ドラムを始めてから長い間、これまで個人で楽しんでいましたが最近になって念願のバンドを始めました。
やはりドラムはバンドでやる方が楽しいですよね? 今まで一人で自宅やスタジオで練習していた時はドラムの音ばかり聴いていましたが、バンドで練習する時はドラムの音だけではなく他のパート(ギターやベース等)のメンバーの音も聴かなくてはいけません。 他にバンドでドラムを練習する時に注意する点が有れば教えて下さい。 では、来月のバンドの発表会のライブに向けて頑張りたいと思います。
ジュンさん、こんにちは。
ご質問ありがとうございます。 DRUM FORUM実石昌也です。 初バンド結成、やりましたね。 バンドで演奏する楽しみもでき、 ますます練習にも熱が入ることと思います。 バンドがますます発展するよう頑張って下さい。 それでは、回答の方に移らせて頂きます。 バンドで練習する時の注意点は、 個人での練習とは違い、 曲を演奏しているということです。 イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、間奏、アウトロ この様なパーツが合わさって 曲ができます。 各部分で、 どのような音(音質、音量)で叩けばいいのかを 意識しながらプレイしてみて下さい。 例えば、 ・最初はガツンといきたいから、イントロは激しく演奏しよう ・Aメロはボーカルを聴かせたいから、少し音量は落として、 でも勢いは失いたくないから、少し音を立たせてみよう などです。 そして 各部分を繋ぐフィルインも、 曲を演奏する上では、大切な要素です。 曲の流れを切らさないために、 どのようなフレーズがいいのか、 またどんな音色で叩けばいいのかを 試行錯誤してみて下さい。 楽器の中でドラムというポジションは、 ビートの中心になる位置にあります。 オーケストラの指揮者の様に 曲の流れを操るつもりで 積極的にプレイに臨んでみて下さい。 ジュンさんのおっしゃるように バンドでは自分の音だけでなく、 周りの音も聴かなければなりません。 周りの音と自分の音がしっかりと混ざっているか、 バンド全体の音が理想の音になっているのかを 意識して演奏してみて下さい。 一回一回の練習や本番を録音し、 メンバー同士で聴きあって、 気付いたことをみんなでディスカッションすることも お勧めします。 念願のバンドということで、 気合が入り 活動がすごく楽しい様に見受けられます。 是非 その楽しさがたくさん詰まった気持ちで、 今度の発表会などに励んで下さい。 また何か疑問質問が生まれましたら、 いつでも書き込みにいらして下さい。 次回のコミュニケーションお待ちしております。
ジュンさん、こんにちは。
今回の回答が遅れましたこと、 また、サーバートラブルによりご迷惑をおかけ致しましたこと、 お詫び致します。 大変申し訳有りませんでした。 さて... 口うるさい「オヤジ」からも一言。。。 マナーとも言うべきことですが バンド練習のときには 決して ひとりで音を出したり 個人練習をしたり しないように気をつけて下さい。 ドラムの音は 叩いている側の人が思うより 大きく、耳につく音として 他人に受け止められることが多くあります。 バンド練習には 多くの人が日時を合わせ集まる 貴重な時間でもあります。 時には 自分には直接関わりの無い話し合いや相談も その場で行われることも少なくありません。 そしてその話の中には 演奏をまとめていく上で とても大事なことが含まれている場合も多くあります。 これは全てのメンバーに言えることです。 音は必要な時にのみ 出すように気をつけて下さい。 バンド活動、 応援しています。 また次回のコミュニケーション、 楽しみに待っています!! |
はじめまして!初めて投稿させていただきます。
バスドラムの事なんですが、演奏中ペダルを踏んで、また次に踏むために足を上げると戻ってきたビーターが足の甲に当たってしまい悶絶ものです・・・。特に早い曲でよくおこります。何ビートと呼ぶのか良く分からないのですが、ハイハットは8でスネアとバスが『ドッタッドドタ』というかんじです。 あと、ツインペダルでドコドコしているときにも左のビーターがよく甲に当たってしまいます。 フォームが悪いのか?みんな我慢してるのか? とても困っています。アドバイスをいただけないでしょうか(><)
りょうさん、はじめまして!
