質問をお願いします
Pearlのリズムトラベラーというミニドラムを使っているのですが、ハイハットの音が悪いので新しく購入しようと思っています。ミニドラムにあうハイハットはどのような物でしょうか? 好きなジャンルがパンク・ラウドロック系です。
マグナムさん、はじめまして。
DRUMFORUMの市川光一です。 ご質問をありがとうございます。 また、回答が遅くなりました事、 申し訳ありませんでした。 それでは早速、 ミニドラムに合うハイハットというと、 一般的には小さめのサイズのもの(13インチや12インチなど)を 連想される方が多いと思います。 サイズの小さいミニドラムは必然的に音量も小さくなります。 それに合わせて、ハイハットも音の小さいものを使おうという発想です。 ただマグナムさんが好きなパンク・ラウドロック系は ギター、ベースも音量が大きい音楽ジャンルであり、 ドラムのサウンドもそれにともなって大きくなります。 ドラムセットの音量のバランスと、周りの音量に負けないようにと考えると 音程が高く、硬くて派手な音の出る、音量の大きいハイハットが好まれます。 以上を踏まえ、マグナムさんの現状にとってどちらに寄るのが好ましいのか よく考えてみてください。 いくつか候補になりそうなハイハットを紹介しますので、 良かったら参考にしてみてください。 ミニドラム向き Zildjian ・A.Zildjian Special Recording HiHats 12 ・ZHT Mini-Hats 10 Sabian ・APX APX-13 HiHat パンク・ラウドロック向き Zildjian ・Z.Custom Hi Hat 14 ・A.Custom Master Sound Hi Hat 15 ・A.Custom Master Sound Hi Hat 14 ・A.Zildjian Rock HiHats 14 ・ZHT Rock Hi-Hat 14 ・ZXT Rock HiHat 14 ・ZBT Rock HiHat 14 PAiSTe ・2002 Classic Sound Edge Hi Hat 14 ・RUDE Classic Sound Edge Hi Hat 14pr ・ALPHA Rock Hi Hat 14 ・PST-5 Rock Hi Hat 14pr Sabian ・AA METAL-X AA-14BMXH-B 比較的手に入りやすい代表的なもの、 価格も高いものから安いものまで挙げてみました。 あくまで参考ですので、これだけとは全く限りません。 もし大好きなドラマーがいたら、同じものを探してみるのも良いでしょう。 シンバル選びは、経験の有るドラマーでも難しい作業です。 予算も有るでしょうし、分からないことも多いと思いますが、 十分な試奏をした上で ぜひ勇気を出して一つ買ってみてください。 高いものを無理に買う必要はありません。 自分で考えて選んで決めたものであれば、 今使っているものよりは必ず良い結果につながるはずです。 悩むことがあれば、いつでもこちらで質問をしてください。 良い楽器にめぐり合いますように祈っています。 またのコミュニケーション、お待ちしております。 |
以前もご指導いただきありがとうございました。
また,質問させていただきます。 今,大江戸ウィンドオーケストラというバンドの シングシングシングという曲の終盤にあるドラムソロが 非常に気に入ってコピーしようと練習しているのですが,高速の三連のようなところがあり, 耳コピでの限界を感じています。 こういった,ドラムソロや曲のフィニッシュなどでは,こういったスネアやフロアタムのフレーズは 良く使われていると思いますが,いまいち自分の頭の中に楽譜が思い浮かびません。 ダブルストロークを活用するのはわかるのですが,RLL-LRRなのか,他のルーディメンツなのか実際さっぱりわかりません。 1.まず,この曲ドラムソロの高速のフレーズをやるとしたらどのようにたたくのか,どういった手の動きになるのか教えていただければと思います。 2.今後の応用として,このソロのスネアの3連?6連?の部分はいろいろな場面で使うと思うのですが,連符の中のゴースト具合,アクセントの具合をよく表現できるコツをご指導いただければと思います。 ちなみに音源はニコニコ動画でも聞けました。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2038573 以上非常にわがままな質問ですがよろしくお願いします。
iammskさん、
再度のご質問、とてもうれしく思います。 ありがとうございます。 大変申し訳ありませんが、 もう少しお時間をいただきたく思います。 必ず回答致します。 お待ちください。 よろしくお願い致します。
iammskさん、
