はじめまして☆
とても素敵なサイトに出会えた喜びがまだ落ち着いていませんが早速質問させていただきます。 現在ドラム暦は2年程なのですが、長時間、又は速い曲を叩くと人差し指と中指に水ぶくれができてしまいます。 ステックを振ってる時の摩擦なのですが、これは持ち方がおかしかったり、強く握りすぎているということなのでしょうか?それともスティックを振る時、手の中でスティックも動くという事自体がいけないのでしょうか…。。 そんなことを色々考えながら今日も握り方を模索しながら振っていたところ、また水ぶくれが出来てしまい;; 是非アドバイスよろしくお願いしますm(__)m
ユキナさん、はじめまして。
ご質問をありがとうございます。 またこのサイトを喜んで頂けること、 私もとてもうれしく思います。 ありがとうございます。 これからもそのお言葉を励みに続けていきたいと思います。 どうぞよろしくお願い致します。 では早速回答へ。。。 「水ぶくれ」ですが、 間違いなく スティックを強く握りすぎていることが原因です。 ではそれを解消するために 単純に「弱く握ればOK」「力を抜けばOK」ではありません。 今回のご質問から 今まで通りに叩くのとは違いが表れて来ている、 自分のプレイがレベルアップして来ている、 そして更にレベルアップさせたい、ということが伺えます。 そしてそれに伴い 今まで通りの技術、知識では届かないところに来た、 =新たなテクニックが必要 =上手くなるタイミングである ということをご理解下さい。 この文章から今のユキナさんの現状を判断させて頂きますが、 指や手首を上手く使えていない、ということが想像出来ます。 ドラムを叩くためには スティックやペダルといった 「道具」を使って楽器に触れ、演奏をすることになります。 そのため その「道具」を使いこなすための技術と知識=テクニックが必要となります。 気持ちや感情、力に任せるだけでは 決して思い通りの演奏に至ることは出来ません。 反対に その技術、知識が未熟な場合、 感情任せ、力任せになり 無駄な力が入りやすくなってしまう、ということになります。 特に身体の先端、指先などには無意識に力が入ってしまいやすく 結果的に スティックを握り締めてしまうことになり その無駄な力が水ぶくれを誘発することとなります。 長く、速く、 そして 大きな音で叩く。 これらは特に 力任せになりがちでありますが 最もテクニックを要するプレイでもあります。 つまり 今のユキナさんにとって 大変失礼ながらテクニックが未熟であるために 良い状態で身体を使えていないので とても繊細で反応の良い指先で頑張ってしまう、 =水ぶくれが出来るほど無理に力を込めてしまう、 ということになります。 ではもう少し具体的な対策を。。。 二つのチェックポイントを紹介します。 point 1. 指や手首を使っているか? ※スティックの握り方=グリップは プレイヤーの数だけ細かい違いがありますが、 一般的なスタイルの一つに基づいて説明させて頂きます。 スティックコントロールのために とても重要なテクニック及び練習を紹介します。 A:フィンガーストローク 親指と人差し指(もしくは中指)で スティックを挟みそこを支点として 手のひらの中でシーソーのように動きます。 注)その二本の指はスティックを支えるだけの力で持ち、動かしません。 また、手首も動かないように気をつけて下さい。 支点に有る以外の指でスティックを動かします。 パッドなどを叩きながら スティックが真っ直ぐ下に落ち、上に跳ね返るのを感じながら叩いて下さい。 始めは スティックがあちこちに動いたり 均等なリズムを刻むことが出来なかったり、ですが、 指先を繊細に動かしながらコントロールをして下さい。 B:リストストローク スティックを手のひらに密着させるように持ちます。 手とスティックに隙間がないようにします。 注)力を込めて握りしめる、のではなく 密着させるだけであることを気をつけて下さい。 スティックは手首の動きのみでコントロールして下さい。 指や腕は動かさないように気をつけて下さい。 シングルストロークなどのストローク練習を この二つのテクニックにて練習して下さい。 普段動かしているつもり、となっている 指や手首をきちんと動かし、あらためて意識することで 今までとは違うレベルアップしたコントロール力を得ることが出来ます。 この技術を利用することにより 身体や腕を動かすのではなく スティックを動かして叩く、ということが 理解しやすくなります。 この練習を少しでも試した後に 今まで通りのプレイをしてみて下さい。 「今までとは違う感覚」を体感出来るはずです。 是非ともお試し下さい。 そしてその体感を確実なものにするために 繰り返し練習を積み重ねて下さい。 