ご質問ありがとうございます。 ドラムフォーラムスタッフ藤野隼司です! それでは早速回答させていただきます。 足の甲は人間の急所の一つであり、 スピードの増した固いビーターが当たるのは 非常に痛いものです。 これは私自身も経験がありますし この悩みを持ってる方に何度か出会ったこともあります。 それでは具体的にはどうすればいいか、 以下の3つの点をチェックしてみてください。 1、ペダル(フットボード)から足が離れていないか? ペダルを踏む際に そのボードから足が離れてしまうと 瞬間的にペダルのコントロールをしていないのと同じ事になります。 そのため ビーターの振り幅が必要以上に大きくなり 足の甲に届くほどに跳ね戻りやすくなってしまいます。 2、ペダルを指で踏んでいないか? ペダルを足の指で踏んでしまうと 足の全体にも不必要な力が入ってしまいます。 また、つま先立ちの様になるため 足の甲の位置を 自分からビーターに近づけている事となってしまいます。 3、ビーターの角度が大きすぎていないか? 上記の1、2をチェックしてもまだ足の甲にビーターが当たる場合、 ペダルを踏まない状態でのビーターの角度が 足に当たるような大きなものになっている =バスドラムのヘッドから離れすぎている ということが考えられます。 上記の3つの点をチェックし 修正することで ビーターが当たる事はなくなると考えられます。 ペダルを踏む際に足の裏が接する場所ですが、 「つま先立ち」や「べた足」ではなく 軽い「背伸び」の時に足に力がかかる場所の感覚を目安にし、 速さや強さなど コントロールしやすい方法などとともに微調整をしながら 練習の中で探し 自分自身にとって良い場所を見つけ出して下さい。 また ペダルに直接関わる部分ではないところのチェックをもう一つ。 「ペダルを踏む」=「足を動かす」 という事になっていませんか? 私たちは 「音を出す」ために「身体を動かして」います。 音を出すことが目的のはずが、 一生懸命になる事で いつの間にか身体を動かす事だけに集中してしまう、、、 つまり 足を速く動かす、や、 足に力を入れる、という事の方に気持ちが入ってしまうと、 ペダルのコントロールをおろそかにする事となります。 バスドラムの音を出すための道具 =ペダルです。 この道具を使いこなすために 技術が必要となります。 足を動かしているだけでは ペダルはただ「ついでに動く」だけとなってしまいます。 ※手の場合、全く同様に その道具は「スティック」となります。 ビーターも 足に当たり過ぎないようにするコントロールが 必要となります。 何となく、では 決してコントロールは出来ません。 「速いフレーズ」や「強い音」など 自分が思い描いている音ががきちんと出ている事をチェックしながら 練習を積み重ねて下さい。 最後に... ビーターが当たる、ということに限らず ドラムを叩いて身体のどこかに痛みが走る場合は... 絶対に我慢をせず 早急に 痛みのないセッティングや 痛みのない身体の動きを探してください。 痛みが少しでも続くようであれば 病院に行くこともお勧め致します。 痛みは身体から発せられる危険信号です。 痛みを我慢したままドラムを続けてしまうと 身体を壊してしまいかねません。 今後、 ドラムを叩き続ける為、健康な生活を送る為にも 痛みに対して注意を怠らないようにして下さい。 練習を進める中で また今後もなにか疑問質問等ありましたら 是非ご質問下さい。 またのコミュニケーション、楽しみにしています。
お返事ありがとうございます。
丁寧な解答でとてもためになりました! 言われてみれば、必死になるとつま先立ちになっちゃってる気がします(^^;) 3つの点を常に意識して、痛みを解消していこうと思います。 ありがとうございました!