あらためましてこんにちは。 再度の質問をありがとうございます。 また 回答が大変遅くなりましたこと お詫び致します。 申し訳ありませんでした。 それでは早速。。。 まず お知らせいただいた音源についてですが、 正直なところ、 不鮮明なところが多く、微細なところまで聴き取ることが出来ず、 分析が不可能である部分が多い、 ということを先に申し上げておきます。 聴き取れる範囲で、 または憶測で、という状態での説明であることを ご了承下さい。 このソロの中で使われているテクニックは 以下のものが多く聴き取ることが出来ます。 (表記の都合上、パソコンでご覧下さい。) 3 3 A ┏━━━┳━━━┓ ┏━━━┳━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ R L R L R L 3 3 B ┏━━━┳━━━┓ ┏━━━┳━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ R L L R L L (L L R L L R) 3 3 C ┏━━ ┏━┓ ┏━┓ ┏━━ ┏━┓ ┏━┓ ┃ ┣━┫ ┣━┫ ┃ ┣━┫ ┣━┫ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ R L L R R L R R L L 3 3 D ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓ ┏━┓ ┣━┫ ┣━┫ ┣━┫ ┣━┫ ┣━┫ ┣━┫ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ R R L L R R L L R R L L これらの手順を基本的なものとして アクセント、ノーアクセントを組み合わせて演奏しています。 この中でも特に『C』の手順は、 シンバルなどのアクセントと一緒に いわゆる「派手」や「盛り上がるところ」で使われているように聴き取れます。 アクセントの音を しっかりと際立たせて聴こえさせるためには ノーアクセントの音をしっかりと演奏することが重要です。 アクセントの音は 気持ちも入り、力も入りやすくなります。 そのため 本人が強く叩いているだけで 強く音が出ている「つもり」になりやすく、 アクセントとして目立つ音や強く抜け出る音として きちんと演奏出来ていないことが多くあります。 アクセントを出すためには それの対称になる音=ノーアクセントの音を きちんとアクセントを無しで演奏出来なければなりません。 その区別が音としてはっきりしていないと、 どれがアクセントでどれがノーアクセントなのか 聴いている側としては良くわからない状態になってしまいます。 つまり 叩いている本人だけが分かる、 =「つもり」で叩いているだけで 思っている表現には至らない、ということになります。 3 3 ┏━━━┳━━━┓ ┏━━━┳━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ > > 3 3 ┏━━━┳━━━┓ ┏━━━┳━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ > こういったプレイの場合、 アクセント以外の音=ノーアクセントの音を アクセントの音とはっきりと音量や音質の違いを作り、 全て同じ音量、同じ音質にコントロールすることが重要です。 そうすることによって アクセント以外は目立たない「長い音」「伸びた音」として 聴こえてきます。 かなり小さい音であっても きちんと演奏されている音はきちんと聴こえます。 その落差を明確にし、 小さくしたノーアクセントの音を安定した音にすることで 叩いている側としては 「タトトタトト」「タトトトトト」と叩いているものが アクセントの音が際立ち、 「タウウタウウ」「タウウウウウ」と聴こえ、 さらにテンポが上がることで 「タウータウー」「タウーーーー」 「ターーターー」「ターーーーー」 と聴こえてくることになります。 ノーアクセントの音をコントロールすることは 決して単純ではないテクニックの一つです。 必ずゆっくりから練習を積み重ねて下さい。 まず始めに アクセントとノーアクセントの音を 打面とスティックのチップとの距離で計り、 その違いを動きからはっきりさせて下さい。 例えば アクセント=チップが真上を向く ノーアクセント=打面から3~5cm という具合に動きを制限し、 どちらも同じ力具合で叩くことで 音量に差が生まれます。 この音量差を安定して作り続けて下さい。 特にノーアクセントの音が 安定し続けていることに注目をしながら 練習を続けて下さい。 形を完成させることで 音量差を明確に知ることが大切になる練習です。 