もしよろしければアドバイスしてもらえないでしょうか?
テンポ120ぐらいの速さのシングルストロークになってくると左手の親指に無意識に力が入ってしまいひとさし指と親指で作る支点がロックされてしまいそれ以上早く叩けなくなってしまいます。おそらスピードが上がると親指がスティックからずれてしまいスティックを落とさないようにするために握りこんでしまっているのだと思います。どうすれば改善できるのでしょうか?どうかよろしくおねがいします。
ヨッシーさん、初めまして。
ご質問をありがとうございます。 今回は、 DRUM FORUM市川光一が回答させて頂きます。 よろしくお願い致します。 今回のご質問の状況から考えますと、 左手を鍛える必要があります。 とは言っても筋力的なトレーニングをするという事では無くて、 左手の「感覚」を鍛えるという事です。 スティックを動かす位の筋力は既に備わっているはずです。 それをどう使うかがわからないので、 むやみに力んでしまうわけです。 それではどうすればいいか? 初めて鉛筆を持つ 、箸を使うといった事と同じです。 誰でもお手本に習って練習したと思います。 そのお手本に当たるのが、 今回のヨッシーさんの場合ですと、 右手になります。 どういう形でどう動いているか、 テンポが速い時はどうなっているか、、、等、 自分の右手を良く観察してください。 当たり前の事と思われるかもしれませんが、 この事を良く理解して練習を進めるのがとても重要な事です。 それから、 親指に力が入ってしまうというのは、 人間の体の構造上、 手首や肘、肩などにも力が入っているという事です。 練習パッドやスネアなど、 セッティングの段階から不自然な姿勢になっていないか、 スティックを持ったときに、 どこかが極度に緊張したりしていないか、 右側と比べてよくチェックしてみてください。 また、 このコーナー「No.155」の書き込みも是非参考にしてみて下さい。 ストロークの練習など、 身体の反応が深く必要とされる練習は、 時間がかかるものが多くあります。 ご不明な点やご質問があれば、 またいつでもいらして下さい。 次回のコミュニケーション、 楽しみにお待ちしております。 |
下に続けると長くなるので、こちらに書きました。
丁寧な書き込みで、解り易かったです。 早速、MYスネアのお手入れでもしようと思います。 ありがとうございましたぁ〜!! |
スネア、タム、バスドラ、シンバル、ハードウェア、ペダル等々の
メンテナンス術って、知ってる様で、良く知りません。 どういう事をやれば良いのでしょう?
中村"NOBU-san"暢晃さん、こんにちは。
ご質問をありがとうございます。 今回は、 DRUM FORUM市川光一が回答させて頂きます。 よろしくお願い致します。 ドラムという楽器は、 シェルを除いてほとんどが金属製のパーツで構成されています。 演奏時に起きるトラブルの大体が、 この金属パーツ、ハードウェアの不具合からくるものなので、 そこに注意してメンテナンスを行うのが重要なポイントです。 ドラムの振動は、 常にボルト類を緩ませます。 チューニングボルト、 ストレイナー、 タムホルダー、 ペダルのビーター止め、 シェル内側のネジ等々は、 油を差す事によってスムーズな調整はもちろん、 緩みを軽減する事にもなりますので必ず心がけて下さい。 ※注意: ペダルのヒンジやフレームに入ってるベアリング部分には、 絶対に油を差さないで下さい。 ごみやホコリなどが付着しやすくなり、 ベアリングが動かなくなります。 いつも同じ高さや角度で使用していると、 調整箇所にクセが付いて、ガタついたりする事があります。 たまにクラッシュとライドのスタンドを入れ替えたり、 タムホルダーの左右を替えてみたりと、 少し工夫するだけでだいぶ長持ちして使えます。 金属疲労は目に見えません。 違和感を感じたら交換するのが最善の策です。 怪しい所は関係しているパーツも含めて、 丸々取り替える様にしてあげて下さい。 シンバルはサビとの戦いです。 緑青と呼ばれる青いサビがでると、 そこから割れる原因になります。 緑青はクリーナーでもなかなか落とすのが難しいので、 発生する前にしっかりケアしてあげるのが肝心です。 予防策として、 シンバルは人の手垢で錆びるので、 マメに空拭きをする事が大事です。 常にとは言いませんが、 演奏の後にクロスで軽く拭いてあげるだけでもだいぶ違ってきます。 