
回答が遅くなりました事、
大変申し訳ありませんでした。

そして、
ペダルが好調とのご報告、
ありがとうございます。

少しでもお役に立てた事を嬉しく思っております。



では早速回答へ。。。


まずはじめに
チップの大きさ(ヘッドとの接地面積の違い)
による音色、鳴り方の変化についてです。


単純にチップのみに対して説明すると
以下の通りとなります。

・大きいほど大きく、太い音が出易い。
・小さいほど小さく、細かい音が出易い。
(※この場合、叩いた瞬間の接地面積の大きさ、の意です。)

また、
チップの形状による変化として、
卵形、縦長、三角などの形状のチップは
楽器に当てる角度を変える事で接地面積が変わり、
上記のように音に変化が表れ易くなります。

逆に
丸形、俵形などは
変化がつけにくい反面、安定した音が出し易くなります。



叩いて出てくる音は
チップだけによるものではなく
スティック自体の太さや長さ、材質によっても大きく変わりますし、
プレーヤーの個人差、楽器の違い、演奏中のプレイの内容によっても
かなりの変化が現れて来ます。

つまり
チップの形状だけでは
音の違いを区別しきる事は出来ない、ということになります。

上記をふまえた上で、
スティック選びのための情報の一つとして頂ければ、と思います。



なお、
一番変化を明確に感じることが出来るのは
シンバルです。

一つのシンバルをいろいろなチップのスティックで
叩き比べて見る事を大きくお勧め致します。




次に
スティックの材質の違いについてです。

スティックに使われる代表的な木材は
・メイプル
・ヒッコリー
・オーク
などが挙げられます。

この他、
カーボンや金属などもあります。
チップのみがプラスティック製のものもあります。


まず、
重さの違いは以下の通りです。

メイプル<ヒッコリー<オーク<金属

「スペックは同じとする」ということでしたので、
定番であるヒッコリーを基準に
メイプルは軽い音、オークは重い音が出し易い、と言えます。

スティック本体のみの違いでいえば、
本体の重さに準じて楽器に伝わるパワーが変わる、ということになります。


また、
固さによる音の違いがあります。
固さの違いは以下の通りです。

ヒッコリー<オーク<メイプル<プラスティック<金属

これもスティック本体のみでの違い、となりますが、
柔らかければ暖かみのある音、
固ければ明るく鋭い音、となります。


ただし、これらも
上記チップへの説明と同様、
個人差などが音の変化に大きく影響して来ます。



以下は当スタッフ
インストゥルメンタルアドバイザー、市川光一による説明です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
実はオークは日本独自の材質であるというのはご存じでしょうか。

全く同じサイズでメイプル、ヒッコリー、オーク、というように
材質が違うモデルが見られるのは国産のメーカーだけなのです。

海外メーカーのラインナップには
基本的にヒッコリーとメイプルのスティックしか有りません。
(Promarkに見られるオークのモデルは、日本のオークを輸入して作られています。)

もちろん中には
同スペックで材質違いのものも一部存在しますが、
基本的にはヒッコリーはヒッコリーの、
メイプルはメイプルのそれぞれの特有の形で作られています。

多くの老舗スティックメーカーは
材質による音の違い、というよりも
材質を生かしたスティック作りを行っている、ということを、
一つの情報として持って頂ければ、と思っております。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



スティック/チップの形状と材質。
両方が相まって様々なモデル特有の「音」が発揮されます。

詳細にこだわる人もいれば、全く頓着しない人もいます。
また上達していくこと、
触れる音楽、思考の変化、進化などにより、
その度にスティックが変わっていく場合も多くあります。


今回提示させて頂いた情報を基に
はにーさんの手に馴染み、
ベストなプレイを引き出してくれるスティックが見つかる事を祈っています。

また、
以下のところにもスティックに関しての情報が詳しく掲載されております。
よろしければご参考になさって下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ドラムスティック



またのコミュニケーション、楽しみにお待ちしております。

スライド奏法の筋力につい... 投稿者:Aiden - 2009/08/25(Tue) 13:05:51 No.717    引用する 

初めまして。
ドラム歴約2年の者です。
パンク系の速い曲をプレイするので、バスドラのスライド奏法を速く踏めるように練習しているのですが、スライドの1打目に力が入らず、最悪の場合踏み込めずに終わる時もあります;
足首だけで踏む力が不足しているのだと思うのですが、これを解消できる筋トレ等ありますでしょうか(^_^;
悩んでいます;アドバイス宜しくお願いしますm(_ _)m