アクセントは 距離を保つ代わりに ほんの少し力を加えることでも音量を稼ぐことが出来ます。 結果的に 音楽を演奏する上では 打面との距離は決して守りきる必要のないものになります。 音に差が出ることが重要であり、 動きに差が出ることが重要ではない、 ということを理解して練習して下さい。 常に 音に違いを生み出す、ということが 最も重要となります。 また 音量だけではなく 音質を変えることでも アクセント、ノーアクセントは表現出来ます。 例えば 全て同じ力具合で叩いていても 上記譜面のアクセントのところをタムにしたり、 シンバルにするだけで アクセントとして聴こえて来ます。 繰り返しますが、 動きや力具合だけでコントロールするものではなく、 聴こえ方が最も重要である、ということを よく理解して下さい。 もう一つ 違う視点から、 カッコ良く表現する、 そして聴こえるためのポイントとして 「正確」に演奏することがとても大事です。 「勢いで」「ごちゃごちゃと」 というようなプレイではなく カウントやビートにしっかり乗せて どんな音符をどんな噛み合わせ、組み合わせで叩いているのか、 叩いている本人が確実に分かっていないと 聴いている側に 「なんとなく沢山動いて音が出てる...」とは思われても この動画の演奏のように 「カッコ良い」や「真似したい」と思われるようには聴こえて来ません。 ゆっくり演奏しても 速いテンポで演奏しても 演奏内容や手順などが同じに演奏出来る、 というテクニックが必要です。 ゆっくり確実に積み上げ、 決して焦ること無く練習を繰り返して下さい。 最後に ほんの少しのコツ、のようなものを。。。 3 3 3 3 ┏━━━┳━━━┓ ┏━━━┳━━━┓ ┏━━━┳━━━┓ ┏━━━┳━━━┓ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ > > ーーーーーーーーーーーーーーーーーー→ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー→ 連符を繰り返す場合など、 上記の矢印のように 次のアクセントの音に向かって音量を大きくしていく =クレッシェンドをかけることで アクセントの音をよりダイナミックに聴かせることが出来ます。 これこそ ノーアクセントの音を細かくコントロールすることであり、 さらに細かいテクニックが要求されることになりますが、 是非とも試して練習してみて下さい。 ※もちろんこの動画の演奏でも行われています。 また何か疑問質問があればいつでもこちらにいらして下さい。 そして 是非直接のレッスンもご一考ください。 よりピンポイントのアドバイスの提供に繋がります。 よろしくお願い致します。 次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。 |
初めての投稿になります。
今まであまり人に教わった事がなく、疑問が常に付き纏う生活です。 とても沢山あるので聞きたい事が無くならないのですが、今は一番困っている事を投稿しようと思います。 今19歳、ドラムを叩いて2年、バンドを組んで2年と同時進行で始めたのですが、今、自分たちの曲の一つ一つのフレーズ、音が曲に合わず、曲を殺している気がしてなりません。 作曲はGtがやっているのですが、どうにもしっくりいくものが作れません。 やはり自分の中の引き出しが少ないのは解っているのですが、それでもやはりやっていかないといけない環境に陥ってしまい、遂にはクビになるんじゃないかというところまできてしまいました。 長くなって申し訳ありません・・・;; 質問を・・ 既に「完成」と目途を立てた曲をもう一度練ろうとすると、どうしても頭の中で出来上がっているので中々練り直す作業がはかどりません。 一度出来てしまったフレーズを更に練り、曲を殺さず生かせるドラムを叩くにはどうすればいいでしょうか? 不明な点が有りましたらその都度投稿しますので、指導の程よろしくお願い致します。
亮さん、はじめまして。
ご質問をありがとうございます。 大変申し訳ありませんが、 もう少しだけお時間をいただきたく思います。 必ず回答致します。 お待ちください。 よろしくお願い致します。
亮さん、
