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無題 投稿者:諸房 - 2005/11/30(Wed) 20:49 No.192    引用する 

こんばんは!!
自分、ドラムを始めて3年たちました。
最初の1年は左利きでやっていて(この1年間はほぼ意味無し)後半の2年を右利きに変えました。

右手は左手よりも日常では器用ですがドラムでは左手の方が器用で筋肉も左手の方が遥かにあります
ためしに今日左利きでやってみたのですが手が連動してしまい8ビート的なパターンしかできません。が、録音して聴いてみたら右利きよりも左利きでやった方が良いっぽい感じがしました。そこで新しい可能性を探ってみようと思い4ヵ月間左利きで練習していこうかと思うのですが無謀でしょうか?

Re: 無題 投稿者: - 2005/12/03(Sat) 12:13 No.194    引用する 

返信が遅くなり申し訳ありません。

諸房さん、お久しぶりです。
ご質問ありがとうございます。

さて、今回の問題ですが、
諸房さんは、ドラムを叩く時、
『左手の方が力もあり器用』ということを考えると、
左利きセットで練習していく事は、無謀ではないと思います。

左利きにすることによって
今まで右手専攻だった意識が、左手専攻に変わります。
現時点で8ビート的なパターンしかできないのはその為だと思います。
1からやり直すつもりで望まなければいけない点は、デメリットと考えましょう。

その他、注意してほしい点として、
足の筋力のことも考えてください。
セットを逆にすることによって、
バスドラ、ハットも逆になります。
左足の器用さ、筋力は右足に比べてどうでしょうか?

左利きセットに変える前に、
体全体のバランス。音を出したときのバランスなど、
もう一度細かい部分まで見直してみましょう。


次に、
『オープンハンドスタイル』という叩き方をご存知でしょうか?
これは右利きセットを、左利きで叩くというスタイルです。
右利きセットのハットを左手で、スネアを右手で叩くので、
手が交差しない形となります。
タムをまわすときなどは、
いままでの右利きセットと同様に、
右手専攻の叩き方となります。

手は左の方が器用で、足は右の方が器用、という場合、
このスタイルは、試す価値があるかもしれません。


先にも話ましたが、セットを逆に変えることは
再スタートを切るようなデメリットはあります。
ただ今後を考えると、
諸房さんにあったスタイルを、
見つけられる可能性も十分に考えられます。

体のバランス、音のバランスを考えながら試してみて下さい。

もし、途中でまた疑問が生まれたら、
いつでも質問してください。
お待ちしております。

どうも 投稿者:ppp - 2005/11/13(Sun) 01:03 No.181    引用する 

初めまして…pppです。


ドラムの事で質問があります。
私は精神面が未熟で本番や大事な場面
になるとそれなりに練習しているはずなのに
大体良くても自分の普段の6から7割程度の
力しか出せません。

自分のバンドでもまだまだ余裕がなく
普段ではしないようなミスをたまにしてしまいます。
また、よくライブの後筋肉痛になったりします(汗)

どんな状況でも自分が最低限満足できる結果を出すには
ひたすら実戦経験&練習、
意識的な改革のような物が必要だと勝手に思ってるんですが

ライブの時になどにいつものリラックスした自分を
取り戻すような方法はないものでしょうか??

Re: どうも 投稿者: - 2005/11/15(Tue) 23:25 No.183   <Home>  引用する 

ppp さん、初めまして。
ご質問有り難うございます。
また、返信遅れまして申し訳ありません。

では、早速解決策を。。。

ライブを行った時に、
練習の時とは違って、
様々なミスが起こってしまう、とのことですが、
以下の方法を是非試して下さい。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪
それぞれのミスが、
どんな状況、状態で起こったのか、
ライブが終わった時にしっかりと思い出して、
覚えておく、もしくはメモを取って下さい。
(演奏中に考えると、曲のことを忘れていることになります!要注意!!)

