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緊張しすぎて 投稿者:マキです - 2010/02/15(Mon) 19:07:34 No.818    引用する 

初めてバンドを組む事になり、いきなりライブとなりました。(もうすぐです)緊張しすぎて、頭の中が真っ白になり、始めのカウントも出来ず、フィルインも止まってしまいます。緊張を和らげる方法を教えて下さい。宜しくお願い致します。

Re: 緊張しすぎて 投稿者: - 2010/02/18(Thu) 03:22:29 No.821   <Home>  引用する 

マキさん、はじめまして。
質問をどうもありがとうございます。

お気持ち、お察し致します。
なので、早速回答へ!!


確実に緊張をしない方法は、ひとつあります。

「絶対に間違えようが無い、間違えるはずが無い、どうして間違えなければいけないの?」

と言えるような状態まで
練習を含め、本番に向かうまでの環境を整えきることです。

リラックス、とか
自信、とか、、、

良く言われることですが、
これは上記のことが
経験と時間をかけることで
整えられるからこそ出来ることです。


今回頂いた質問の文章からすると、

・初めてのバンド
・いきなりのライブ
・本番までもうすぐ

という状態ですので
「緊張をしないで」というのは
はっきり申し上げますと
「無理」です。



ですから
これから考えるべきことは
その「緊張」と

どうつき合うか?
どう向き合うか?

になります。




では
具体的なアイデアをいくつか。。。

1:曲を始める前やカウントの前など、
しっかりと落ち着くまで間を空ける。

焦って慌てて始めてしまうと
テンポを速めてしまったり、間違えを起こし易くなりがちです。
そこでさらに焦って、、、と
悪循環を生みます。

それならば
深呼吸をする、とか
曲を思い出す、とかの時間をしっかり取って始めた方が
悪循環は起きにくくなりますし、
なにより
多少の間が空いていたとしても
間違えが多くなっている曲を聴くより
間違えの無い曲を聴く方が
お客さんも楽しめるはずですし、
演奏している本人の満足感も確実なものに近づくはずです。



2:メモを貼付ける。

譜面や曲順などは置いたり貼付けたりすることが多くありますが、
それだけではなく
注意するところやミスをしがちなところ、
気をつけるところ、などを
大きな紙に大きな文字で
演奏しながらでも目につくようなところに貼付けてみて下さい。

スネアドラムのヘッドに
大きく書き込むのもプロ、アマ問わず良く行われる方法です。

「テンポ注意!」
「落ち着け!」
「慌てるな!」
「キメ!」
「深呼吸!」
などなど。。。

気になる言葉を
いろんなところに置いておくと
ふとした瞬間に目に入り
落ち着くための役に立つことが多くあります。

プロでも譜面にこういったことを書き込むことは
少なくありません。

さらにその紙は
客席からはほとんど見えることはあり得ません。
これはドラマーの特権の一つ、でもあります!

ベタベタ貼って見て下さい!



3:お気に入りのものを身につける。

今回のライブは衣装も考えていらっしゃることだと思います。
その中のアイテム、アクセサリーや小物などを
お気に入りのものに囲まれるようにする、ということも大切なポイントです。

靴などはドラマーとしてはかなり大きなポイントです。
履き易い、演奏し易いものを必ず選んで下さい。

これを使うと、これを持つと、こうすると、
上手くいく、大丈夫、、、
というアイテムを出来るだけ増やしてみて下さい。

「お守り」「おまじない」の要素を持ったものを身の回りに置く、
と考えて頂けると良いでしょう。

これは
メンタル面の安定を保つために、
どんなプロフェッショナルでも行う行動です。
独自のものを考えてみて下さい。

また、
上記のメモともかぶりますが、
友人、仲間などの応援メッセージなどを貼付けておいたり、
スネアのヘッドに書いてもらったり、なども良いかもしれません。





今回の緊張は
なんとしても乗り切りたいものである、と思います。

ステージの成功のために
手段を選ばず、と考えて
上記の他にもメンバーなどでアイデアを出し合って、
あらゆる方法を試み、本番に臨んで下さい!!



ちなみに、、、
練習を積み重ねることは前提です!
練習なしでは上記のアイデアも意味がありません。
ぎりぎりまで、納得するまで、積み重ねて下さい!!





最後に。。。

緊張するということは
失敗したくない、うまくやりたい
という気持ちからくるものです。

つまりは、
向上心から来るということです。

今回のステージは
次のステージに必ず活きてきます。

次のステージ、
また次のステージ、と
自分自身の上達を楽しみにしていて下さい。

必ず結果は出ます。




新しいドラマーの誕生を
心から嬉しく思います。

いままでに経験したことの無い
「緊張」=「初体験」と共に
目一杯ドキドキして
ステージに向かって下さい!!

応援しています。




また何か困ったこと、分からないこと、
疑問質問などがあればいつでもこちらにいらして下さい。

次回のコミュニケーションを楽しみに待っています。

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