あらためましてこんにちは。 ご質問をありがとうございます。 また 回答が遅くなりましたこと、 深くお詫び致します。 申し訳ありませんでした。 では早速。。。 今の亮さんの状況を頂いた文章から判断させていただきますと、 個人的にもバンド的にも 一つの「壁」を超える時期に来ていると思います。 勢いを持ってバンドを組み、始めた頃とは違い、 時間を経て、 個人でもバンドでも技術や知識が高まり、 意識的にも無意識にも向上心や欲が増していることと思います。 それに対し 今現在の技術と知識が追いつかなくなり、 本来楽しく好きなこと、のはずが、 やればやるほど、好きになれば好きになるほど苦しくなって来ている、、、 という状況に思えます。 頭=知識の成長と 身体=技術の成長は 決して伴うことはありません。 頭は気付くことで瞬時に成長しますが、 身体は育ち整うまでに時間がかかります。 つまり 気付いたから、分かったから、 といって身体が直ぐに反応して出来る、とはなりません。 例えば カッコいいフィルインやパターンを思いついたり 口に出して歌えたとしても 直ぐにその通りカッコ良く音に出して叩けるか、と言えば それがとても難しいことであり、 すぐにはイメージ通りには至らない、 ということを理解していただけると思います。 ですから そこに必ず「練習」が必要であり、 「時間をかける」ことがとても大切なことになります。 そして そこはほとんどの場合、 じれったく、苦しく、 上手くいかない、思う通りにいかないために 不安がまとわりつくところでもあります。 時間を経て 知識が増し、技術が上がってくれば 当然のように、 もっともっと、、、と自分自身やバンドの音に対して 「贅沢」を望むようになって来ます。 それを満足させるには 「時間をかけた練習」以外に、解決方法はありません。 それも ただ繰り返す、というだけの 「時間を使う」というものではありません。 工夫をし、練り、試し、それを繰り返す。 今までと違うことをやろうとしているのであれば 今までと違うやり方で臨んでみることが大切です。 例えば バンドの曲を 常に一人一人で考えたあとにスタジオに持って来る、という方法であったのなら みんなに意見を求めてみてから、という方法もあります。 具体的でもイメージでも構いません。 どんなフィルインが、どんなパターンが、どんなアイデアが、 他のメンバーの中にはあるのか、を聞き出し、知ることもとても大切です。 そしてそれは 自分がその曲に対しての音を組み立てるのにとても助けになるはずです。 その他、 組み立てる上でのアイデアとしてもう一つ。 いきなり「完成」を目指すのではなく まずは「お試し」「未完成」「試作品」をきちんと音に出して 自分もメンバーも聴き取れるものを「完成」させて下さい。 それに対して 意見や工夫をするようにして下さい。 想像の中だけではなく 具体的になったものに対して、ではないと 違いや差、カッコ良い、悪いなど 具体的な指摘もし辛くなります。 パターンA、とか バージョン1、とか、、、 いろんな形を「試作品」としてまずは完成させてみることで より磨かれた「完成品」を生み出すことが出来ます。 いつもこのコーナーでも書き込むことですが、 自分一人でもバンドでも 客観的に聴き取り、 好き嫌いやカッコ良い悪いを判断するために、 録音をしてください。 その音源を元に 聴いてくれる人のつもりになって聴き取り、 一人で、そしてメンバー全員で相談しながら、 曲の完成へ向かって下さい。 これももちろん、 「繰り返す」ことが重要です。 納得のいくまで繰り返して下さい。 実際にメンバー以外の身近な人に 聴いてもらうのも良い方法の一つです。 楽器の演奏などをしていない人でも構いません。 雰囲気やイメージで意見をもらい、 それをヒントに組み立てをして下さい。 引き出し、アイデア、ボキャブラリー、、、 これらは全て「情報」です。 これらに対しての解決方法は「集める」ということにつきます。 具体的には どんな曲、どんな本、どんな人からも 「使えるものはないか?」と常に興味を向け続けることです。 そして繰り返すことです。 興味の湧かないものは放っておいても構いません。 その分、興味の湧く方を深く探って下さい。 大嫌いな、全く興味の湧かないものに対して 苦しみながら無理矢理情報を探るより、 大好きなものに対して深く奥まで探る方が 多くの情報が得やすいものです。 また 情報を得る楽しみや自分自身の方法やコツなどが見つかりやすくなり、 そうすることで 今まで興味の湧かなかったものに対しても 耳を傾けることが容易になり、 新たな情報を得ることが出来るようになります。 テレビ、ラジオ、街中、ネット、友人から、、、など 情報はいくらでも身近にあります。 耳を傾けてみて下さい。 最後に。。。 亮さんが目指しているのは 「曲の完成」であり 「ドラムプレイの完成」ではありません。 つまり たった一人での納得ではなく その曲を演奏するバンドメンバー全員の納得が必要になります。 これはもちろん 他のメンバーの音にも言えることです。 亮さんが納得しなければ 曲の完成にはなりません。 今現在の亮さんの中での「完成」と思えるものは 「ドラムプレイの完成」であって、 上記にある「試作品」の完成の段階です。 更に言えば ドラマー側から見た、バンドから見た、完成であり、 聴く人がカッコいいと思う完成品では無いと思われます。 