Re: スライド奏法の筋力に... 投稿者: - 2009/08/31(Mon) 17:20:53 No.720   <Home>  引用する 

Aidenさん、初めまして。
ご質問をどうもありがとうございます。

回答が遅くなって
大変申し訳ありません。

もう少しお時間をいただきたく思います。

必ず回答致します。
お待ちください。

よろしくお願い致します。

Re: スライド奏法の筋力に... 投稿者: - 2009/09/01(Tue) 18:02:43 No.721   <Home>  引用する 

Aidenさん、はじめまして。
DRUM FORUMの菊嶋"KIKU"亮一です。

ご質問ありがとうございます。
回答が遅くなってしまい申し訳ありません。

早速ですが、回答に移らせて頂きます。


バスドラムのスライド奏法ですが、
単純に筋力だけが直接音に繋がる問題ではありません。
もちろん筋力も必要とするのですが、
他にも見直すべき点があります。

ダブルキック奏法に関しては
過去に何度もご質問いただきました。

以下は今までに私たちが伝えてきたアドバイスです。
是非参考にして頂けますと嬉しく思います。



・セッティングの見直し。
これはトレーニングとは関係なく、結果が出る唯一の方法です。
ペダルのセッティング、椅子の高さ、身体とペダルとの距離、など。
今より楽に叩けるセッティングがある場合があります。

一度自分のセッティングを再確認してみて下さい。

過去に記事にも似た質問、回答がありますのでご覧ください。
No.518(高速ダブルキックについての記事)
No.328(ペダルのセッティングについての記事)



・筋力トレーニング。
スピードアップには必ず「壁」として「筋力」が関わってきます。
ただ、筋力と一言で言っても
「プレイの為の必要最低限の筋力」が重要になります。

こればかりは急に上達する事は不可能です。

地味なトレーニングが必要になりますが、
過去記事 No.119(筋力トレーニングについて詳しい記事)
を参考にトレーニングを続けてみてください。

無駄な動きをなるべく少なく、
効率的に身体を動かす事がポイントです。



・丁寧に演奏する(音を出す)事。
上記のトレーニングをする際に出ている音をないがしろにせず、
丁寧に演奏する事を心掛けて下さい。

自分の出している音をしっかり聴く事は、
耳のトレーニングにも繋がりますし、耳を鍛える事により、
結果、自分の駄目な部分(音)を聴き取る能力もアップします。

自分の演奏を録音して、客観的に聴く事もお薦めします。



では以下は
具体的な練習方法についてです。

バスドラムの音を細かく、速くを演奏するために
効果が大きく得やすいものは、
「ヒールダウン」での練習です。

ペダルは、
かかとをつけ、足首の動きで踏みます。
足の甲を一枚の板のようにとらえ、
「うちわであおぐ」ように
しっかり上下運動として動かして下さい。

指先だけを動かしていることで
「動かしているつもり」にならないように注意をして下さい。


まずは、1発ずつ踏み、
しっかりと音が出るように練習して下さい。

ビーターを振る感覚で、
確実に踏んで下さい。

1発ずつ音がしっかり出る様になったら、
2連打、3連打、4連打、
と連打の数を増やしていって下さい。

初めは叩きやすいテンポから行い
出来るようになったら、
徐々にテンポを上げていって下さい。

この時とても大事なことは、
タイミング/リズムはもちろんですが、
毎回、同じ音量であるか?
同じ音質であるか?
ということを
しっかり聴きとりながら練習を進めて下さい。