そして、
それらの点をきちんと注意し、
「二度と繰り返さない様に」気を配りながら、
バンド練習や個人練習、
そして次のライブを行って下さい。
※どこかに張り紙をしておく、なども良いかもしれません。

技術的なミスであれば、
しっかりと練習を積むことで解決します。

そして結果的には、
たった一つであっても、
解決法や満足感が得られたら、
大成功です。

「○○は出来たけど、●●は今回は注意出来なかった...」
と、出来たことと出来なかったことを認識出来ることが大事です。

これを自分の望むところまで繰り返して下さい。
♪♪♪♪♪♪♪♪


これは非常にシンプルな方法ですが、
かなりの効果が期待できます。

「そんなこと分かってるよ!」とお思いかもしれません。

ライブというのは、
練習とくらべると、
環境的(場所、時間、聴こえ方など)にも大きな違いがあり、
やり直しがきかない、という状況でもあり、
自分が思っているよりも相当な集中力や注意力が要求されます。

まして、
自分だけではなく、
メンバーやお客さんにも満足のいった音を伝えるためには、
なおさら自分の音に対して注意が必要です。

その環境などの違いから、
注意している「つもり」になっている場合が多いと思います。

「つもり」ではなく、
常に「はっきり、しっかり」と意識してプレイすることが、
とても大事です。


また、
リラックス、とおっしゃっていましたが、
「楽にプレイする」とは違います。
これは一歩間違えると「気を抜いたプレイ」につながります。

あくまでリラックスするのは身体であり、
気持ちはいつでも引き締めて演奏に向かうことが大事です。


全ての事柄に注意し、集中し、
まずは自分が満足のいくプレイをするように心掛けて下さい。
それが出来た時の気持ちよさ、満足感を知ることで、
必ず、
グレードアップした「次の自分」を楽しみに出来るようになります。


いまのppp さんは、
ご自分でおっしゃっているように、
ただ単に「未熟」であり、
「まだ...」というだけです。

自分で自分のプレイを認め、
楽しいものと感じられるために、
今、出来ることを少しずつ積み重ね、
いつでも次のプレイにつなげて下さい。

次のライブ、また次のライブ、そしてまた次、、、
と、いつでも自分に期待をし続けて下さい。


次回のコミュニケーション、
もしくは結果報告など、
楽しみに待っています。
是非またいつでもいらして下さい!!

休符 投稿者:グリーン - 2005/10/31(Mon) 00:31 No.174    引用する 

こんばんは。休符のことで質問させてください。自分のドラムを自己分析してみて休符の混じったフレーズが苦手なことにきずきました。例えば16分のタウウタ、ウタタウ、ウタウウや三連のウウタやウタウなどのフレーズです。これらのフレーズは曲のキメなどでよく使われているのでとても苦労しています。どうすれば休符をしっかり意識して演奏出来る様になるのでしょうか?

Re: 休符 投稿者: - 2005/11/03(Thu) 00:03 No.175   <Home>  引用する 

グリーンさん、はじめまして。
ご質問ありがとうございます。

お返事が遅れまして申し訳ありませんでした。


さて早速回答に移らせていただきます。

書き込みから、
既に理解していらっしゃることが伺えますが、
あらためて、
まず始めに「休符」についての説明から…

「休符」とは、
音が出ていない音符であり、
音符と全く同じように、
それぞれにしっかりと音の長さがあります。
違いは音が鳴るか、鳴らないかというだけです。
休符は、単なるタイミングや間合、すき間ではありません。

グリーンさんが例に挙げた、
16分音符の『タウウタ』というフレーズで説明します。

『タウウタ』フレーズを、テンポを落としてみると、
『ターウーウーター』になります。

『ターウッウッター』や『タ・ウ・ウ・タ・』
というように音符を意識したり、
プレイをしていませんか?
フレーズの音符の頭(つまり叩く瞬間)
だけで考えていませんか?

耳は、音が鳴っている時の方が、意識しやすいので
演奏しているとき、休符は点で捕らえがちになります。

音符も休符も、同じ流れの中に同様に流れていて、
その中でドラムを叩くことを意識してください。


では次に練習方法について...
ここでも、
『タウウタ』というフレーズを例に挙げます。

まず、メトロノームを16分音符で鳴らします。
最初は四分音符=40くらいのかなりゆっくりしたテンポで始めます。

これと一緒に『タウウタ』を叩きます。

叩いている音とメトロノームの音を混ぜて考え、
聴こえてくる音が『タピピタ』という、
(※ピ=メトロノームの音)
『連続した16分音符』にきちんと聴こえるように、
叩いている音をコントロールして下さい。

自分の叩いている音とメトロノームの音を、
しっかりと聴き、
頭の中で鳴らすのではなく、
聴こえている音が正しいものかどうかを、
確認することが大事です。

※このときメトロノームは、
叩いている音と同じか、それより小さい音で鳴らして下さい。
大きすぎると、音が混ざりにくくなってしまう上に、
メトロノームに「従う」ことになってしまいます。