point 2. 手に馴染んだスティックを使っているか? 手の大きさや形、筋肉や骨格は 人によって全て違います。 太過ぎ、細過ぎ、重過ぎ、軽過ぎ、 長過ぎ、短過ぎ、、、 「・・過ぎ」なものは どれを使っても 特に指先に力を入れてしまいがちになります。 もしかしたら 今お使いのスティックより 水ぶくれが出来にくい=無駄な力を使わずに持てるスティックが あるかもしれません。 その自分の手に合ったスティックを 是非探し、試して頂きたいと思います。 スティックは種類が豊富です。 選ぶのも大変です。 最初は握って、降って、叩いて、、、 正に「手に馴染む」という感触のものを選ぶことから はじめて見て下さい。 この感覚は本人だけにしか分かりません。 ぜひスティックが多く置いてある楽器店に足を運んでみることをお勧め致します。 また 練習による進化、進歩により肉体が変化し、 馴染むスティックも変わって来ます。 このスティックにせよ楽器にせよ、 今までとは違うものを選ぶタイミング=自身の大きな進歩、進化のタイミングでもあります。 いろいろなものを試し、 常に「馴染むもの」を選び続けてみて下さい。 繰り返し申し上げますが、 今回のご質問のポイントは 確実に「上達」のタイミングです。 練習を積み重ねることで 気持ちのよい、思い通りのプレイ、音を出して下さい。 具体的なグリップの形などに関しては、 個人差も大きく、 どうしても実際に見せて頂かないと お話が難しくなりやすくなってしまいます。 この文面で少しでも何か掴んで頂けたら幸いですが、 ぜひ、直接のレッスンもご一考ください。 もちろん こちらに、 もしくは直接メールにてご質問頂いてもけっこうです。 途中経過でも、遠慮なくご連絡ください。 次回のコミュニケーション、楽しみにお待ちしております。
とても分かりやすく丁寧なご回答ありがとうございました。しばらくはこれを中心に練習頑張ろうと思います。今は受験で忙しいので、終わったらまたお世話になることがあると思いますが、そのときはよろしくお願いします★
ご丁寧なお返事をありがとうございます。
大変な時期であろうと思います。 自分の大切な目的のために 自分自身のペースで 進めて下さい。 いつでもお好きなときにご連絡下さい。 楽しみにお待ちしております!! |
はじめまして 参考にさせていただいております
今,フィルイン等でのタム〜シンバル〜スネアの速い移動がスムーズに出来なくて非常に困っております。 自分の今の感触としては速い演奏のときタム〜スネア,タム〜シンバルの距離が非常に遠く感じています。決してセットを遠くしているわけではなく,自分のイメージしているスピードに体,腕がついてきてくれない状態です。速いフィルインをやろうとするときに体に力が入っているということは随分前から認識はしているのですが,脱力すると全く速くたたけません。(力んでは絶体駄目というのは理解はしているのですが) とくにロールでのタム回しを練習しているのですが上手くいきません。タム間の移動でロールが途切れてしまいます。 通常のオルタネートについてもスピードがアップ出来ず壁にぶち当たっています。最近練習すればするほど下手になっていく感触すらあります。 もう一つだけ教えてください。よく曲のおわりにタムのロールやバスドラ,スネアのコンビネーションで締めますがその部分の一般的な譜割を教えていただけませんか?またこのようなドラムのフィニッシュ?は一般的には何と呼ばれるのでしょうか? ネットやスコアにも意外と表記がなくて困っています。耳コピに挑戦もしているのですが,なかなかうまくコピーできません。 ちなみに私の練習環境は週に1〜2回ドラムを叩けてその他の日は1〜2時間パッドで練習やっています。今スピードアップのためにストーンキラーという練習をしています。 長くなりましたがどうぞアドバイスをいただければと思います。
iammskさん、はじめまして。
DRUM FORUM えのもとひろゆきです。 ご質問をどうもありがとうございます。 大変申し訳ありませんが、 もう少しだけお時間をいただきたく思います。 必ず回答を致します。 ご容赦下さい。
iammskさん、