ライターオイルで拭くのもオススメで、 勝手に揮発してくれるので拭き取りも楽です。 空拭きに関してはハードウェアも同様で、 拭いてあげながら各パーツのチェック、 という方法が良いと思います。 シェル本体ですが、 エッジがへこんでしまうとチューニングに支障がでます。 埃がたまりやすいところなので、 綺麗に拭いて、金属シェルならサビに注意して下さい。 あと、仮に破損があった場合、 内容にもよりますが修理が効かないデリケートなものです。 当たり前ですが、運搬、保管等に充分気をつけて下さい。 ここまでは、 「壊れない為」のメンテナンスをお話してきましたが、 経年変化や使い込みによって得られるサウンドも確かに存在します。 求めるサウンドによっては、 あえてメンテナンスをしないというのもひとつの方法です。 ベストは人それぞれ違います。 目安やオススメなど、 迷ったらまた是非相談して下さい。 |
こんばんは!足もとについて質問させてください。
僕は今までヒールアップでペダルのプレートに対して斜めに足を置いていました(かかとがプレートのヒール部分から左にずれています)しかし最近ヒールダウンも使うにようになり今の足の置き方ではペダルのヒール部分にかかとがこないためヒールダウンで踏むことが難しいです。。そこで基本と通りプレートにまっすぐ足を置く踏み方に修正することにしました。しかしいろいろペダルに対しての座り方を試して見たのですがどうしてもしっくりくるすわり方が見つかりませんよろしければ 〇ペダルのプレートの足の置き方 〇膝の角度 〇椅子の座り方 〇椅子に対してペダルをどのようにセッティングすればいいのか 〇椅子の高さの決め方と姿勢について これらの疑問にアドバイスもらえませんでしょうか?よろしくお願いいたします。
レモンさん、
再度のご質問をとても嬉しく思います。 ありがとうございます。 早速ですが、 いくつかあげて頂いた質問に答える前に、 是非チェックして頂きたい項目があります。 それは、 椅子とペダルまでの距離感です。 ※床上での椅子とペダルの直線距離、 座っているところから足先までの距離=椅子の高さ、 そして、ドラムセットへの身体の向き、 この三つを含めた距離感です。 他の言い方にすると、 「身体全体とドラムセットの距離感」です。 この距離感の変化は、 足だけでなく、 手にも表れ、 プレイに大きな変化を及ぼします。 足だけの話をすれば、 近ければ、膝は深く曲がり、 遠ければ、浅い角度で曲がります。 膝だけでなく、 足首にも大きな変化が表れます。 これらの角度が変わることで、 力の伝わり方も、 気持ちの伝わり方も、 相当の変化が表れ、 音にも大きな変化があるということを、 気がつかれるはずです。 是非試してみて下さい。 そしてあらためて、 レモンさんが今までチェックしたことを、 再チェックしてみて下さい。 細部にわたり、 チェックポイントを置くことが出来る方ですから、 必ず良いポジションが見つかると思います。 ドラムセットは、 ご存知の通り、 両手両足全てを使って演奏する楽器です。 集中的に一部のことだけを気にして、 決めていってしまうと、 その他の部位のバランスが悪くなることがあります。 必ず、 全体のバランスを考えながら、 楽器や身体の向きなども含めた、 セッティングを気にしながら調整を進めて下さい。 最後にもうひとつ。。。 ヒールダウンの場合は特に、ですが、 肉体=足首を動かす、ということに、 集中しないように気をつけて下さい。 足首を動かす ↓ プレートが動く ↓ ビーターが動く ↓ ヘッドに当たる ↓ 音が出る という仕組みで、 バスドラムの音は出ています。 決して足の動きや動かし方だけに注目をせず、 出ている音がどうなっているのか、 どうしたいのか、を、 注意して下さい。 乱暴な言い方ですが、 どんな踏み方であっても、 自分の気に入った音であれば、 問題はありません。 自分の好きなスタイル、音を、 求め続けて下さい。 再度のご質問、 心よりお待ちしております。 また、 目の前で見せて頂くことが、 レモンさん独自のプレイのために、 ベストなアドバイスが出来ること、と思っております。 もしよろしければ、 直接のレッスンもご一考下さい。 よろしくお願い致します。 |
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