こんにちは。さっそくなんですが先日ドラムセットを購入しました。しかしセットは初めてなのでチューニングがいまいちわかりません。特にバスドラがいまいちです。あまりミュートはしたくないので和紙などをちぎってそれをいれてみようとおもいます。タムも同じく苦戦しそうです。なにかこつみたいなものがあれば教えてください。よろしくお願いします!
合原さん、いつも質問をどうもありがとう!
とうとう、ドラムセット購入ですか! 自分だけのセット、というのは、 なかなか手に入れにくいものですから、 嬉しさもひとしおでしょう! どんどん叩く機会を作って自分の音を出していって下さい。 さて、早速質問の件です。 具体的なチューニングについてですが、 スネア、タム、バスドラム、どれであっても、 基本的な方法は、どのドラムでも同じです。 以前の質問/回答の中に、 チューニングについて、 いくつかヒントがありますので、 以下の番号の記事を参考にしてみて下さい。 記事No.62、No.108、No.116 また、 レンタルスタジオなどに置いてあるドラムセットで、 良い音のするものを参考にする、というのも良い方法のひとつです。 気に入った音のするタムやバスドラムなどの、 表と裏のヘッドの張り具合や音程のバランスなどを確め、 単純に真似してみるところから始めて、 微調整をしてみて下さい。 次にバスドラムのミュートですが、 全く無しだと、 コントロールも難しくなってきますので、 音が止まりすぎない程度を探すことになると思います。 まずは、 おっしゃっている通りの方法を試すことを、 是非お勧め致します。 また、 打面のみにミュート、 フロントヘッドのみにミュート、というのも、 是非試してみて下さい。 サスティンの具合がかなり違うことがわかると思います。 どちらが好みに近いか、是非チェックしてみて下さい。 ヘッドの種類によっては、 ミュートとして何かを入れなくても大丈夫なものもあります。 ヘッドメーカー大手のREMOやEVANSなどにもありますので、 これも是非調べてみて下さい。 バスドラムのミュートについては、 以下の番号の記事も参考にしてみて下さい。 記事No.37 では次に、 ドラムセットとしてのチューニングのためのポイントを。。。 まず、 自分のお気に入りの音のするドラムをひとつ、 時間をかけてでもチューニングして作って下さい。 ドラムはタム、バスドラム、スネアなど、どれでも良いですが、 オススメは、 音がはっきりしやすい一番高い音のタム、 もしくは一番低い音のタム/フロアタムです。 そのお気に入りの音を中心として、 自分の好きな音楽や、バンドの音などを考慮し、 タムの音の高低差や、 ビートやフィルインを叩いて見た時の、 ドラム同士、セット内の音の違いやバラつき、混ざる、混ざらないなど、 違和感などがないように、 自分の好みで、 全体のバランスをよく聴きながら作って下さい。 バンドなどで音を出した時に、 メンバーに尋ねたり、 録音などをして確かめるのも良い方法のひとつです。 自分のセットとしての好みがまだはっきりしないと思いますので、 出来るだけそのセットでのプレイの機会を増やし、 音について考える時間を作って下さい。 音の好みは、 自分の成長具合によって必ず変化が表れます。 それを毎回楽しみにするくらいの気持ちで、 じっくりと時間をかけて、 音作りを楽しんで下さい。 「自分自身」の音が出てくる、、、 そんなドラムセットになる様、 「仲良く」付き合い続けて下さい。 |
はじめまして、自分はドラムを始めて1年弱ぐらいの者です。
最初は友達の影響で始めました。しかし、今年の1月に猪俣猛さんの演奏を目の前で聞いて感動してからは、猪俣猛さんのようになりたくて必死で練習しています。 しかし、自分のドラムの音は汚いというか荒いような気がしてなりません。猪俣猛さんは、まず音が綺麗だしフィルインもスムーズです。自分なりに綺麗な音を出すように心がけているのですがなかなかよくなりません。 何かいいアドバイスがあれば教えて下さい。どうぞよろしくお願いします。
