Web Drum Forum
[
トップに戻る
] [
通常表示
] [
留意事項
] [
ワード検索
] [
過去ログ
] [
管理用
]
[ 指定コメント (No.527) の関連スレッドを表示しています。 ]
シンバル タム スネア 各...
投稿者:
iammsk
- 2008/05/24(Sat) 13:55:45
No.525
引用する
はじめまして 参考にさせていただいております
今,フィルイン等でのタム〜シンバル〜スネアの速い移動がスムーズに出来なくて非常に困っております。
自分の今の感触としては速い演奏のときタム〜スネア,タム〜シンバルの距離が非常に遠く感じています。決してセットを遠くしているわけではなく,自分のイメージしているスピードに体,腕がついてきてくれない状態です。速いフィルインをやろうとするときに体に力が入っているということは随分前から認識はしているのですが,脱力すると全く速くたたけません。(力んでは絶体駄目というのは理解はしているのですが)
とくにロールでのタム回しを練習しているのですが上手くいきません。タム間の移動でロールが途切れてしまいます。
通常のオルタネートについてもスピードがアップ出来ず壁にぶち当たっています。最近練習すればするほど下手になっていく感触すらあります。
もう一つだけ教えてください。よく曲のおわりにタムのロールやバスドラ,スネアのコンビネーションで締めますがその部分の一般的な譜割を教えていただけませんか?またこのようなドラムのフィニッシュ?は一般的には何と呼ばれるのでしょうか?
ネットやスコアにも意外と表記がなくて困っています。耳コピに挑戦もしているのですが,なかなかうまくコピーできません。
ちなみに私の練習環境は週に1〜2回ドラムを叩けてその他の日は1〜2時間パッドで練習やっています。今スピードアップのためにストーンキラーという練習をしています。
長くなりましたがどうぞアドバイスをいただければと思います。
Re: シンバル タム スネア...
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2008/05/29(Thu) 00:12:07
No.526
<
Home
>
引用する
iammskさん、はじめまして。
DRUM FORUM えのもとひろゆきです。
ご質問をどうもありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、
もう少しだけお時間をいただきたく思います。
必ず回答を致します。
ご容赦下さい。
Re: シンバル タム スネア...
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2008/06/01(Sun) 03:22:28
No.527
<
Home
>
引用する
iammskさん、
あらためましてこんにちは。
ご質問をありがとうございます。
また回答が大変遅くなりましたこと、
深くお詫び致します。
申し訳ありませんでした。
では早速!
ドラムセット内の素速い移動についてですが
まずはじめにご確認いただきたいのが
「腕、身体を動かすことに集中していないか?」
ということです。
分かりきったことを言うようで申し訳ないのですが
ドラムはスティックで叩きます。
バスドラムやハイハットはベダルを踏むことで音を出します。
今回のご質問に対しては
スティックの動きを速くする、ということを
まず考えて下さい。
文章の中でおっしゃっているように
身体に力が入っている、ということですが、
スティックを効率よく動かす為に
身体を動かす、ということを理解して下さい。
その為の手順を。。。
まず叩く場所のそれぞれを
スティックの先(=チップ、またはボディ)で触れてください。
タムやスネアは真ん中に触れるようにして下さい。
その時
腕に力が入ってしまったり
無駄に伸びないように気をつけて下さい。
そして
その腕の形や伸び方が
今までと違うことを確認して下さい。
文章から想像すると
以外と楽に届く、と感じると思います。
そこにスティックを運ぶのが「腕」の役目であり
叩くのは手首、指を使うことになります。
スティックをスムースに運ぶ為の身体(腕の位置、形)を
ゆっくりしたテンポで叩きながら確認して下さい。
それを少しずつ速くしていきます。