これに慣れてきたら、
メトロノームを外し、
メトロノームが鳴っているつもりで同じように叩いて下さい。
その時に叩いている音が、
正しい形に近いものとなります。

テンポを上げても、
同じようにしっかりと確認しながら聴いて創り上げて下さい。
テンポが速い場合、
聴くための集中力、注意力が多く必要となってきますので、
焦らずに確実さを求めるようにしてみて下さい。


また、少々違う方法ですがもう一つ...
音符をアクセント、休符をノーアクセントの音として、
『タウウタ』を『ダタタダ』とし、
きちんと16分音符になるように叩き、
音符の位置の音をしっかりと理解して下さい。

ドラムセットで演奏の場合、
ほとんどがこのアクセント+ノーアクセントの意識を利用して、
それぞれの楽器をコンビネーションさせて叩いています。

あらためて、
自分のプレイがどのような仕組みになっているのかを、
細かく確認し、
休符に感じる位置に叩いている音を、
しっかりと認識し、
音符と感じる音を明確に演奏して下さい。


グリーンさんの場合、
自分のプレイに対して理解が出来ている為、
頭の中では正しく叩いているけれども、
自分の音を無意識に修正して聴いてしまっているのだと思います。
そのため、大変失礼な言い方になりますが、
流れや勢い、キメに対しての強すぎる感情や思い込みなどから、
実際に出ている音が不安定になるのだと思います。

頭で理解するだけでなく、
現実に出ている音を常に確認し、
他人が聴いているのと同じように、
自分の出す音を聴くようにつとめて下さい。

そして、
自分が思う「正しい音」を創り上げて下さい。


私のレッスンでは、
この「自分の音」に対する意識を非常に大事に進めています。
直接のレッスンも是非ご一考下さい。

質問はどんどん受け付けます。
これからもいつでもお気軽にお問い合わせ下さい。

次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしております。

Re: 休符 投稿者:グリーン - 2005/11/07(Mon) 16:00 No.177    引用する 

グリーンです。お礼が遅くなって申し訳ありません。
休符のほうですが現在アドバイスしていただいた方法で練習しているのですが前より休符のあるフレーズを叩くときにちゃんと休符を感じれるようになりました。本当にありがとうございました!

Re: 休符 投稿者: - 2005/11/07(Mon) 22:03 No.179   <Home>  引用する 

今回の回答は、今までで最長でしたので、
読みにくかったかもしれませんが大丈夫でしたか?

早速、結果が表れてきているようで、
とても嬉しく思います。
ご報告、有り難うございます。

練習を続けることで、
プレイに一層の磨きをかけ、
これからの自分を楽しみにしていて下さい!!

次のコミュニケーション、
心待ちにしています。
是非、いつでもご連絡を!!

歌心 投稿者:yui - 2005/10/19(Wed) 16:58 No.163    引用する 

始めまして。前からここの掲示板の事は知っていたんですが、思いきって質問します。

歌心あるドラムってどういう感じのドラムのことを言うんでしょうか?
ジャンルなのかそれとも音、もしくはメロディを引き立てるドラミング?? 自分なりに色々と調べたり聞いたりしたんですが、悩んだあげく答えが見つかりませんでした。
なんかわけわからない質問ですいませんっ。

Re: 歌心 投稿者: - 2005/10/22(Sat) 03:48 No.169   <Home>  引用する 

yuiさん、はじめまして。
ご質問、有り難うございます。
また、以前より御覧いただいていたこと、
とても嬉しく思います。

さて、ご質問の件ですが、
歌心のあるドラム、という言葉には、
以下の二種類の解釈が出来ると思っています。

1.
人が歌うように繊細でなめらかであり、
表現力豊かな演奏であること。

2.
歌=歌詞の内容や、歌手の行う細かい表現をよく聴き、理解し、
それらに繊細、敏感に反応している演奏であること。
(※インスト=楽器のみの演奏の曲の場合は、メロディーへの理解、反応となります。)

少々、固めの言葉で書きましたが、
もう少し噛み砕くと、

1.=自分自身が歌を歌うような演奏。
2.=曲を豊かにする為の演奏。
...となります。

このように、
解釈は他にもあるかもしれませんが、
どちらにしても、
演奏力(表現力、技術力)のある人=上手い人の演奏へ向けた言葉となります。


ちなみに、
私はこの「歌心」という表現は、
使ったことがありませんし、
今後も使うことは無いと思います。

理由としては、
あまりにも意味や解釈が広くなってしまい、
「なんとなく褒めている」というぼやけた感覚となり、
伝えたいポイントが定まらないからです。


音楽を言葉で表現する、ということは、
とても難しいことである、と同時に、
とても面白く、楽しいものである、と私は考えています。

yuiさんも、
大好きな音楽や演奏を、
是非ご自分独自の表現で楽しんでみてはいかがでしょうか?