ドラム大好き野郎さん、はじめまして。
ご質問、有り難うございます。 では、早速。。。 一般的に綺麗な音、と言われるものは、 澄んだ透明感のある音、 明るく張りのある音、 などがあげられます。 この一般的な綺麗な音は、 チューニングや奏法により出すことの出来るものです。 ただ、 「綺麗」「汚い」などの表現は、 個人差や、その場面により大きく変わることがあり、 音楽の種類によっては、 その「綺麗」と言われる音はふさわしくない音となってしまうこともあります。 ドラムに限らず、楽器を演奏する、ということは、 言葉の代わりに音で自分の言いたいこと、伝えたいことを表現する、ということです。 例えば、 言葉で自分の気持ちを完璧に伝えようとするならば、 多くの言葉の種類、話し方、声の感じ、そして、話したり伝えることに慣れていること、、、 など、色々な事柄が必要となります。 楽器も全く同様で、 自分がイメージしている通りに音を出すためには、 楽器に多く触れ、楽器を知り、 練習を積み重ね、奏法を知り、 いろいろな音を知ることが必要となります。 感動を覚えた猪俣猛さんですが、 キャリアも長く、数え切れないほど多くの経験をお持ちです。 そして、 ありとあらゆるドラムの「言葉」をご存知の方です。 ドラム大好き野郎さんは、 ドラムを始めて一年弱とのことですが、 この「言葉」をもっと知るために、 これからも出来る限り多くドラムに触れて下さい。 ドラムの音を出してみて下さい。 そして、 自分の好きな音は? 嫌いな音は? と、自分の音や他人の音を数多く聴き、 常に「好きな音」を出すことを心掛けることで、 自分独自の「綺麗な音」を手に入れることが出来ます。 いま、 ドラム大好き野郎さんに必要なものは、 ドラムに触れる「時間」、 ドラムに対しての「知識」、 そして、 もっと好きな音を出したい、という「気持ち」です。 決して勢いでプレイをするのではなく、 丁寧なプレイ、丁寧な音を心掛け、練習を積み重ねて下さい。 練習方法など、 細かい質問が見つかれば、いつでもどうぞいらして下さい。 応援しています!! また、 もしよろしければ直接のレッスンも是非ご一考下さい。 最後に、、、 直接見てみないとわかりませんが、 チェックポイントとして。 ・スティックを強く握り気味になっていませんか? ・手足の指先に力が入り気味になっていませんか? ・歯を食いしばっていたり、首周りに力が入っていませんか? 練習時にチェックしてみて下さい!! 次回のコミュニケーションを楽しみにしています。 |
すみません、3度目の登場です。。。
またまた、分からない事が起きてしまいました。。。(>_<)。 友達から質問が来て、色々ネットなどで調べたのですが、 回答できませんでした。。。。。 質問の内容なのですが、 フロア・タムの位置にバッテン印(米印?)と記譜されていて、 この場合は、どのように叩けばいいのか? という事なのですが、 ハイハットで刻むわけではないそうです。。。 3拍裏と4拍裏に入っているそうです。 ご指導宜しくお願い致しますm(_ _)m
こんにちは!知り合いに尋ねて、なんとか解決できました(^O^)。
ご報告まで☆
ジャズミンさん、
こんにちは。 三回目のご登場、とても嬉しく思います。 ありがとうございます! お返事が遅くなってしまいまして、 大変申し訳ありませんでした。 答が見つかった、とのご報告、 ご丁寧にありがとうございます。 ちなみに答はなんだったのでしょうか? もし宜しければお知らせ頂けますと幸いです。 よろしくお願いいたします。 ドラム譜は、 音程、音階のように、 五線譜上での確定した位置が決まっていません。 だいたいの一般的な位置があり、 基本的に、 高い音は上、低い音は下、 その他、 実際に演奏される時の楽器の位置など、 直感的に読みやすいように記されております。 