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バス 投稿者:Kohki - 2013/11/18(Mon) 01:15:29 No.1023    引用する 

立て続けに質問申し訳ないです><
ですがこれが解決しないとバンドに迷惑かかってしまうので質問しましたお願いします

BPM160ぐらいでバス3連があり全然踏めません
|◎◎◯◎◎◎◯◎|◎◎◯◎◎◎◯◎|

◎=バスドラム
◯=スネア
このフレーズがずっと続きます

シングルペダルで踏みたいのですがどうすれば踏めるようになるでしょうか?

Re: バス 投稿者: - 2013/11/25(Mon) 02:50:38 No.1030   <Home>  引用する 

Kohkiさん、こんにちは。
再びの質問をありがとうございます。

ツインペダルの調子はいかがでしょうか。
自分自身の成長を楽しみに練習を積み重ねて下さい。


さて、回答ですが、
大変遅くなりましたこと申し訳ありませんでした。



では早速。。。

速いテンポのフレーズが叩けない、という時には、
大きく分けて二つの問題があります。

1:そのテンポで叩き続けるための肉体が出来上がっていない。
2:そのテンポで叩いているフレーズがきちんと聴き取れていない。

この二つです。

まずはあらためてKohkiさんが自分自身のプレイを振り返り、
現状がどのようになっているのかを是非チェックしてみて下さい。



では具体的な対策を。

質問して頂いたパターンを以下の条件下で練習します。

・バスドラム、スネアドラムの音量が一定
・踏み損ねなどが無い
・一曲分の時間

これらがきちんと出来る「一番速いテンポ」で練習して下さい。

例えば、テンポ120なら余裕、140なら集中すれば、150なら時々出来る、、、
ということならば、「140」のテンポでの練習をして下さい。

ゆっくりから練習、という言葉を良く耳にすることもあるかと思いますが、
それはパターンなどの仕組みが上手く理解出来ていない場合の練習方法であり、
Kohkiさんの場合は、パターンの理解はすでに出来ているので、
決して「無駄」にゆっくりから練習をする必要がありません。

今現在、一番きちんと速く出来るテンポからスタートして下さい。


そしてこの先からはどうしても時間をかける必要があります。

このコーナーでもよく伝えることですが、
一回の練習につき「一曲分=約3〜5分」を続けるように心がけて下さい。

叩いている間は、自分の叩いている音を良く聴きながら、
音の不安定やミスが無いように集中力を高くして練習をして下さい。

決して無理をせず、その時間を続けられるスタートのテンポを見つけ出して下さい。
もちろんですが、練習中、痛みがあればすぐに休憩して下さい。

テンポを上げるペースは最高でも5ずつが限度、と思って頂けると良いでしょう。


練習を積み重ねていくうちに、ある日必ず160のテンポで出来るようになりますが、
翌日には出来なくなる、ということもあります。
それは練習した日には充分に身体が温まって動くようになっていたから、ということであり、
ライヴの時などであれば緊張などがあることで身体が思うように動かなくなったりもします。

そのためにも160のテンポが余裕で出来るようにしておく必要があり、
出来上りを目指すテンポの設定を5〜10ほど上げたところにしておくことをお勧めします。

ドラムセットでの練習が一番望ましいことは間違いありませんが、
膝を叩き、足で床を鳴らし、きちんと出ている音を聴きながらの練習であれば問題ありません。
一日一回でも良いので、必ず毎日続けての練習を強くお勧めします。


さて次に、
練習を積み重ねる上で効率を上げるためのアイデアの具体例をいくつか。。。

1:ペダルの踏む位置や踏み方を考える。
ペダルのフットボードの前方(バスドラムヘッド寄り)が良いのか、
手前(イス寄り)の方が良いのか。。。
肉体の個人差により速く強く踏み易い位置はどの辺りだろう、と探ってみて下さい。

2:イスの高さやバスドラムとの距離感を考える。
「1」に似ている部分も多くありますが、
これもほんの少しの違いでかなりの効果が上がる場合があります。

3:バスドラムのパターンを考える。
|◎◎◯◎◎◎◯◎|◎◎◯◎◎◎◯◎| ではなく、
|◎◎◯◎X◎◯◎|◎◎◯◎X◎◯◎| (X=休符)
と一部のバスドラムの音を抜くことで三連打の数が減ります。
そのようにしても、バンドでの演奏上に問題が無い場合があります。

また、バスドラムをスネアの位置で抜くこと無く、全て八分音符で踏み続ける、
という方が勢いに乗って演奏し易い場合もあります。
この場合であれば、ツインペダルでの演奏が効果的かもしれません。
是非ともバンド練習の中で試してみて下さい。

4:バスドラムの音量を少し下げる
音数が多い=音量が大きく聴こえる、ということになる場合が多くあります。
バンド全体の音の中でのバランスとして強く速い音が連続で出ていると、
バンドアンサンブルが崩れてうるさく感じてしまう場合があります。
これもバンド練習の中でメンバーと相談しつつ試してみて頂きたいことの一つです。



スピードを上げる、ということは、
世界中のドラマーが必ずぶつかる絶対的な問題です。

自分にとって一番効率の良い方法、練習のし易い方法を探り続け、
時間をかけて練習を積み重ねて下さい。

目指すテンポに向かう時、
「まだまだ先は長い、まだまだ出来てない、、、」
と考えながらの練習ではなく、
「今日はここまで出来た。ここまで進んだ」
と伸びていく過程の方に注意を向けて練習を積み重ねて下さい。


いつでも疑問質問があれば是非ともこちらにいらして下さい。

また、直接のレッスンにより
ピンポイントのアドバイスの提供に繋がります。
是非ともご一考くださいますよう、よろしくお願い致します。

次回のコミュニケーションを楽しみにしてます!

Re: バス 投稿者:Kohki - 2013/12/03(Tue) 18:47:51 No.1037    引用する 

返事遅れて申し訳ないですm(__)m

こんなに具体例たくさんありがとうございます!
参考になります

ずっと遅いテンポでの練習、スタジオでセッティング工夫などを中心にやっています&#9787;
もちろんツインペダルの練習もしっかりやってますよー笑

この度は本当ありがとうございます!ますますドラムが好きになりました!

Re: バス 投稿者: - 2013/12/03(Tue) 22:33:34 No.1039   <Home>  引用する 

Kohkiさん、お返事ありがとうございます。

ハマる、やり易い、面白い、続けられる、、、
といった自分に一番都合の良い形からの練習を積み重ねて下さい。

練習は必ず効果が現れます。

もっともっとドラムを好きになることがこれからたくさんあります。
自分自身に期待をしながら楽しみにしていて下さい。

またいつでもいらして下さい。
楽しみに待っています。

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