今まで触れていた音楽も、
きっと聴こえ方が広がってくることと思います。

そして、その表現を是非また、
こちらに書き込んで頂けたら、とても嬉しく思います。


また、これからもどんどん質問をして下さい。
次回のコミュニケーションを心待ちにしています。

Re: 歌心 投稿者:yui - 2005/10/22(Sat) 19:21 No.170    引用する 

ありがとうございますっ!

音楽を言葉で表現する事はすごく難しいですよね。その逆に言葉で伝えられないものを音楽で伝えられる、それもまた楽しいことですね。

実はなんで歌心のことを聞いたかといいますと、あるライブを見に行ったとき、ドラムの演奏が歌って聞こえたんです。ドラムだけでもすべてが伝わってきちゃう感じで・・。すごく感動しました。
私もこんなに感情表現できるドラマーになりたいと思いました。
そのあと、音楽雑誌に「歌心あるドラマー」と言う言葉を見つけたんです。それから気になってって感じです。

ドラムはリズム楽器だけど、これもまた言葉にするのは難しいですけど、それだけじゃないんだなって思いました。改めてドラムが好きになりました。

これからも質問があったらお願いしますっ☆
いま自分独自の表現を研究中です。ん、ん。難しい。


Re: 歌心 投稿者: - 2005/10/23(Sun) 03:08 No.171   <Home>  引用する 

「言葉で伝えられないものを音楽で伝えられる...」

正にその通りだと思います。
とても素敵な言葉を頂きました。
有り難うございます。

これからも楽しんで、
頭をひねっていきましょう、お互いに。

是非これからも何度でもいらして下さい。

また、もしよろしければ、
直接のレッスンもご一考下さい。

楽しみにお待ちしております。

はじめまして! 投稿者:たつ - 2005/10/17(Mon) 17:30 No.162    引用する 

はじめまして、たつです。

レコーディングでのクリックの質問なんですが、僕はよくクリックからずれてしまうことがよくあります。でも個人練のときに、録音して聞いたらちゃんとクリックに合わせて叩けているんですが、何故かレコーディングのときはずれてしまうんです・・。

どうしたら改善できますか?あとなにかいい練習法があれば教えてください!よろしくお願いします。

Re: はじめまして! 投稿者:midas - 2005/10/20(Thu) 01:10 No.164    引用する 

はじめまして。僕はベーシストです。
Drumforumの運営陣ではありませんが、
ドラマー以外の視点から個人的な意見を述べさせてください。

クリックからずれる原因
1.自分がずれる
2.他の演奏者のズレで巻きぞいを食う
3.クリック以外の部分での他者との曲に対する解釈の違い(ハネルかハネナイ、ツッコムかツッコマナイか等)に耐えられなくなる。

など様々なレベルでの原因があるように思います。
個人練習で問題がないのなら、2か3が原因でしょうか。

まず自分で解決できること

1.自分がずれない
2.他人の巻きぞいを食わない。ひどい状況の場合『ドラムだけ先にレコーディングさせてください』ぐらいでも構わないと個人的には思います。人間関係には責任持ちません(笑)。
3.他の演奏者と曲についての解釈、自分の要望、他の演奏者の要望を照らし合わせる。

3は相性悪いと案外難しいですよね。もはやウマイとかヘタの次元とかクリックがどうのだけでは解決しないような気もします。すんなり解決するのが必ずしも音楽的に良いとも限らないかな〜みたいな気もするし。

そもそも

4.「その音楽」に対してクリックが絶対的なモノなのか?って話なんですが。

あと以前Drumforumで『テンポが遅く聴こえるときがある』という投稿がありましたが、レコーディングでのクリックは家でデモ作っているのと同じテンポなのに「遅く」感じることがあります。ライブで同期モノを使うときも然り。

