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メンテナンス術
投稿者:
中村"NOBU-san"暢晃
- 2006/05/21(Sun) 10:38
No.307
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引用する
スネア、タム、バスドラ、シンバル、ハードウェア、ペダル等々の
メンテナンス術って、知ってる様で、良く知りません。
どういう事をやれば良いのでしょう?
Re: メンテナンス術
投稿者:
DRUM FORUM市川光一
- 2006/05/23(Tue) 02:08
No.308
<
Home
>
引用する
中村"NOBU-san"暢晃さん、こんにちは。
ご質問をありがとうございます。
今回は、
DRUM FORUM市川光一が回答させて頂きます。
よろしくお願い致します。
ドラムという楽器は、
シェルを除いてほとんどが金属製のパーツで構成されています。
演奏時に起きるトラブルの大体が、
この金属パーツ、ハードウェアの不具合からくるものなので、
そこに注意してメンテナンスを行うのが重要なポイントです。
ドラムの振動は、
常にボルト類を緩ませます。
チューニングボルト、
ストレイナー、
タムホルダー、
ペダルのビーター止め、
シェル内側のネジ等々は、
油を差す事によってスムーズな調整はもちろん、
緩みを軽減する事にもなりますので必ず心がけて下さい。
※注意:
ペダルのヒンジやフレームに入ってるベアリング部分には、
絶対に油を差さないで下さい。
ごみやホコリなどが付着しやすくなり、
ベアリングが動かなくなります。
いつも同じ高さや角度で使用していると、
調整箇所にクセが付いて、ガタついたりする事があります。
たまにクラッシュとライドのスタンドを入れ替えたり、
タムホルダーの左右を替えてみたりと、
少し工夫するだけでだいぶ長持ちして使えます。
金属疲労は目に見えません。
違和感を感じたら交換するのが最善の策です。
怪しい所は関係しているパーツも含めて、
丸々取り替える様にしてあげて下さい。
シンバルはサビとの戦いです。
緑青と呼ばれる青いサビがでると、
そこから割れる原因になります。
緑青はクリーナーでもなかなか落とすのが難しいので、
発生する前にしっかりケアしてあげるのが肝心です。
予防策として、
シンバルは人の手垢で錆びるので、
マメに空拭きをする事が大事です。
常にとは言いませんが、
演奏の後にクロスで軽く拭いてあげるだけでもだいぶ違ってきます。
ライターオイルで拭くのもオススメで、
勝手に揮発してくれるので拭き取りも楽です。
空拭きに関してはハードウェアも同様で、
拭いてあげながら各パーツのチェック、
という方法が良いと思います。
シェル本体ですが、
エッジがへこんでしまうとチューニングに支障がでます。
埃がたまりやすいところなので、
綺麗に拭いて、金属シェルならサビに注意して下さい。
あと、仮に破損があった場合、
内容にもよりますが修理が効かないデリケートなものです。
当たり前ですが、運搬、保管等に充分気をつけて下さい。
ここまでは、
「壊れない為」のメンテナンスをお話してきましたが、
経年変化や使い込みによって得られるサウンドも確かに存在します。
求めるサウンドによっては、
あえてメンテナンスをしないというのもひとつの方法です。
ベストは人それぞれ違います。
目安やオススメなど、
迷ったらまた是非相談して下さい。
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