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バズロール
投稿者:
Aiden
- 2009/10/07(Wed) 09:25:28
No.754
引用する
こんにちは!
お世話になっておりますm(_ _)m三度目の質問です;
曲をコピーしていく中で、途中にバズロールが長く入るパートが出てきました。
色々な教本や動画を参考にしましたが、どうしてもコツというか仕組みが分かりません。
是非教えてくださいm(_ _)m
Re: バズロール
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2009/10/14(Wed) 00:39:20
No.755
<
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引用する
Aidenさん、
三度目のご質問、ありがとうございます。
とても嬉しく思います。
また
回答が大変遅くなりましたこと、
申し訳有りませんでした。
では、早速。。。
「バズロール」は別名として、
「クローズドロール」
「プレスロール」
とも呼ばれるもので、
打楽器の演奏上で
音を長く伸ばすためのテクニックの一つです。
スティックが
スネアのヘッドに当たった時に生じる
跳ね返り=リバウンドを利用して叩きます。
綺麗に滑らかに叩くために
一回のショットで
出来るだけ多く、ムラの無い音を得ることが
重要なポイントとなります。
握り方=グリップは
叩き易ければどんな形でも問題はありませんが、
手や指全体を使って握りしめる、のではなく、
指先で挟むように持つことをお勧めします。
叩く瞬間、
リバウンドをしっかりと得るために
「軽く」押し付けることになります。
この時のグリップの強さ=握る強さが
非常に繊細さを必要とします。
緩すぎれば弾み過ぎるし、
キツすぎればすぐ止まってしまいます。
スティックの弾みを殺さぬよう、
出来るだけ長く弾み続けるよう、
叩いた瞬間から
そのスティックを挟んでいる指を
ほんの少しずつ緩めていくようにします。
細かく
長く
バラツキが無いように弾ませ続けることを
心がけて下さい。
人により
関節や筋肉は違います。
独自の力具合、
指の使い方、
スティックの触れ方を探って下さい。
叩いた瞬間から
そのリバウンドを利用し
弾ませ続けるようにすると、
「タタタタタタタタタ・・・」
と、音が、
始めは大きく、
段々小さく細かくなっていきます。
この長く鳴っている音の途中で
次の音を覆いかぶせるようにします。
右手で叩き始めたのであれば
その右手の音が消える前に
左手で叩き始めます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タタタタタタタタタ・・・ タタタタタタタタタ・・・
タタタタタタタタタ・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ではなく、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タタタタタタタタタ・・・ タタタタタタタタタ・・・
タタタタタタタタタ・・・ タタタタタタタタタ・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と
左右の音が重なっていくように叩きます。
このとき、
一点のみで叩くのではなく、
線を描くように、
または円を描くように
スティックを引きずりながら叩くことで
長い音を得易くなる場合があります。
固い場所、滑る場所などが
叩き易く、また弾み易い場所となり、
ドラムの中心よりもリムに近い端の方が
演奏し易くなります。
また
弾み易いところであれば、
始めに叩くときにあまり強く押さえ込みにいかなくても
弾んでくれるため、
より滑らかでムラの無いロールとなります。
上記にもありますが、
「叩き始め〜音の消えかけ」までの間、
出来るだけ音量差の無いようにすることが
スムースで滑らかなロールにするためのポイントとなります。
リバウンドを繊細に扱うためにも、
スティックを握る位置も非常に重要となります。
叩く場所だけでなく、
より弾み易いグリップの位置を探して下さい。
肉体の個人差はもちろん、
スティックの違い、
ほんの5mm〜1cm程度のグリップの位置の違いでも
大きく感触は変わります。
手の甲を上にするジャーマングリップ、
親指を上にするフレンチグリップ、など、、、
グリップの違いでも
身体の使い方は大きく違います。
本人にとって演奏し易く、音が満足のいくものであれば
どんな形でもかまいません。
これも
いろいろなスタイルを試してみることを
大きくお勧め致します。
以下は
曲中などでのコツ、のようなものですが、、、
押し付ける、という叩き方をすることで
どうしても
頭にアクセントが付き気味になってしまいます。
しかも、
八分音符や十六分音符などを叩く時と同様、
右、もしくは左手側にアクセントが偏りがちになり易くなります。
そのため
六連符を叩くようにすることで、
アクセントを左右に振り分けることとなり、
リズムが明確に出ないロングトーンになり易くなります。
また、
三連符や六連符が基本のリズムになっているような曲の場合、
上記と逆に、
十六分音符などにアクセントを振り分けることで
その曲中ではスムースなロールとなって聴こえて来ます。
上手く出来ないテクニックなどは
特に、ですが、
今までの日常生活、またドラムを叩いてきた上でも、
使ったことの無い身体の部位を使うことになる、
ということが多くあります。
また、
個々の肉体の違い
(筋肉の付き方、骨格、指の長さ、神経の繊細差など)により、
叩き方や叩くために使う部位、叩くための感覚などは
人によりかなり大きく変わります。
上手くいったとき、
上手くいかなかったとき。
それぞれが
どう動いたか、
どう動かせば良いか、
どう動かしたらマズいか、、、
をチェックしながら
自分にとってのベストな動き、叩き方を探すことをお勧めします。
教則本やビデオ、
もちろんこのコーナーでの文章も、ですが、
あくまで「ヒント」です。
練習を積み重ね、試行錯誤をする中、
その文章などの中に含まれている「ヒント」となるキーワードを見つけ出すことで、
閃き=出来るきっかけとなり、さらに練習を重ねることで完成、成功、となります。
練習を続ける中で、
上手く進まない、と感じた時には特に、
情報を集め続けて下さい。
例えば、
練習を進める中でも、同じ文章を繰り返し読んでみて下さい。
練習をすれば必ず成長が有ります。
その成長に変化が有れば、閃く場所=気付く場所も変わって来ます。
今まで気付かなかったキーワードが目に入り、
閃きに繋がることは非常に多く有ります。
今回のこの文章の中に
Aidenさんにとって閃きに繋がるところが有れば、
と願うばかりです。
今回のような
個人差がはっきり問われるテクニックなどは
ピンポイントのアドバイスが最も効果的です。
是非一度、
直接のレッスンについてご一考頂けますと幸いです。
また何か疑問質問などありましたら
いつでもこちらにいらして下さい。
次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。
Re: バズロール
投稿者:
Aiden
- 2009/10/16(Fri) 20:17:16
No.757
引用する
えのもと様
お返事が遅くなって申し訳ありません。再びアドバイスを頂けてとても嬉しいです。
ご回答いただいた内容を基にゆっくり確実に感覚を掴めるよう、頑張ろうと思います。
レッスンの方は近いうちにお受けさせていただきたいと思っております。
今はまだ栃木住みの高3なので(^_^;
Re: バズロール
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2009/10/17(Sat) 00:32:09
No.758
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引用する
Aidenさん、
丁寧なお返事をどうもありがとうございます。
回答の文中にも有りますが、
手指の繊細な「独自」の感覚を
ああでもない、こうでもない、、、と
探り続けて下さい。
その中での疑問質問があれば
またいつでもこちらまでいらして下さい。
レッスンの開始が
今から楽しみです。
お待ちしています!
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