速い連打を踏める様になるためには
筋肉の成長もありますが、
連打の音をちゃんと聴き取れるということが大切です。

頭の中で想像している音、ではなく
実際に出ている音をよく聴き取って
それがカッコ良い音になっているか?
を繰り返し確認して下さい。


また、ヒールダウン奏法は
足がペダル上でずれ易くなってしまいます。

踏む方向や、足のどの部分をどう使えば良いか、を
細かく繰り返し気にしながら
練習を続けて下さい。



また
ドラムに向かわなくても
ヒールダウン奏法は練習することが出来ます。

椅子に座り、床にかかとを付けたまま
つま先をしっかりと上下運動させて下さい。

注意点は上記と同様です。

ただ何となく動かす、ではなく、
踏んだ音がはっきりと出るように動かす事が大切です。

その際も「正確さ」を心掛けて下さい。




人の日常の中で
足は思っている以上に
繊細に「動きません」。

ですが
ドラマーはこれを繊細に動かすことが日常です。

しっかりと練習を積み重ねることで
先人たちと同様に動かすことは可能です。


常に
「身体を動かす」ことではなく
「音がどうなっているか?」に注意をしながら
練習を積み重ねて下さい。



最後に。

これらの練習は
ほとんどの人の場合、初めはとても痛みを伴います。

痛くなったら必ず休憩、を心がけて下さい。


練習を続けるなかで疑問、質問がありましたら
気軽にこちらにいらして下さい。

また
直接のレッスンであれば
より具体的で個人的にピンポイントのアドバイスに繋がります。
是非ともご一考ください。

またのコミュニケーション楽しみにしております。

Re: スライド奏法の筋力に... 投稿者:Aiden - 2009/09/01(Tue) 19:50:04 No.723    引用する 

具体的なアドバイスを頂けてとても助かります。
どうやら自分の中で、筋力=音量・速さ となってしまっていたようだと分かりました。
今一度セッティングやフォームを見直して、ゼロから落ち着いて練習に取り組もうと思います。
ありがとうございました!

Re: スライド奏法の筋力に... 投稿者: - 2009/09/01(Tue) 20:31:19 No.724   <Home>  引用する 

Aidenさん、
ご丁寧なお返事、どうもありがとうございます。

まだまだ伸びるところだらけ!

可能性のかたまり、とも言える
若いドラマーを応援しています!!

またいつでもいらして下さい。
楽しみにしています!

L201について 投稿者:はにー - 2009/08/17(Mon) 19:48:05 No.711    引用する 

先日入手したラディックのペダル.L201(スピードキング)を使ったところ、演奏中にビーターが抜けてしまいます。

手でネジを締めるタイプなので固定する力が弱いのかなとは思ったのですが、他社製のビーターだと抜けません。

ならその他社製のビーターを…とは思うんですが、純正ビーターの出音とは明らかに違うので極力避けたいです。

どのような対策をとればよろしいでしょうか?

Re: L201について 投稿者: - 2009/08/23(Sun) 23:24:06 No.713   <Home>  引用する 

はにーさん、はじめまして、
DRUMFORUMの市川光一です。

ご質問をありがとうございます。
また
回答が遅くなりましたこと、
大変申し訳有りませんでした。

では早速回答に移らせて頂きます。



LUDWIG L-201 "SPEED KING"

まさにドラムの歴史の足元を支えた名器です。

独特なアクションはもとより、
そこから得られるサウンドが今日まで作り続けられてきた由縁であるでしょう。

だからこそ
純正のビーターにこだわるハニーさんの気持ちは良く分かります。

ビーターが抜けやすいという事実は確かにありますが、
昔から多くの人に愛され、使い続けられているペダルだけあって
定番の対処方法があります。

代表的な方法を三つご紹介しますのでぜひ試してみて下さい。



A:ビーターを止めるボルトを交換する。

ハニーさんのおっしゃるとうり、
オリジナルの手で締めるタイプの蝶ねじでは固定力が弱いので
チューニングキーで回せるタイプの角頭ボルトに交換をします。
太さは6mmです。
長さは12mm程度が丁度良いでしょう。
ドラムメーカーのTAMAから販売されている
"MS612SH"
という品番のボルトがぴったりと合います。
ドラム専門店などで容易に手に入ると思います。



B:ビーターロッドにテープを巻く

ビーターの棒(ロッド)部分に薄いテープを巻いて、
本体の差し込み部との密着度を高める工夫です。
締め付けボルトのあたる部分がつぶれて
固定力が増すメリットもあります。
使用するテープはマスキングテープなどが良いでしょう。



C:ビーターロッドを削る

細長い円筒状の形をしたビーターロッドを
ボルトが当たる部分だけ平らに削ります。
点で当たっていたものが面で当たるようになるので
固定力が強くなります。
製材所、鉄工所などで加工してもらえる場合があるそうですが、
ドラム専門店でも引き受けてもらえる場合があります。



以上になりますが、
ほとんどのユーザーがAの方法で良い結果を得られています。
不安が残るようならBの方法と合わせて行えば効果が高いでしょう。

Cも効果的な方法ですが
手間と発生する工賃(恐らく2〜3千円程度)などを考えると
上の二つを試してからの最終手段ととらえておくのが懸命と思われます。

上記の方法を試してみても結果が良くない場合は
必ず楽器店で状態を確認してもらうようにしてください。

というのも、
もしハニーさんのスピードキングがヴィンテージのものでしたら
まれにビーターを止めるボルトの受けの方が摩耗していたり
調子の良くないものも存在します。

