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裏打ちの仕方
投稿者:
たくやん
- 2009/03/14(Sat) 17:27:47
No.660
引用する
初めましてこんにちは。
僕は高校3年にもうすぐなるんですが
春に新曲をやろうとなって
友達が選んできた曲が
裏打ちが基本になっているんですけど、
裏打ちの仕方がいまいち分からないんです。
こんな僕に助言をお願いしますm(__)m
Re: 裏打ちの仕方
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2009/03/14(Sat) 18:18:25
No.661
<
Home
>
引用する
たくやんさん、
はじめまして。
ご質問ありがとうございます。
早速ですが、
「裏打ち」
という意味を取り違えてしまうといけませんので
もしよろしければ
そのお友達が選んできた曲名を教えていただけませんでしょうか?
より具体的なアドバイスが出来るかと思います。
よろしくお願い致します。
Re: 裏打ちの仕方
投稿者:
たくやん
- 2009/03/14(Sat) 21:21:48
No.662
引用する
こんばんわ。えはら様
9mm parabellum bulletの
Living Dying Messageっていう曲です^^
Re: 裏打ちの仕方
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2009/03/14(Sat) 22:45:47
No.664
<
Home
>
引用する
早速のお返事、ありがとうございます。
曲名、了解致しました。
回答までしばらくお時間を下さいますよう
よろしくお願い致します。
...ちなみに、、、
...私は「えのもと」です(^^;)。。。
Re: 裏打ちの仕方
投稿者:
たくやん
- 2009/03/14(Sat) 23:31:37
No.665
引用する
名前まちがえていて
申し訳ないです。
了解です。宜しくお願いします。
Re: 裏打ちの仕方
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2009/03/22(Sun) 02:10:46
No.667
<
Home
>
引用する
たくやんさん、こんにちは。
回答が遅くなって
大変申し訳ありません。
もう少しお時間をいただきたく思います。
必ず回答致します。
お待ちください。
よろしくお願い致します。
Re: 裏打ちの仕方
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2009/03/24(Tue) 01:08:29
No.668
<
Home
>
引用する
たくやんさん、あらためましてこんにちは。
ご質問をどうもありがとうございます。
また
回答が遅くなりましたこと、
大変申し訳ありませんでした。
では早速。。。
今回のご質問にある「裏打ち」ですが
お知らせいただいた
9mm parabellum bullet「Living Dying Message」を参考に
話を進めさせていただきます。
また
右利きの方の一般的な構え方
=右足:バスドラム
左足:ハイハット
として話を進めさせていただきます。
この曲に使われている基本的なパターンは
一般的な8ビートと似ていますが、
大きく違うのがハイハットの音です。
叩く内容も音色も違います。
言葉にするならば
「ドッ・チッ・タッ・チッ・・・」
「ドッ・チー・タッ・チー・・・」
となるパターンです。
このパターンを演奏する場合の注意点は
以下の通りとなります。
1:バスドラムとハイハットの音で八分音符を作る。
一般的な8ビートの場合、
ハイハットで
「ヂッチッヂッチッ・・・」
となるように
八分音符を刻みますが、
この曲に使われるような「裏打ち」と聴こえるパターンの場合、
上記の「ヂッ」の部分に
バスドラムの音をきちんと噛み合わせるようにします。
つまり
二つの楽器の音で安定した八分音符になるように演奏することが大切です。
2:ハイハットの音を安定させる。
クローズで叩く場合は
手を中心に音量や音色を安定させることを注意して下さい。
オープンの場合は
左足のコントロールが非常に大事です。
足を動かしてリズムを刻む、という
使い方をするのではなく
ハイハットオープンの音をいつも同じ音になるように
開き具合を調節するための動きとなります。
ハイハットオープンの音が
安定した八分音符の音にきちんと噛み合うように
左足の動きに注意を向けて下さい。