あらためましてこんにちは。 ご質問をありがとうございます。 また回答が大変遅くなりましたこと、 深くお詫び致します。 申し訳ありませんでした。 では早速! ドラムセット内の素速い移動についてですが まずはじめにご確認いただきたいのが 「腕、身体を動かすことに集中していないか?」 ということです。 分かりきったことを言うようで申し訳ないのですが ドラムはスティックで叩きます。 バスドラムやハイハットはベダルを踏むことで音を出します。 今回のご質問に対しては スティックの動きを速くする、ということを まず考えて下さい。 文章の中でおっしゃっているように 身体に力が入っている、ということですが、 スティックを効率よく動かす為に 身体を動かす、ということを理解して下さい。 その為の手順を。。。 まず叩く場所のそれぞれを スティックの先(=チップ、またはボディ)で触れてください。 タムやスネアは真ん中に触れるようにして下さい。 その時 腕に力が入ってしまったり 無駄に伸びないように気をつけて下さい。 そして その腕の形や伸び方が 今までと違うことを確認して下さい。 文章から想像すると 以外と楽に届く、と感じると思います。 そこにスティックを運ぶのが「腕」の役目であり 叩くのは手首、指を使うことになります。 スティックをスムースに運ぶ為の身体(腕の位置、形)を ゆっくりしたテンポで叩きながら確認して下さい。 それを少しずつ速くしていきます。 ※この時、少し脇が空気に触れる程度開けると 身体全体が固く締まることを防ぎやすくなり、 腕だけではなく肩の動きもスムースになります。 移動の仕方には 腕を前後左右に曲げ伸ばし、 スティックの軌道を曲線的、または直線的にするもの、 腰をひねるようにして叩く場所が常に自分の正面になるように 身体全体を動かす瞬間移動的なもの、 など個人の身体能力、身体の違い、練習量により様々です。 セッティングも含め 一番自分が速く叩きやすい環境を作ることが とても大事です。 映像などを参考にしていろいろな動きを知って下さい。 そして ぜひいろいろと試すことを大きくお勧め致します。 ロールでのタムまわし、とのことですが シングルであれ、ダブルであれ、 どんな音符で何打叩いているのかを理解することが大事です。 これはセット内の素早い移動にも言えることですが 勢いや流れではなく 自分が叩いている内容をしっかりと理解し、 聴き取ることがとても重要です。 曲の中では どんなリズムで、どんなストロークで、どんな音符として当てはまっているのかを 常に確認して下さい。 シングルストロークのスピードアップについてですが、 現在がどのようなストロークになっているかが分かりませんが 一つアイデアを。。。 速く叩く、というところではなく 常に同じようにスティックを動かす、というところに 意識を持ってきて下さい。 上記と同様、「スティック」に集中して下さい。 スティックの動きの 高さ、弾み方、方向、などを全て同じにすることを 心がけてみて下さい。 スティックの動く残像がきれいな扇型になるはずです。 指や手首の動きをとても繊細にする必要があります。 力技で無理矢理、ではなくきれいに弾む、ということをイメージして下さい。 ストーンキラーでの練習時にも 是非確認しながら行って下さい。 どんな奏法であれ叩く為には必ず力を使います。 「力を抜く」 と単純に考えるのではなく 「無駄な力を抜く」 ということを意識して下さい。 そしてそれは個人差があります。 自分にとって どれが必要で、不要な力なのか、 を探すことがとても重要です。 常に探し続けながら練習を積み重ねて下さい。 曲のフィニッシュについてですが、 これもアイデアを少し。。。 今までやっていた曲のテンポをフィニッシュのときだけ変えて叩く、 というイメージを持って叩いて下さい。 突然だったり、だんだんと、だったり テンポを速くしたり遅くしたりする、ということです。 その切り替えは叩いている本人しか分かりません。 拍子を変える、というのも効果的です。 4拍子の曲なら3拍子、6拍子で叩く、という具合です。 この時、 手数の多いもの、手足のコンビネーションでのフィルインの連続が良く使われます。 バスドラとのコンビネーションを多く使うことで 音の高低差が激しくなり、聴いている側も派手にダイナミックに感じやすくなります。 これも 映像などを参考にすると分かりやすいと思います。 耳だけではなく動きからアイデアをもらい 自分なりのフィニッシュを練り上げて下さい。 そして、 少し長めかな? と思うくらいがちょうど良い、と思って下さい。 ちなみに... 上記、セット内移動への応用ですが、 スネア〜タム、タム〜タムなどの間に 一打、もしくは二打のバスドラムを入れることで 移動時間を稼ぐことが出来ます。 例えば 六連符の最初か最後の音をバスドラムにして 次の場所へ移動をさせる、ということです。 是非とも試してみて下さい。 文章から察するに とても練習熱心であることが伺えます。 どんな練習でもした分だけ必ず上達はします。 問題は その上達のスピードです。 練習内容、時間により そのスピードは大きく変わります。 自分にとって必要な技術、知識を得る為に 最も効率的な方法を常に探し続けながら 練習を積み重ねることが大事です。 そのためにも 直接のレッスンも是非ご一考下さい。 iammskさんの現在を見ることで もっと効率の良い方法を伝えることが出来ます。 よろしくお願い致します。 応援しています。 これからもまた何か疑問質問があれば是非こちらへいらして下さい。 次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。 |