※この時、少し脇が空気に触れる程度開けると
身体全体が固く締まることを防ぎやすくなり、
腕だけではなく肩の動きもスムースになります。
移動の仕方には
腕を前後左右に曲げ伸ばし、
スティックの軌道を曲線的、または直線的にするもの、
腰をひねるようにして叩く場所が常に自分の正面になるように
身体全体を動かす瞬間移動的なもの、
など個人の身体能力、身体の違い、練習量により様々です。
セッティングも含め
一番自分が速く叩きやすい環境を作ることが
とても大事です。
映像などを参考にしていろいろな動きを知って下さい。
そして
ぜひいろいろと試すことを大きくお勧め致します。
ロールでのタムまわし、とのことですが
シングルであれ、ダブルであれ、
どんな音符で何打叩いているのかを理解することが大事です。
これはセット内の素早い移動にも言えることですが
勢いや流れではなく
自分が叩いている内容をしっかりと理解し、
聴き取ることがとても重要です。
曲の中では
どんなリズムで、どんなストロークで、どんな音符として当てはまっているのかを
常に確認して下さい。
シングルストロークのスピードアップについてですが、
現在がどのようなストロークになっているかが分かりませんが
一つアイデアを。。。
速く叩く、というところではなく
常に同じようにスティックを動かす、というところに
意識を持ってきて下さい。
上記と同様、「スティック」に集中して下さい。
スティックの動きの
高さ、弾み方、方向、などを全て同じにすることを
心がけてみて下さい。
スティックの動く残像がきれいな扇型になるはずです。
指や手首の動きをとても繊細にする必要があります。
力技で無理矢理、ではなくきれいに弾む、ということをイメージして下さい。
ストーンキラーでの練習時にも
是非確認しながら行って下さい。
どんな奏法であれ叩く為には必ず力を使います。
「力を抜く」
と単純に考えるのではなく
「無駄な力を抜く」
ということを意識して下さい。
そしてそれは個人差があります。
自分にとって
どれが必要で、不要な力なのか、
を探すことがとても重要です。
常に探し続けながら練習を積み重ねて下さい。
曲のフィニッシュについてですが、
これもアイデアを少し。。。
今までやっていた曲のテンポをフィニッシュのときだけ変えて叩く、
というイメージを持って叩いて下さい。
突然だったり、だんだんと、だったり
テンポを速くしたり遅くしたりする、ということです。
その切り替えは叩いている本人しか分かりません。
拍子を変える、というのも効果的です。
4拍子の曲なら3拍子、6拍子で叩く、という具合です。
この時、
手数の多いもの、手足のコンビネーションでのフィルインの連続が良く使われます。
バスドラとのコンビネーションを多く使うことで
音の高低差が激しくなり、聴いている側も派手にダイナミックに感じやすくなります。
これも
映像などを参考にすると分かりやすいと思います。
耳だけではなく動きからアイデアをもらい
自分なりのフィニッシュを練り上げて下さい。
そして、
少し長めかな?
と思うくらいがちょうど良い、と思って下さい。
ちなみに...
上記、セット内移動への応用ですが、
スネア〜タム、タム〜タムなどの間に
一打、もしくは二打のバスドラムを入れることで
移動時間を稼ぐことが出来ます。
例えば
六連符の最初か最後の音をバスドラムにして
次の場所へ移動をさせる、ということです。
是非とも試してみて下さい。
文章から察するに
とても練習熱心であることが伺えます。
どんな練習でもした分だけ必ず上達はします。
問題は
その上達のスピードです。
練習内容、時間により
そのスピードは大きく変わります。
自分にとって必要な技術、知識を得る為に
最も効率的な方法を常に探し続けながら
練習を積み重ねることが大事です。
そのためにも
直接のレッスンも是非ご一考下さい。
iammskさんの現在を見ることで
もっと効率の良い方法を伝えることが出来ます。
よろしくお願い致します。
応援しています。
これからもまた何か疑問質問があれば是非こちらへいらして下さい。
次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。
修正
削除
NO:
PASS:
-
KENT
-
-
Antispam Version
-