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スライド奏法の筋力につい...
投稿者:
Aiden
- 2009/08/25(Tue) 13:05:51
No.717
引用する
初めまして。
ドラム歴約2年の者です。
パンク系の速い曲をプレイするので、バスドラのスライド奏法を速く踏めるように練習しているのですが、スライドの1打目に力が入らず、最悪の場合踏み込めずに終わる時もあります;
足首だけで踏む力が不足しているのだと思うのですが、これを解消できる筋トレ等ありますでしょうか(^_^;
悩んでいます;アドバイス宜しくお願いしますm(_ _)m
Re: スライド奏法の筋力に...
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2009/08/31(Mon) 17:20:53
No.720
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Aidenさん、初めまして。
ご質問をどうもありがとうございます。
回答が遅くなって
大変申し訳ありません。
もう少しお時間をいただきたく思います。
必ず回答致します。
お待ちください。
よろしくお願い致します。
Re: スライド奏法の筋力に...
投稿者:
DRUM FORUM 菊嶋"KIKU"亮一
- 2009/09/01(Tue) 18:02:43
No.721
<
Home
>
引用する
Aidenさん、はじめまして。
DRUM FORUMの菊嶋"KIKU"亮一です。
ご質問ありがとうございます。
回答が遅くなってしまい申し訳ありません。
早速ですが、回答に移らせて頂きます。
バスドラムのスライド奏法ですが、
単純に筋力だけが直接音に繋がる問題ではありません。
もちろん筋力も必要とするのですが、
他にも見直すべき点があります。
ダブルキック奏法に関しては
過去に何度もご質問いただきました。
以下は今までに私たちが伝えてきたアドバイスです。
是非参考にして頂けますと嬉しく思います。
・セッティングの見直し。
これはトレーニングとは関係なく、結果が出る唯一の方法です。
ペダルのセッティング、椅子の高さ、身体とペダルとの距離、など。
今より楽に叩けるセッティングがある場合があります。
一度自分のセッティングを再確認してみて下さい。
過去に記事にも似た質問、回答がありますのでご覧ください。
No.518(高速ダブルキックについての記事)
No.328(ペダルのセッティングについての記事)
・筋力トレーニング。
スピードアップには必ず「壁」として「筋力」が関わってきます。
ただ、筋力と一言で言っても
「プレイの為の必要最低限の筋力」が重要になります。
こればかりは急に上達する事は不可能です。
地味なトレーニングが必要になりますが、
過去記事 No.119(筋力トレーニングについて詳しい記事)
を参考にトレーニングを続けてみてください。
無駄な動きをなるべく少なく、
効率的に身体を動かす事がポイントです。
・丁寧に演奏する(音を出す)事。
上記のトレーニングをする際に出ている音をないがしろにせず、
丁寧に演奏する事を心掛けて下さい。
自分の出している音をしっかり聴く事は、
耳のトレーニングにも繋がりますし、耳を鍛える事により、
結果、自分の駄目な部分(音)を聴き取る能力もアップします。
自分の演奏を録音して、客観的に聴く事もお薦めします。
では以下は
具体的な練習方法についてです。
バスドラムの音を細かく、速くを演奏するために
効果が大きく得やすいものは、
「ヒールダウン」での練習です。
ペダルは、
かかとをつけ、足首の動きで踏みます。
足の甲を一枚の板のようにとらえ、
「うちわであおぐ」ように
しっかり上下運動として動かして下さい。
指先だけを動かしていることで
「動かしているつもり」にならないように注意をして下さい。
まずは、1発ずつ踏み、
しっかりと音が出るように練習して下さい。
ビーターを振る感覚で、
確実に踏んで下さい。
1発ずつ音がしっかり出る様になったら、
2連打、3連打、4連打、
と連打の数を増やしていって下さい。
初めは叩きやすいテンポから行い
出来るようになったら、
徐々にテンポを上げていって下さい。
この時とても大事なことは、
タイミング/リズムはもちろんですが、
毎回、同じ音量であるか?
同じ音質であるか?
ということを
しっかり聴きとりながら練習を進めて下さい。
速い連打を踏める様になるためには
筋肉の成長もありますが、
連打の音をちゃんと聴き取れるということが大切です。
頭の中で想像している音、ではなく
実際に出ている音をよく聴き取って
それがカッコ良い音になっているか?
を繰り返し確認して下さい。
また、ヒールダウン奏法は
足がペダル上でずれ易くなってしまいます。
踏む方向や、足のどの部分をどう使えば良いか、を
細かく繰り返し気にしながら
練習を続けて下さい。
また
ドラムに向かわなくても
ヒールダウン奏法は練習することが出来ます。
椅子に座り、床にかかとを付けたまま
つま先をしっかりと上下運動させて下さい。
注意点は上記と同様です。
ただ何となく動かす、ではなく、
踏んだ音がはっきりと出るように動かす事が大切です。
その際も「正確さ」を心掛けて下さい。
人の日常の中で
足は思っている以上に
繊細に「動きません」。
ですが
ドラマーはこれを繊細に動かすことが日常です。
しっかりと練習を積み重ねることで
先人たちと同様に動かすことは可能です。
常に
「身体を動かす」ことではなく
「音がどうなっているか?」に注意をしながら
練習を積み重ねて下さい。
最後に。
これらの練習は
ほとんどの人の場合、初めはとても痛みを伴います。
痛くなったら必ず休憩、を心がけて下さい。
練習を続けるなかで疑問、質問がありましたら
気軽にこちらにいらして下さい。
また
直接のレッスンであれば
より具体的で個人的にピンポイントのアドバイスに繋がります。
是非ともご一考ください。
またのコミュニケーション楽しみにしております。
Re: スライド奏法の筋力に...
投稿者:
Aiden
- 2009/09/01(Tue) 19:50:04
No.723
引用する
具体的なアドバイスを頂けてとても助かります。
どうやら自分の中で、筋力=音量・速さ となってしまっていたようだと分かりました。
今一度セッティングやフォームを見直して、ゼロから落ち着いて練習に取り組もうと思います。
ありがとうございました!
Re: スライド奏法の筋力に...
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2009/09/01(Tue) 20:31:19
No.724
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引用する
Aidenさん、
ご丁寧なお返事、どうもありがとうございます。
まだまだ伸びるところだらけ!
可能性のかたまり、とも言える
若いドラマーを応援しています!!
またいつでもいらして下さい。
楽しみにしています!
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