こんばんは。
バンド練習やライブでドラマーがクリックのみを聞く場合、オススメのインナーイヤホンがありましたら教えていただけないでしょうか? クリックを聞きながらも自分の音やメンバーの音も聞く必要があると思うので、どの程度の遮音性をもったイヤホンが必要なのか知りたいです。 よろしくお願い致します。
ココアさん、こんにちは。
ご質問をありがとうございます。 また、回答が遅れましたことをお詫び致します。 申し訳ありませんでした。 では早速回答へ。。。 クリックを聴く上での インナーイヤホン、とのことですが、 「カナル型」 と表されているものが 遮音性が高いもの、となっています。 耳の穴の奥まで差し込むタイプのものとなります。 このタイプは 音が流れていない場合、 耳栓に近い状態になるものが多く、 クリックの音がより明確に聴こえやすくなります。 ただ、 種類や個人差によりますが 耳の穴が痛くなってしまう場合もありますので 家電店や専門店にて試着してからの購入をお勧めします。 また、 このタイプのイヤホンは 繊細なものが多く、 断線も少なくありません。 演奏時に決して引っかかることや外れることの無いように 装着することを心がけて下さい。 「カナル型」以外のイヤホンやヘッドホンの場合、 周りの音が大きく聴こえ クリックが小さくなってしまう場合があります。 この場合は、 ミキサーやヘッドホンアンプなどを利用し そこにメトロノームやシーケンサーなどの音源を入力することで、 クリックの音量を上げることが出来ます。 クリックを聴く場合のイヤホンの選び方で 形状の他に注目して頂きたいところが 二つあります。 ・音質 イヤホン、ヘッドホンはそれぞれ音質に特徴があり、 聴き取りやすい、聴こえにくい、など 個人差、個体差で大きく違いがあります。 ・音圧/感度 数値で◯◯dbと表示されているものです。 (一般的には90〜110dbの間です) この数値が大きいものほど音が大きく聴こえ、 クリックの音が割れずに聴こえやすくなります。 ※ただし測定基準にばらつきがあるため、 あくまで目安としてとらえるようにしてください。 これらを考え自分にとってベストなものを選ぶ為には 上記の通り、 一度試着をすることを大きくお勧め致します。 イヤホンをしながら演奏をする場合、 クリックだけではなくバンドの音も聴く必要があります。 その時の「外」の音を聴く方法をいくつか紹介します。 ・イヤホンを片耳のみにする 左右のどちらが演奏上聴こえやすいか、 是非比べることをお勧めします。 ・ミキサーやヘッドホンアンプを使用する クリック(メトロノームなど)の音と 「外」の音を ミキサーなどに両方とも入力し、 バランスを取ります。 ライヴであれば モニターの回線をミキサーへ... スタジオであれば 集音用のマイクをバランスよく聴こえる所に立ててそれをミキサーへ... イヤホンをしていないときとは 聴こえ方もかなり違いますが、 バランスの取り方によっては演奏しやすくなる場合があります。 もう一つだけ... 汗かきの方であれば特にご注意願いたいのですが イヤホンの隙間から耳に汗が流れ込み 「耳に水が入り込んだ」状態になることがあります。 ※カナル型でも同様です。 こうなると どんな良いイヤホンであっても、 音量を大きくしても、 ほとんど聴こえなくなってしまいます。 演奏中であれば イヤホンにその汗が入り込むことで故障したり、 汗により「耳栓」となってしまったり、、、 大きなトラブルにつながります。 耳穴にはめ込む所が スポンジのものやゴム、シリコンのもの、 また大きさもいろいろあります。 ※どちらも入り込む可能性はあります。 これこそ正に個人差となります。 いろいろと試した上で対応策を練る必要がある、 ということをご注意下さい。 気持ちよく演奏をし 良い音にする為の環境づくり。。。 しっかり準備をして 出来る限りの良い環境を整えて下さい。 またなにか疑問質問があれば いつでもこちらへいらして下さい。 次回のコミュニケーション、楽しみにお待ちしてます。
えのもとさん、返事が遅くなり申し訳ありません。
とても参考になるアドバイスありがとうございました. 初めて知ったことが多く「うんうん」とうなずきながら読ましていただきました。 気持ちよく演奏に集中するために自分にあったイヤホンを見つけたいと思います!