今回のご質問にあった記譜のように特殊な場合は、 音源から聴き取ることや、 その譜面の中の記載を探す、 というほかに、 フルスコアなど指揮者用の譜面や、 バンドスコアなどにある始めの解説文に記されていることが多くあります。 それでも解らない場合は、 その音楽に対して良いと思われる音を、 自分の判断により演奏する、という方法か、 もしくは、 譜面を書いた本人に尋ねる、 という方法になります。 ドラムやパーカッションの譜面は、 大まかな表現で記されているものが多く、 記載の通りに演奏すると、 不格好になるのがほとんどです。 譜面は、 あくまで参考であり、 ヒントです。 そのヒントを入口に、 その音楽に対してベストと思われる楽器や演奏、奏法を、 見つけるように心がけて下さい。 四度目のご登場を、 心より楽しみにお待ちしております! |
自分は今、ツーバスを練習中です。
質問は、キックの練習をする際、注意していることは、まず足裏にヒットした感覚を感じ取ること、そして、足首を支点にして踏むように、かかとで踏むようなニュアンスで、ヒールアップ中心で行っています。足首を使うということは、ヒールダウンも同時に練習したほうがいいのでしょうか?ヒールダウンだと、パワーが全然出なくて戸惑っています(^−^;)ヒールダウンの練習時のポイント等教えて頂けませんでしょうか?因みに自分は、パールのキック練習台を中心に練習しています。自分のセットを持ってはいるのですが、叩く機会は、住居の条件上、週末がほとんどです。 もう一つ質問なんですが、キックのテンポは、大体bpm150の16分ぐらいならなんとか、いけるのですが、本当に気持ちよく、余裕を持って出来るのは、130前後です。。。なかなかテンポをあげるコツがつかめません。余裕のあるテンポで、自分の身体感覚に確かめながら一日に2〜5ずつ上げていくのがベストっていうのは分かっているんですが、何か練習のコツがあれば教えて頂けると幸いです(^−^;)ドラムノートとかを作ったほうがいいのですかね?;
太志さん、ご質問有り難うございます。
大変申し訳ありませんが、 もう少しだけお時間を下さい。 必ずお返事致します。 よろしくお願い致します。
お待ちしております!どうも!
追伸なんですが、自分の練習メニューは、まずbpm100からはじめ、ツーバスのパターンを、16分で踏み続け、5分ごとにbpm5ずつあげていくという方法です。そして130からは、毎日bpm2ずつあげていくように最近しています。しかし、左右の足が意識的にコントロールできるまでは、まだまだ遠い道のりです(^^;)
太志さん、
あらためましてご質問、有り難うございます。 また、 回答が遅れましたこと、大変申し訳ありませんでした。 今回の質問は、 様々な内容が含まれていますので、 長くなりますがご容赦下さい。 では、早速! バスドラムを踏む際には、 思っているよりもいろんな身体の部分を使っています。 足だけではなく、 腹筋、背筋などの上半身も大きく関わってきます。 手の使い方、動かし方によって、 プレイが変わってしまうという経験もあると思います。 そのような理由から、 まずは足自体が自分の思う通りに繊細に反応できるように、 ヒールアップだけではなく、 ヒールダウンの練習もぜひともお勧め致します。 いままで、 ヒールダウンで踏んだことが少ないのであれば、 戸惑うのも当然です。 要は、初心者と同じ、ということですので、 決して焦らずに、 まずは練習を初めてみて下さい。 DRUM FORUMスタッフの市川光一より、 以下のポイントが挙げられています。 ////////// まずセッティングに注意をして下さい。 足首の動く範囲が大きくとれる様にイスの高さとペダルに対する距離を調整してください。 踏むのに力が要らない様にペダルのスプリングはギリギリまで緩めます。 フットボードの上から3分の2位の所に親指の付け根がくる様に足を乗せます。 (足の大きさやペダルの種類にもよるのであくまで目安です。) ポイントはペダルと足が離れない様に! ビーターが打面をヒットしたら押しこまずに力をぬいてリバウンドでビーターが返ってくる様にします。 