しかし、そういった場合でも
ネジの切り直しや、埋め込みなどを施すことで
必ず修理することが可能なので安心してください。


スピードキングは40年使える素晴らしい楽器です。
大切に、末長く付き合えるよう祈っております。


ぜひ結果をお伝え頂ければ幸いです。

またのコミュニケーション、楽しみにお待ちしております。

Re: L201について 投稿者:ハニー - 2009/08/24(Mon) 02:06:54 No.715    引用する 


具体的な例を提示して頂きありがとうございます。

応急処置としては
『固定する場所からはみ出たシャフトの先端にテープを暑く巻いてストッパーをつくる』
という事をやっていましたが、運搬の度にテープを巻いたりほどいたりしなくてはいけないのでなかなか不便でした(笑)

ちなみにペダル本体は全て銀色なので現行の物ではないですね。


また何かありましたら宜しくお願いします。

Re: L201について 投稿者: - 2009/08/24(Mon) 04:56:56 No.716   <Home>  引用する 

ハニーさん、
ご丁寧なお返事をどうもありがとうございます。

ご愛用のペダル、
これからは不便や不安の無い状態で
ますます「良き相棒」として
お使いになれれば、と思っております。

またいつでも
こちらにいらして下さい。

楽しみにお待ちしております。

タチッチーのやつ 投稿者:ミキッチ - 2009/07/25(Sat) 22:09:17 No.704    引用する 

どうもはじめまして。質問があるのですが

スネアとハイハットをつかってタッチチーってする
定番のフレーズで、バスドラと交互にハイハットを開閉すると上手くできるのですが、ハイハットだけだとどうしてもタイミングがずれてしまいます。

何か効果的な練習方法はないでしょうか?
よろしくおねがいします。

Re: タチッチーのやつ 投稿者: - 2009/08/01(Sat) 04:31:18 No.706   <Home>  引用する 

ミキッチさん、はじめまして。
ご質問をどうもありがとうございます。
とても嬉しく思います。

回答が遅くなりまして
大変申し訳有りません。

もう少しだけお待ちください。
必ず回答をさせて頂きます。

ご了承ください。

Re: タチッチーのやつ 投稿者: - 2009/08/02(Sun) 04:04:02 No.707   <Home>  引用する 

ミキッチさん、あらためましてこんにちは。
ご質問をありがとうございます。

また
回答が大変遅くなりましたこと、
申し訳有りませんでした。

では早速!


人間の身体は
バランスを取って動かすことがとても多くあります。

例えば
歩く時の両腕の振り具合。

片腕をわざと止めて歩くと
どちらかの腕にかなり意識が傾くはずです。

また、
まばたき、であれば簡単であっても
ウインクとなるとかなりの意識が必要、となるはずです。


ドラムにおいての身体の動きも同様です。

同じ動き、交互の動き、は比較的動かし易く、
どちらか、であったり
一部だけを止める、または動かす、となると
今まで深く考えずにやっていた時には出来ていたものが
突然出来なくなる、ということは少なく有りません。

上記の通り、
片腕を止めて歩く、のように
普段連動して動くものを片方だけにすると
信じられないほど不器用に動くことが有ります。

例えば、
RLRL...とシングルストロークで16分音符を叩きます。
その16分音符のリズムとテンポを変えずに右手の空振りも無しで、
左手だけ残して叩いてみて下さい。

未熟なドラマーの場合、
16分音符のリズムもテンポもかなり乱れてくるはずです。
右利きの人であれば尚更です。

連動させれば動かし易く、
独立させれば動かし難い、という
分かり易い確認方法の一つです。

是非一度試してみて下さい。


そして
今回のミキッチさんのご質問の内容が
とても良い例の一つです。

※バスドラム=右足、ハイハット=左足
という前提で話を進めさせて頂きます。


歩く、などの時と同様、
「連動させる」ということが日常的に出来ているので
右足と左足を同じタイミングで交互に動かしている時などには
片方の足への意識のみで十分な場合が有ります。