ご丁寧なお返事をありがとうございます。
少し前と比べ、 かなりの種類が市場に出回っています。 ココアさんにとってのベストなイヤホンを見つけることで 理想のバンドサウンドに より近づくことを期待しています。 またいつでもいらして下さい。 お待ちしています!! |
こんにちは!
初めて投稿させて頂きます。 今、ダブルキックを高速でできずに悩んでいます。 ドッタッドドタッというリズムの速い曲で、後ろのキック 二発がきれいに音が出ないこと、曲の速さにキックが 追いつかないことの二点です。 ひたすら練習しても一向にできそうな気配がないので、 よろしければ練習法や速いキックのコツなどアドバイス いただけたら幸いです。 よろしくお願いします。
初めましてDWさん!
DRUM FORUMスタッフ“藤野隼司“です。 回答が遅くなりまして大変申し訳有りませんでした。 それでは早速! 速いテンポのダブルキックを踏む為には ・叩き易いセッティングをすること ・無駄な動きをなくすこと ・必要最低限の筋力をつけること が求められます。 その中でも すぐに今より叩けるようにする為に まずお勧めする方法は ・叩き易いセッティングにすること です。 セッティングを変えることで バスドラムの踏み心地は大きく変化します。 具体的に 踏み心地に関係してくるものは ・イスの高さ、座る位置、バスドラムまでの距離 ・ペダルの角度 ・バネの強さ ・ビーターの長さ ・バスドラムのヘッドの張り具合 ・バスドラムの角度(バスドラムの足の長さ) です。 この中の 一つでもセッティングを変えれば ペダルの踏み心地は大きく変化します。 さらにこれらのセッティングを 様々な組み合わせに変えることで そのセッティング毎の 長所や短所を見つけることができます。 その中に必ずDWさんにとって ダブルキックを最も踏みやすいセッティングが 見つかることでしょう。 単純に考えれば 「練習なしで上手くなる方法」となります。 是非いろいろと探しながら 試してみて下さい。 ペダル等のセッティングについては 記事No.328「ペダルについて」と その返答No.329にも詳しく書かれていますので そちらもご参照ください。 では次に練習方法です。 これは単純に、 繰り返しダブルキックを踏むことを お勧めします。 具体的には 自分がダブルキックをきちんと続けられるテンポで メトロノームに合わせて 「ドドッドドッドドッドドッ」と 3分間ダブルキックを踏み続けます。 それが終わったら3分足を休め 再び3分間ダブルキック また3分休憩 もう一度3分ダブルキック この3セットを 自分の足の動きが悪くないか 無駄な動きをしていないか 常にチェックしながら続けてください。 まずは、 力まなくても、 しっかりとコントロールできるところまで テンポを下げたところから始めて下さい。 そして、 ゆっくりなテンポで確実に出来るようになったら 少しずつ曲のテンポに近づけていくようにして下さい。 この練習を毎日続ければ、 短時間での筋力アップや技術の上達を望めることでしょう。 ※「3分」とは短い曲、約一曲分の意味です。 スピード、安定などを求める練習の場合、 一曲分=3〜5分間の持続練習+休憩 をお勧め致します。 このときにチェックする無駄のない足の動き に関しては記事No.456と その返答No.457をご参照ください。 また 近い内容として 記事No.466と468も ぜひご参照下さい。 自分の限界テンポを上げることは 非常に時間がかかります。 遠回りに思いがちですが、 できるテンポから確実にこなしていくことが 速いテンポができるようになる近道です。 焦らずじっくりと練習を積み重ねて下さい。 最後に。。。 「ひたすら練習しても一向にできそうな気配がない」 そう思ってしまうと自分で自分に ブレーキをかけることになってしまいます。 スピードは練習をした分、必ず身に付きます。 なので、 「一向にできそうな気配がない」という意識は捨てましょう。 できる、できないではなくて、とにかく 「速く叩く!」という意識で練習に臨んでください。 応援しています!! 今後も何か疑問質問などありましたら いつでもこちらへいらして下さい。 またのコミュニケーション、 楽しみにしています! |
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