最初は連打してしまったり、 フットボードと足の動きが合わなかったりするかもしれませんが、 一打一打確認しながらじっくりやってみてください。 少し時間がかかると思いますが、 足とペダルが吸い付く様な感覚が得られれば、 ボリュームなども含め、思い通りにコントロールすることが出来ます。 ////////// 足全体をこわばらせる事無く、 フットボードが下がっていく方向=下に向かって踏むように気をつけて下さい。 どこかに無駄な力が入ると、 足が前に滑ってしまいます。 最初は、 驚くほど物足りなく感じるかもしれませんが、 その練習をした後、 是非、ヒールアップで普通にプレイをしてみて下さい。 自分の足の反応が良くなっていることに気づくと思います。 この反応を確実なものにするためにも、 はじめはゆっくり、そしてじっくりと練習をして下さい。 次にスピード、テンポアップに関してです。 これには二つの大きなポイントがあります。 ・そのスピードに身体が確実に反応しきれているか? ・そのテンポで鳴っている音がきちんと聴き取れているか? スピード、テンポが早いプレイでは、 「勢い」という、 身体の感覚のみを使ってしまうことがあります。 確実なコントロール、 思い通りの音のためには、 上記の二つのポイントが必要不可欠となります。 太志さんが注意している点に、 「足裏にヒットした感覚を感じ取ること」 とあります。 これは非常に重要なポイントですが、 あくまで補助的なもの、と考えて下さい。 やはり、 音がどう出ているか、 音をどう出すか、です。 我々は、 音を伝えるのであって、 身体の感覚を伝えるのではありません。 この点に注意して、 自分の練習で出している音をきちんと聴き、 自分の身体がどう反応しているのかを確かめながら、 練習を積み重ねて下さい。 練習内容については、 現在、太志さんが行っている方法に全く問題はありません。 ただ、上記のことに気をつけると、 はじめは遅くなってしまったように感じるかもしれませんが、 心配はいりません。 焦らずにテンポを落としたところからスタートして下さい。 別の方法として、 手のスピードアップと全く同じですが、 各足、二連打、三連打や、 チェンジアップ(※記事ナンバー[43] )など、 単なる交互連打ではなく、 リズムの変化に富んだ練習をお勧め致します。 また、 左右の各足スタートで、 同じ音がでるように比べてみて下さい。 曲のプレイの時にはどちらかに偏っても問題はないのですが、 練習で左右をバランスよくすることで、 より良い反応を得ることが出来ます。 もうひとつオススメを。 目標となる具体的なテンポ設定や、 コピーしたい曲を決めることをお勧め致します。 到達点を決めることで、 達成感=成功=自信につながります。 そして、また次、、、と欲張って下さい。 また、 おっしゃる通り、 途中経過をきちんと書き留めていくことも、 自分の進歩が目に見えることになりますから、 確実な自信につながります。 これまた、オススメです!! バスドラムをコントロールするためには、 以下の二つのポイントがあります。 ・ヘッドとビーターの距離。 ・ビーターのスピード。 これらをコントロールすることで、 好みの音を出すことが出来ます。 思い通りのコントロールには、 練習量=かけた時間が一番大きく関わってきます。 しっかり、確実に練習を積み重ねて下さい。 応援しています! これだけ長く書いても、 まだまだ説明しきれないところは数多くあります。 是非直接のレッスンもご一考下さい。 質問、疑問は、 いつでもお気軽にお問い合わせ下さい。 直接のメールでも結構です。 次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。 |
| ← | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | → | |
- KENT -
- Antispam Version -