今回のミキッチさんの場合、
右足への意識はしっかりしていても、
左足への意識はかなりぼやけたものになっていると思われます。

ミキッチさんが行おうとしていることは、
連動ではなく片足だけ、
しかも、もし右利きであるならば
普段非常に意識の向き難い左足だけを動かすこととなります。


ここで
今現在は
左足はとても動かし難い状態である、ということを
前提として理解しておいて下さい。

だから
左足だけ=ハイハットだけの場合は上手く出来ない、
ということになります。

「下手」なのではなく
左足を独立させる練習をしていないだけの
「未熟」な状態である、ということを理解して下さい。



それでは具体的な練習方法を。

まず日常的なところから。
曲を聴きながら足でリズムを取ったり、
バスドラムのパターンなどを真似たりする場合、
右足ではなく左足で行うようにして下さい。

更に、
意識的に一曲分丸々、
リズムやパターンを出来る限り正確に左足で行う練習をして下さい。

このとき、
右足は決して「なんとなく」で動かさないようにして下さい。
動かすなら同じ、または違うものを。
動かさないならばきちんと止めておく。

左足だけに意識を集中して行って下さい。



次にハイハット+スタンドを使っての練習方法です。

○=8分音符
●=8分休符
▽=16分音符
▼=16分休符

__1__2__3__4__
A:○ ● ○ ● ○ ● ○ ●

B:● ○ ● ○ ● ○ ● ○


__1___2___3___4___
C:▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼

D:▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽


上記を譜面に置き換えて
メトロノームや曲のテンポに合わせ
ハイハットスタンドを踏むことだけで演奏して下さい。

始めはかなりゆっくりと。
出来るだけ正確に行って下さい。

この時に注意することは
「足の動き」を譜面に合わせるのではなく、
「ハイハットの音」を合わせるように気をつけて下さい。

また、踏み方は、
かかとを上げるヒールアップ、
かかとを下ろすヒールダウン、の両方で行えるのが望ましいです。


次に
ハイハットをスティックで叩きながら同じことをくり返します。

A、Bは8分音符の連続を、
C、Dは16分音符の連続をハイハットを叩きます。

足の動きは上記と同様です。

今度は
叩く音と踏む音、
叩く音と開く音が、
きちんと重なることに気をつけて下さい。

この時にも
「ハイハットの音」がきちんと譜面に合うように
気をつけて下さい。



その次に、
ハイハットオープンの音の時に
バスドラムの音を重ねて下さい。

動きは上記と同様です。

更に
バスドラムを重ねた場合、と
バスドラムを抜いた場合、を
1小節や2小節ごと、交互に続けて練習して下さい。


常に「出てくる音」を譜面に合わせて下さい。
決して「動き」を合わせないように注意して下さい。



ここまでの練習で
今まで以上に
左足が独立して動かせるようになっていることに
気が付くことと思われます。

あとは
練習している曲、演奏したいプレイなどに
このような音が出てきた場合、

・どんな音符の動きか?
・どんな身体の動きか?
・どんな音を出すことになるのか?

を良く確認した上で
ゆっくりから正確に練習をくり返して下さい。

曲であるならば
そのハイハットの音の部分だけではなく
その音に繋がる少し前、少し後の部分まで
まとめて練習をして下さい。




右利きであるならば
左手より右手が感覚的、直感的に
器用に動きます。

日常生活において、
肉体も感覚も鍛えられているためです。

更に
手よりも足の方が繊細な感覚は働き難く、
右足が利き足ならば、左足は四肢(両手両足)の中で
最も不器用に動くとも言えます。

それらを前提に考えて
動き難い、動かし難いところは
「下手」「苦手」と決めつけず、
より多くの練習を重ねることで
感覚的、直感的に繊細な反応をすることが出来るようになる、
ということを理解して下さい。


これからも
上手くいかない場合は数多く訪れます。

その場合、
まずこの「前提」を思い出して下さい。
そして
どこが、どうなって、どういう音になるのか?を考え、
練習を積み上げ、
カッコいいプレイ、カッコいい音を
出し続けて下さい。

応援しています!!


これからも疑問質問があればいつでもこちらにいらして下さい。
また、直接のレッスンであれば
個人的なピンポイントのアドバイスに繋がります。
是非ともご一考ください。

次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。

Re: タチッチーのやつ 投稿者:ミキッチ - 2009/08/03(Mon) 19:35:05 No.708    引用する 

回答ありがとうございます。

大変詳しい内容で感動しました。
CDなど聞きながら左足の独立をがんばろうとおもいます。

またよろしくおねがいします。

Re: タチッチーのやつ 投稿者: - 2009/08/04(Tue) 01:01:45 No.709   <Home>  引用する 

ご丁寧なお返事をどうもありがとうございます。

大事なことを一つ、
書き忘れていました。

「痛みが出たら必ず休憩する。」

これを守って下さい。

CDを使うのであれば
一曲分を休み無しで出来ること、を
目安にしてみて下さい。

応援!!
しています!

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