その試作品をメンバー全員で意見を交わし合い、 曲として完成させるために 必要ならばもっとアイデアを練ることが大切です。 繰り返すようになりますが、 今までとは違うところに自分自身もバンドも来ています。 今までとは違う時間をかけ、アイデアを練る必要があります。 今までとは違う方法で ドラムプレイを練り上げ、曲を完成させて下さい。 今までとは違い、 時間や労力がかかります。 完成品を作りたいのであれば 惜しまずかけて下さい。 この文章の中で なにかヒントになるものがあることを祈るばかりです。 若く勢いのあるドラマー、そしてバンドを 応援しています。 この他にも また何か疑問質問があればいつでもこちらにいらして下さい。 そして 直接のレッスンであれば 亮さんに特化した より具体的でなアドバイスの提供に繋がります。 是非ご一考ください。 次回のコミュニケーション、楽しみにお待ちしております。
親切な回答ありがとうございます。
指摘の通り現在はやはりドラムを叩くのが以前よりも増してとても苦痛です。 コピーをする分気負いなく叩けるのでとても楽ですがバンド楽曲は本当にシンドイものが・・・ 金銭事情によりレッスンを受講する事が出来ませんが、先輩者の方に意見を頂く事で雑念も振り払って練習に集中できそうです。 現在はバンドを脱退してしまいましたが、幸いな事にまだ学生の身分です。正直焦りがとてもありますが、地道に練習に打ち込んでいきます。 またすぐに悩みが出てくると思いますが、その時はまたこちらに投稿してもよろしいでしょうか? よろしくお願いします。ありがとうございました。
丁寧なご返信、ありがとうございます。
練習は出来るときに出来るだけ沢山して下さい。 練習は練習した分だけ必ず進歩があります。 打ち込んで下さい。 いつでもこちらにいらして下さい。 楽しみにお待ちしております。 |
初めましてこんにちは。
僕は高校3年にもうすぐなるんですが 春に新曲をやろうとなって 友達が選んできた曲が 裏打ちが基本になっているんですけど、 裏打ちの仕方がいまいち分からないんです。 こんな僕に助言をお願いしますm(__)m
たくやんさん、
はじめまして。 ご質問ありがとうございます。 早速ですが、 「裏打ち」 という意味を取り違えてしまうといけませんので もしよろしければ そのお友達が選んできた曲名を教えていただけませんでしょうか? より具体的なアドバイスが出来るかと思います。 よろしくお願い致します。
こんばんわ。えはら様
9mm parabellum bulletの Living Dying Messageっていう曲です^^
早速のお返事、ありがとうございます。
曲名、了解致しました。 回答までしばらくお時間を下さいますよう よろしくお願い致します。 ...ちなみに、、、 ...私は「えのもと」です(^^;)。。。
名前まちがえていて
申し訳ないです。 了解です。宜しくお願いします。
たくやんさん、こんにちは。
回答が遅くなって 大変申し訳ありません。 もう少しお時間をいただきたく思います。 必ず回答致します。 お待ちください。 よろしくお願い致します。
たくやんさん、あらためましてこんにちは。
ご質問をどうもありがとうございます。 また 回答が遅くなりましたこと、 大変申し訳ありませんでした。 では早速。。。 今回のご質問にある「裏打ち」ですが お知らせいただいた 9mm parabellum bullet「Living Dying Message」を参考に 話を進めさせていただきます。 また 右利きの方の一般的な構え方 =右足:バスドラム 左足:ハイハット として話を進めさせていただきます。 この曲に使われている基本的なパターンは 一般的な8ビートと似ていますが、 大きく違うのがハイハットの音です。 叩く内容も音色も違います。 言葉にするならば 「ドッ・チッ・タッ・チッ・・・」 「ドッ・チー・タッ・チー・・・」 となるパターンです。 このパターンを演奏する場合の注意点は 以下の通りとなります。 1:バスドラムとハイハットの音で八分音符を作る。 一般的な8ビートの場合、 ハイハットで 「ヂッチッヂッチッ・・・」 となるように 八分音符を刻みますが、 この曲に使われるような「裏打ち」と聴こえるパターンの場合、 上記の「ヂッ」の部分に バスドラムの音をきちんと噛み合わせるようにします。 つまり 二つの楽器の音で安定した八分音符になるように演奏することが大切です。 2:ハイハットの音を安定させる。 クローズで叩く場合は 手を中心に音量や音色を安定させることを注意して下さい。 オープンの場合は 左足のコントロールが非常に大事です。 足を動かしてリズムを刻む、という 使い方をするのではなく ハイハットオープンの音をいつも同じ音になるように 開き具合を調節するための動きとなります。 