3:バスドラムとスネアドラムの音を中心にパターンを作る。
「裏打ち」と仰っているように
そのドラムパターンを叩く上で
手に対して、
さらにハイハットを叩く手に対して
大きく意識が向かっているように推測されます。
ドラムセットの音は
バスドラムとスネアドラムの音が中心となって
聴こえています。
叩き手側の意志とは
少し異なる場合が多くあります。
ハイハットを叩く手に意識を向かわせる必要は
もちろんありますが、
その時にバスドラムとスネアドラムの音が
意識の薄い、
言葉を悪くすれば「音が出ているだけ、ただ叩いているだけ」
のような音に決してならないようにすることが大切です。
また
ハイハットを左足で動かすことに不慣れな場合、
バスドラム
=右足は始めのうちはとても不安定になりやすくなります。
セッティングやイスの高さなどを工夫することで
演奏がしやすくなることも多くあります。
併せてチェックしてみて下さい。
ドラムセットは
多くの楽器の集合体であり
一つの楽器です。
全ての演奏される楽器の音量バランスを考えて
演奏することを心がけて下さい。
では具体的な練習方法を。
以下、
X=ハイハット(を叩く)、
O=バスドラム
として説明します。
ハイハットのオープン、クローズに対しては
o+
XX
と
o=オープン、
+=クローズ
のマークをハイハットの記号(X)の上に付けて記します。
(出来る限りパソコンでご覧頂くことをお勧め致します。)
パターンを演奏する前に
ハイハットとバスドラムだけで演奏します。
1 2 3 4
XXXXXXXX ・・・
O O O O ・・・
この後
1 2 3 4
X X X X ・・・
O O O O ・・・
と演奏します。
この二つがどちらも
安定した八分音符の連続として聴こえるように演奏して下さい。
特に後に示した方は
1 2 3 4
OXOXOXOX ・・・
と聴こえるようにきちんと噛み合わせるよう
心がけて下さい。
ここで出来上がった八分音符の連続に
スネアドラムの音を組み合わせて下さい。
組み合わせても
八分音符の連続が安定し、
崩れないように注意をして下さい。
ハイハットのオープン、クローズの音を使う場合でも
基本的に八分音符の連続を作り出すことは同じです。
1 2 3 4
+o+o+o+o
XXXXXXXX
O O O O
左足に注意を向けて
オープンとクローズの音がきちんと八分音符に噛み合うように、
そしてバスドラムの音ときちんと重なるように
注意して下さい。
また
ハイハットを叩くタイミングと
左足の動きに注意して
オープン、クローズとしてそれぞれ「一つの音」になるように気をつけて下さい。
「チッ」「チー」となるようにして下さい。
「ズチッ」とか「ジチー」、「チーッジャ」とか、、、
二つの音が混ざったようにならないよう注意して下さい。
この後に
1 2 3 4
+o+o+o+o
X X X X
O O O O
クローズのときは
ハイハットを踏むだけの音になります。
その踏むときに出る音が八分音符になるように気をつけて下さい。
そして
先ほどと同じように
この音にスネアドラムの音を噛み合わせて下さい。
「安定した八分音符の連続」
となることを常に忘れないで下さい。
手に比べ
足はほとんどの人が器用とは言いがたいものです。
さらに
右利きであれば左足の動きは
さらに感覚が遠く感じることと思います。
始めのうちは
左足へ注意を向けることで
他の動きが今までと同じようには動かなくなることが
多くあります。
ゆっくりしたテンポから
確実に積み上げて下さい。
頭の中でパズルを組み立てるような
作業をすることになります。
「勢いで適当に...」
で出来たとしてもそれは一時的なもので、
ステージ本番などの緊張が伴うときには
全く出来なくなるどころか
バンドのアンサンブルまで崩れてしまい、
乱暴な言い方になりますが
「音楽に聴こえない」などということもあります。
このコーナーでも
常に書き記していますが、
一人の練習、バンドでの練習を録音し、
お客さんの耳で「格好良く出来ているか?」を
常に確認しながら練習を積み重ねて下さい。
高校生として
最後のステージが待っていることと思います。
精一杯練習し、
精一杯カッコ付けて下さい!!
また何か疑問質問があればいつでもこちらにいらして下さい。
そして
直接のレッスンであれば
たくやんさんに特化した
より具体的でなアドバイスの提供に繋がります。
是非ご一考ください。
次回のコミュニケーション、楽しみにお待ちしております。
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