そんなこんなで、やはり「脈拍」説を押します(笑)。

Re: はじめまして! 投稿者: - 2005/10/20(Thu) 01:26 No.165   <Home>  引用する 

midas氏、有り難うございます。
貴重なご意見に大きく感謝を致します。
彼は私えのもとが最も信頼するベーシストの一人です。

この下に、DRUM FORUMからの回答をさせて頂きます。
重複する点も多々ありますが、是非ご覧下さい。

Re: はじめまして! 投稿者: - 2005/10/20(Thu) 01:40 No.167   <Home>  引用する 

たつさん、はじめまして。
書き込みありがとうございます。

DRUM FORUMの菊嶋です。
早速ですが、回答に移らせていただきます。
上記のmidasさんの返信と、重複するところもありますが、
ご了承ください。


レコーディングの時にクリックとずれてしまう原因は、
いくつか考えられます。

まず、メンタル的な問題ですが、
レコーディングという状況において、
意気込みすぎたり、興奮しすぎたり、緊張したりしていませんか?

たにさんの場合、
練習時にはクリックと合わせられる、
とのことですので、クリックに合わせる能力が、
どの程度かは文章では判断が難しいですが、
すでに備わっているように思えます。

個人練習も、レコーディングも、ステージ上でも
“ドラムを叩く”という状況に変わりはありません。
どんな状況でも『同じ』なのです。

常に『きちんと叩く(音を出す)』をいうことをしっかりと意識して、
落ち着いて、自信を持って叩いてください。

クリック音に対して、構えて(狙って)合わせるのではなく
一緒に演奏してるような気持ちで、
クリックも楽器の音だと思って、
リラックスしてドラムを叩いてみましょう。

また、レコーディング時は、
多人数で同じクリックを聞いて演奏する場合があります。
誰かがクリックからずれてしまった時などに、
『ずれた演奏につられてしまう』
ということも原因として考えられます。



一番大切なことは、
しっかりと、自分が叩いている音符を理解できているかどうか?
ということです。

たとえば、クリック音を4分音符で鳴らしても、
その4分音符の間には、8分音符、16分音符・・・
様々な音符が鳴っていなくても存在します。

それぞれの音符の流れをしっかりと意識して、
理解し、演奏することが大切です。

さて、最後に練習法ですが、
まず、4分音符でクリックを鳴らし、8ビートを叩いてください。
しばらく叩きながら、しっかりとハイハットの8分音符を意識してください。
その後、クリック音は4分音符のままで、
8分音符の裏拍として鳴らし(聴き)ます。

ピッピッピッピッ 鳴っていたものを ッピッピッピッピ
となるようにずらします。

これで同じビートを叩いてください。
どうでしょうか、きちんと叩けますか?
無意識のうちに、裏拍がおろそかになっていませんか?

しっかりと音符の流れを確認しながら、
表、裏の両方の8分音符を丁寧に叩いてください。

表拍あっての裏拍ですので、
裏拍でクリックを鳴らすときは、
逆に表もきちんと意識してください。

この練習法の発展系として、
8分音符で鳴らして、16分音符の裏拍(16分の2拍目と4拍目)を意識する方法。
4分で鳴らして、3連符の2拍目、4拍目を意識する方法もあります。


この練習は、時間をかけて、
丁寧に確認しながら練習することが大切です。
しっかりと意識をしながら
演奏することができるようになれば、
クリックに合わせることは、決して困難なことではなくなります。

頑張ってください。

Re: はじめまして! 投稿者: - 2005/10/20(Thu) 01:42 No.168   <Home>  引用する 

私からも少しだけ...

練習のときと、レコーディングのときの違いは何か?
上手くいったときと納得いかないときの違いは?
ということを、
一度しっかりと考え、探ってみて下さい。

環境=スタジオ、時間帯、メンバー
道具=ドラムセット、ヘッドフォン、メトロノームの種類
そして、自分自身の身体や気持ちの調子、など...

きっといろいろなことに気づくはずです。
そしてその違いが、
上手くいく、いかないにどう影響しているかを考え、
その都度、対処して下さい。


最後に、、、
クリックは、あくまで曲を一定のテンポの中に納め、
聴きやすく、演奏しやすくするための目安であり、
絶対的なものではありません。

結果として創られるのは、「気持ちのよい音楽」である、
ということを決して忘れないで下さい。

くだけた言葉で言えば、、、
「カッコ良ければ、何でもいい!」んです。

クリック無しではしっかり叩けない、ではなく、
クリックに合わせようと思ったら、
いつでも合わせられるドラマーになって下さい。


これからもどんどん質問して下さい。
次回のコミュニケーションを楽しみにお待ちしてます。

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