ご丁寧なお返事をどうもありがとうございます。
意識し続ける事は大変な事です。 しかし その結果は確実に上達につながる事となります。 その勢いを 練習を積み重ねる事に向けて下さい。 応援しています。 またいつでもこちらにおいで下さい。 次回を楽しみにお待ちしております。 |
はじめまして。私は最近おかずのレパートリーのなさにうんざりしてます。ルーディメンツをやると良いよ。と言われて雑誌を買い(CD付き)練習しようと思うのですが、何十パターンあるルーディメンツをどのように練習すればいいのですか?例えばシングルパラディドルならそれを10分くらいやって、次はダブルパラディドルを10分くらいやって、、1つ1つに時間を決めてやるのか?それともCD通りにマネをしてすべてのルーディメンツのパターンを1回づつ叩いたら1日の練習は終わりなのか?全然分かりません。。詳しい練習の仕方を教えてくれませんか><
ゆたさん、はじめまして。
ご質問をどうもありがとうございます。 また、 回答が遅くなりまして大変申し訳ありませんでした。 では早速本題へ。。。 おかずのレパートリー、 とのことですが、 その言葉通り考えてみましょう。 おかず=食事のときのおかず と考え、そのレパートリーを増やす場合、 いきなり自分のアイデアを試すより 料理本などを参考にする事が多いと思います。 これを おかず=フィルインと考えたとき、 料理本=ルーディメンツの本 とはいきません。 料理本は美味しい料理の作り方、 つまり完成品が載っています。 しかしルーディメンツの本の場合、 フィルインの完成品が載っているわけではなく、 素材の調理法や道具の正しい使い方が載っている、ということとなります。 ルーディメンツはあくまで「方法」や「道具」であり それを知り使いこなす事で目的や完成品となります。 ※ルーディメンツの応用については 記事No.487をご参考になさってみて下さい。 では具体策へ。 好きな曲、 叩きたい曲、 いまバンドでやっている曲、 それに似ている曲、 興味のある曲、 そして 叩きたいフィルインが聴こえてくる曲。。。 など、 何でも構いません。 それらに今まで以上に耳を傾け、 繰り返し聴いて下さい。 そして そのフィルインを好きなものから真似てみて下さい。 全く同じにしたいのであれば 何度も何度も繰り返し分かるまで聴いて下さい。 また、 自分にはこう聴こえる、というところまで、 真似られるところまで、でも構いません。 分かるもの、知っているもの、 そして出来るもの、 =ボキャブラリーを増やしていって下さい。 どんなものでも 知っているもの、理解しているもの、経験のあるものしか 決して演奏には出てくる事はありません。 そのために まずは「知識」を増やす事 =たくさんのフィルインを「聴く、知る」ことから始めて下さい。 これもとても大切な「練習」の一つです。 そしてここで ルーディメンツの練習が出てきます。 「完成品」のための方法、道具の使い方を練習して下さい。 これを平行して行って下さい。 順番は何でも構いません。 好きなもの、興味のあるものからで構いません。 叩きたいもののイメージ +叩きたいもののためのテクニック これを同時進行で練習を積み重ねて下さい。 練習時間についてですが、 一曲分=3〜5分間、同じものを続けられるように、 という目安を作ると分かりやすいかと思います。 そして 痛みが伴ったり、 ぼーっと続けて、時間だけかけてしまうものはあまり効果がありません。 今練習している事の内容を理解し、 目的や目標、到達点などを持ち、 集中して行うのが効果的であり、上達につながります。 一日の練習メニューを組んでみる、 というのも良い方法の一つです。 それを自分のペースで進化させていって下さい。 あとは... 少しずつで構いません。 「ほんの少しの勇気」とともに 覚えたてのモノ、 練習をたくさんしたモノ、 試してみたいモノから どんどんドラムに向かってチャレンジして下さい。 それらが 思っている通り、 イメージの通り、 自分がカッコいいと思うようになるまで 繰り返して「完成品」を作り上げて下さい。 ※記事No.449もぜひご参考になさってみて下さい。 自分のイメージの通りに演奏が出来る。 これはとても困難な事ではありますが、 想像を遥かに超えたとても気持ちのよいものでもあります。 このために「練習を積み重ねる事」は 決して欠かす事の出来ないものです。 気持ちのよい、 カッコいい、 素敵な演奏になるように応援しています。 練習をぜひ積み重ねて下さい。 また何か疑問質問があれば ぜひともこちらまでいらして下さい。 直接のメール、またはレッスンなどもぜひご一考ください。 次回のコミュニケーションを楽しみにしています。
回答ありがとうございます。ルーディメンツの意味も分かったので嬉しかったです!併用してやってみます!とてもためになりました!!
お返事をありがとうございます。
練習が進んで行くと、 きっとまた疑問質問が出てくる事と思います。 そのときはまたいつでも気軽にこちらにおいで下さい! 楽しみにお待ちしています。 併用、応援しています!! |
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いつもご覧いただいている皆様、 ご利用いただいている皆様、 ありがとうございます。 皆様のお陰をもちまして 前回の回答文で記事No.500に達する事が出来ました。 とてもとても嬉しく思っております。 感謝致します。 ありがとうございます。 そして 常に大きな力を貸してくれている スタッフの全てに感謝を致します。 ありがとうございます。 これからも 精一杯の思いとともに回答を続けて行きたいと思います。 疑問質問、 どんどんお寄せください。 楽しいコミュニケーションを楽しみに楽しみにしております。 どうぞよろしくお願い致します。 ...次回は記事No.1000の時にご挨拶を。。。 |
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