ハイハットオープンの音が 安定した八分音符の音にきちんと噛み合うように 左足の動きに注意を向けて下さい。 3:バスドラムとスネアドラムの音を中心にパターンを作る。 「裏打ち」と仰っているように そのドラムパターンを叩く上で 手に対して、 さらにハイハットを叩く手に対して 大きく意識が向かっているように推測されます。 ドラムセットの音は バスドラムとスネアドラムの音が中心となって 聴こえています。 叩き手側の意志とは 少し異なる場合が多くあります。 ハイハットを叩く手に意識を向かわせる必要は もちろんありますが、 その時にバスドラムとスネアドラムの音が 意識の薄い、 言葉を悪くすれば「音が出ているだけ、ただ叩いているだけ」 のような音に決してならないようにすることが大切です。 また ハイハットを左足で動かすことに不慣れな場合、 バスドラム =右足は始めのうちはとても不安定になりやすくなります。 セッティングやイスの高さなどを工夫することで 演奏がしやすくなることも多くあります。 併せてチェックしてみて下さい。 ドラムセットは 多くの楽器の集合体であり 一つの楽器です。 全ての演奏される楽器の音量バランスを考えて 演奏することを心がけて下さい。 では具体的な練習方法を。 以下、 X=ハイハット(を叩く)、 O=バスドラム として説明します。 ハイハットのオープン、クローズに対しては o+ XX と o=オープン、 +=クローズ のマークをハイハットの記号(X)の上に付けて記します。 (出来る限りパソコンでご覧頂くことをお勧め致します。) パターンを演奏する前に ハイハットとバスドラムだけで演奏します。 1 2 3 4 XXXXXXXX ・・・ O O O O ・・・ この後 1 2 3 4 X X X X ・・・ O O O O ・・・ と演奏します。 この二つがどちらも 安定した八分音符の連続として聴こえるように演奏して下さい。 特に後に示した方は 1 2 3 4 OXOXOXOX ・・・ と聴こえるようにきちんと噛み合わせるよう 心がけて下さい。 ここで出来上がった八分音符の連続に スネアドラムの音を組み合わせて下さい。 組み合わせても 八分音符の連続が安定し、 崩れないように注意をして下さい。 ハイハットのオープン、クローズの音を使う場合でも 基本的に八分音符の連続を作り出すことは同じです。 1 2 3 4 +o+o+o+o XXXXXXXX O O O O 左足に注意を向けて オープンとクローズの音がきちんと八分音符に噛み合うように、 そしてバスドラムの音ときちんと重なるように 注意して下さい。 また ハイハットを叩くタイミングと 左足の動きに注意して オープン、クローズとしてそれぞれ「一つの音」になるように気をつけて下さい。 「チッ」「チー」となるようにして下さい。 「ズチッ」とか「ジチー」、「チーッジャ」とか、、、 二つの音が混ざったようにならないよう注意して下さい。 この後に 1 2 3 4 +o+o+o+o X X X X O O O O クローズのときは ハイハットを踏むだけの音になります。 その踏むときに出る音が八分音符になるように気をつけて下さい。 そして 先ほどと同じように この音にスネアドラムの音を噛み合わせて下さい。 「安定した八分音符の連続」 となることを常に忘れないで下さい。 手に比べ 足はほとんどの人が器用とは言いがたいものです。 さらに 右利きであれば左足の動きは さらに感覚が遠く感じることと思います。 始めのうちは 左足へ注意を向けることで 他の動きが今までと同じようには動かなくなることが 多くあります。 ゆっくりしたテンポから 確実に積み上げて下さい。 頭の中でパズルを組み立てるような 作業をすることになります。 「勢いで適当に...」 で出来たとしてもそれは一時的なもので、 ステージ本番などの緊張が伴うときには 全く出来なくなるどころか バンドのアンサンブルまで崩れてしまい、 乱暴な言い方になりますが 「音楽に聴こえない」などということもあります。 このコーナーでも 常に書き記していますが、 一人の練習、バンドでの練習を録音し、 お客さんの耳で「格好良く出来ているか?」を 常に確認しながら練習を積み重ねて下さい。 高校生として 最後のステージが待っていることと思います。 精一杯練習し、 精一杯カッコ付けて下さい!! また何か疑問質問があればいつでもこちらにいらして下さい。 そして 直接のレッスンであれば たくやんさんに特化した より具体的でなアドバイスの提供に繋がります。 是非ご一考ください。 次回のコミュニケーション、楽しみにお待ちしております。 |
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