Web Drum Forum
[
トップに戻る
] [
通常表示
] [
留意事項
] [
ワード検索
] [
過去ログ
] [
管理用
]
[ 指定コメント (No.1082) の関連スレッドを表示しています。 ]
ドラムソロについてです
投稿者:
まさや
- 2014/04/11(Fri) 14:40:37
No.1081
引用する
今度の高校の文化祭でドラムソロをやろうと思っています。ドラムには結構関わって来たので、多分大丈夫だとは思いますが、ドラムソロは初めてです。どんなリズムを使えばかっこよく聞こえると思いますか?
Re: ドラムソロについてで...
投稿者:
DRUM FORUM えのもとひろゆき
- 2014/04/17(Thu) 02:09:47
No.1082
引用する
まさやさん、はじめまして。
ご質問をありがとうございます。
また、
回答が大変遅くなりましたこと、申し訳有りませんでした。
では早速。。。
ドラムソロをかっこよく聞こえさせる、とのことですが、
世の中の音源や映像であったり、生のステージであったり、
いわゆる「カッコいい」と言われるドラムソロの
ほとんど全てに共通していることが一つあります。
それは
「乗ることが出来るリズム、ビートがはっきりしている」ということです。
砕いて言うならば、
「手拍子や足踏み、ダンスが出来るようなテンポ、ビート、リズムがしっかり聴こえてくる」
ということになります。
そしてその「カッコいい」と言われるドラムソロは、
難しいテクニックやリズムパターン、フィルインなどの全てを
テンポ、ビート、リズムの中にずれたり歪んだりすること無くしっかり当てはめ噛み合わせて、
聴いている人が気持ちよく乗れるように叩いています。
つまりは、どんなプレイをしていても聴いている側が
「1、2、3、4、、、」
と数えたり感じたり乗り続けることが出来る状態を作っている、ということです。
聴いて楽しもう、としている人の感覚からすると、
この「ノリ」というがはっきりしないものを聴かされると
なんだかわかんないけど凄い、、、という感想になる場合も有りますが、
「カッコいい」というものにはなり難く、聴こえ難い、、、ということが多く有ります。
それでは次に具体的な対策について。。。
曲中で一部ドラムソロになる、ということであれば、
その曲と同じテンポで、
もしくはドラムソロのコーナーがある、ということであれば、
手拍子や踊り易いテンポで、
バスドラムを四分音符で踏み続け、
その「ドンドンドンドン、、、」というリズム、ビートの上で
いろいろなフレーズやフィルインを叩いてみて下さい。
その時に必ず気を付けるべきことは、
そのバスドラムのリズム、ビートが決してよれたり、音量にバラツキが無いようにすることです。
このソロの練習を録音して、
まず自分が乗り続けられる、そして「カッコいい」と思うかどうか、
を確認してみて下さい。
やってみたけど、カッコよくなかった、、、
つまんないと思ったけど、意外とカッコ良く聴こえて来た、、、
など、いろんな感想が浮かんでくることと思います。
そのいろいろ試した中で、
カッコ良く聴こえるものだけを選び出し繋ぎ合わせ組み立てて、
その組み上がったものを「カッコいい」と聴こえるまで練習を積み重ねます。
バンドメンバーに聴いてもらって意見をもらうのもとても良い方法の一つです。
上記のバスドラムを中心とする、というものは一例で、
中心とするリズムやビートを8ビート、16ビートなどとして
フィルインを曲よりも多めにちりばめていく、というのも良い方法です。
気を付けることは全く同じで、「乗り続けさせること」「ノリを維持すること」です。
上にも書きましたが、
世の中にあるいわゆる「カッコいい」と言われるドラムソロの全ては、
必ず考えてあり、練り上げてあり、練習を積み重ねた結果のものであって、
その場の勢いやノリ、テクニックの見せびらかしで出来上がっているものではありません。
ドラムソロは練習を積み重ねなければ決して出来ないものである、
としっかりと理解して下さい。
音源やネット上のドラムソロを多く見て、聴いて、出来る限りたくさんの情報を集めて、
それらを研究し、ヒントやアイデアを掴み、いろんな良いところを真似て、
使えるところは全て使って、自分のドラムソロを組み上げて下さい。
もう一つ大事なことを。。。
お客さんはまさやさんのドラムソロを「見て」います。
それらのたくさんの情報から、「パフォーマンス」もしっかりと掴み取り、研究し、
演奏が決して崩れないように混ぜ合わせて「カッコいい」を増幅させて下さい。
スーパードラマーたちも皆そうして作り上げて来ています。
今回のまさやさんの文章からとても強く明確な自信が見えて来ます。
それを今回のステージではっきりと見せつけて下さい。
そして更なる自信を得て、次のステージに向かうためにも、
情報収集と練習の練り上げを決して怠らないようにして下さい。
若く強いドラマーに出会えたことをとても嬉しく思います。
強く強く応援しています。
今回のバンドでの演奏、そしてドラムソロの成功を願っています。
また何か疑問質問などあれば
いつでもこちらや直接のメールなどにてお気軽にご連絡下さい。
次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。
修正
削除
NO:
PASS:
-
KENT
-
-
Antispam Version
-